【浅丘ルリ子】偉大な功績を残した女優!事実婚だった小林旭や元夫・石坂浩二について
2021年4月17日 更新

【浅丘ルリ子】偉大な功績を残した女優!事実婚だった小林旭や元夫・石坂浩二について

映画『男はつらいよ』でリリー役を演じ、永遠のヒロインとして多くのミドルエッジ世代の記憶に残っているであろう浅丘ルリ子さん。今回の記事では、そんな彼女のご活躍ぶりを振り返っていきたいと思います。小林旭さんとの関係性や元夫・石坂浩二さんとのことについてもリサーチしています。

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永遠のヒロイン・浅丘ルリ子さん

本名  :浅井信子さん
生年月日:1940年7月2日
出生地 :満州国
身長  :156㎝
血液型 :A型
職業  :女優
活動期間:1954年~

浅丘ルリ子さんの来歴

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E6%BA%80%E5%B7%9E%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8D%E7%BD%AE.png (2271494)

1940年に、四人姉妹の次女として満州国で生を受けた浅丘ルリ子さん。父親は満州国経済部大臣の秘書を務め、1943年には軍属としてタイのバンコクに移り住んでいます。
終戦後、一家はバンバートン抑留所に強制収容されてしまいますが、翌年1946年には引き揚げが始まり、無事に帰国を果たしました。しばらくは千葉県・館山の引き揚げ寮で暮らしていたようですが、浅丘ルリ子さんが小学三年生になるころには、父親は代議士秘書となって借家暮らしになります。

1954年、地元の公立中学に通っていた浅丘ルリ子さんは、北条誠さんの小説『緑はるかに』を映画化するにあたり、そのヒロイン・ルリコ役を募集していることを知ります。ご両親の賛成のもと、面接に応募すると、約3000名もの応募者の中からルリコ役に選ばれました。
晴れて銀幕デビューを飾った浅丘ルリ子さん。当時は世間の女性たちの間でも”ルリコカット”と呼ばれるヘアースタイルが流行して、彼女は大きな瞳をした美少女として脚光を浴びることになります。
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%95%E9%99%BD%E3%81%AE%E4%B8%98-MEG-CD-%E7%9F%B3%E5%8E%9F-%E8%A3%95%E6%AC%A1%E9%83%8E%EF%BC%8F%E6%B5%85%E4%B8%98-%E3%83%AB%E3%83%AA%E5%AD%90/dp/B006STMSAW/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E5%A4%95%E9%99%BD%E3%81%AE%E4%B8%98+CD&qid=1617874373&sr=8-1 (2271498)

それ以降、日活の看板女優として活躍し、数々のアクション映画にヒロイン役として出演。1964年には石原裕次郎さんとのデュエット曲『夕陽の丘』を発売して歌手デビューも果たしました。
デビューしてから順調な芸能生活を送っているように見えますが、女優仲間である佐久間良子さんが主演を務めた映画『五番町夕霧楼』を観て、浅丘ルリ子さんは大きなショックを受けたそうです。

ヒロイン役には恵まれるも、そのことに何も疑問に感じることがなかった浅丘ルリ子さん。女性として映画の主人公を堂々と演じた佐久間良子さんを羨ましく思うようになったのだとか。自分のキャリアを大切にしたいと考えるようになった彼女は、日活との契約更改で他社映画への出演を認めてほしいと直談判されました。
会社が用意した映画『肉体の門』『慈悲十年』『人生劇場』への出演を断り、自らの企画を持ち込むように。女優として自己主張するようになり、出演ペースは落ちるものの、浅丘ルリ子さんは男性スターの彩り敵な存在から脱皮していきます。

1966年には日活との専属契約を解消し、石原プロに入社しました。この時期は女優としてだけではなく、歌手として、映画の主題歌などを中心に多くのシングルレコードを発売されています。
1969年に発売したレコード『愛の化石』はヒットを記録しました。
しかし、1972年に石原プロが劇場用映画事業から撤退したことに伴ない、浅丘ルリ子さんは石原プロを退社されています。
その後も着実に女優としてキャリアを重ね、現在では150作品を超える映画に出演されています。
映画『男はつらいよ』では、クラブ歌手のリリー役を演じたことも浅丘ルリ子さんの代表作品として有名ですよね。マドンナとして、シリーズ最多の4回の出演を果たしました。
1980年以降は舞台中心の活動をするようになり、活躍の場をシフトしています。
2014年発表の『オールタイム・ベスト』では日本映画男優・女優部門で、日本女優の4位にランクインされました。

浅丘ルリ子さんの男性遍歴

歌手・小林旭さんとの事実婚

浅丘ルリ子さんは女性として全盛期を迎えた1960年頃、芸能界の超大物スター・小林旭さんと事実婚にありました。お二人の仲はかなりラブラブだったご様子で、結婚も間近だとウワサされていたほどです。
しかし、小林旭さんが浅丘ルリ子さんのご両親に挨拶に行ったときのトラブルで、お二人の関係は終わりを告げることに。浅丘ルリ子さんの父親から、小林旭さんははどこの馬の骨か分からんやつに娘をやれないと言われてしまったのだそうです。
ご両親の意向でお二人は離別。しかし、この一件で浅丘ルリ子さんの生活はかなり荒んでしまったそうです。その後、石原裕太郎さんに励まされ、持ち前の根性で再起を果たしたといいます。

そんな元恋人だったお二人ですが、2014年にはデュエット曲『いとしいとしというこころ』を発表して世間を驚かせました。波長や呼吸のあったお二人の歌声は、多くのミドルエッジ世代に支持されたようですね。
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