北海道登別温泉には鬼がぶち上げる花火がある
時が過ぎるのは早いもので、世間にはそろそろ夏の情報も出始める今日この頃。夏のエンタメといえば、花火を思い浮かべる人もいらっしゃるかと思います。そこで、民俗コネタ的にオススメ花火をば。
場所は北海道登別
場所は北海道。登別。登別といえば、「登別カルルス温泉(の入浴剤)や「のぼりべつクマ牧場」が有名ですが、あえての花火。そういや、「カルルス」って何だろう?
その前に…。
登別(のぼりべつ)の語源は「ヌプルペッ(日本語で「白く濁った川・色の濃い川」)」という意味のアイヌ語と言われております。登別国際観光コンベンション協会さんのサイトには「弘化2年(1845年)には北海道の名付け親でもある松浦武四郎も登別温泉を訪れ、その魅力を綴っています。当時はまだ道らしきものもありませんでしたが、後に安政4年(1857年)からは近江商人の岡田半兵衛が道路を開削。後には湯治の祖と呼ばれる滝本金蔵が温泉宿を建て、新しい道(現在の道筋)を整備し、現在の基礎を築きました」と紹介されておりますので、当初から温泉(湯治)の場所として認知されていたことが伺えます。
そんな登別温泉は同協会によると
その前に…。
登別(のぼりべつ)の語源は「ヌプルペッ(日本語で「白く濁った川・色の濃い川」)」という意味のアイヌ語と言われております。登別国際観光コンベンション協会さんのサイトには「弘化2年(1845年)には北海道の名付け親でもある松浦武四郎も登別温泉を訪れ、その魅力を綴っています。当時はまだ道らしきものもありませんでしたが、後に安政4年(1857年)からは近江商人の岡田半兵衛が道路を開削。後には湯治の祖と呼ばれる滝本金蔵が温泉宿を建て、新しい道(現在の道筋)を整備し、現在の基礎を築きました」と紹介されておりますので、当初から温泉(湯治)の場所として認知されていたことが伺えます。
そんな登別温泉は同協会によると
自然湧出量1日1万トン、源泉温度45℃~90℃の高温、そしてなんといって9種類ものバラエティ豊かな泉質が魅力です。これは世界的にも珍しく「温泉のデパート」と呼ばれるほど。古くは湯治場として病気、怪我の療養に利用され、近年では健康な人が心身のリフレッシュや積極的な健康づくりに温泉を利用するなど温泉の効能が見直されています。
とのこと。
登別温泉地獄まつり
さて、そんな登別。実は鬼だらけな街だったりもしまして、毎年8月最後の土日に「登別温泉地獄まつり」というお祭りが行われます。年に一度地獄谷の"地獄の釜のふた"が開き閻魔大王が赤鬼、青鬼などを引き連れて温泉街に現れるらしいです。鬼みこしやら鬼踊りやらエンマ大王からくり山車やらと、街中が鬼一色になります。なんで鬼かと言うと、地獄谷に棲むと言われる伝説の存在「湯鬼神(ゆきじん)」を地域の方がまちおこしに活かしたからです。
その8月に先駆けて6月。鬼たちが別のアクションを起こしております。それが花火なんです。その名も「地獄の谷の鬼花火」。
今年で13回目の花火なので、江戸時代から続く隅田川花火に比べたらまだ生まれたての花火か?と思われるかもしれませんが、鬼が花火を打ち上げるというスタイルはインスタ映えする気がしないでもない、そんな花火です。とはいえ、美しさを見せる花火という訳ではなく、皆様の厄を集めて、展望台の階段に湯鬼神が並んで、手筒花火を持ちながらブシューっと打ち上げることで厄を焼いちゃうもの。美しさより迫力を求めたい方にはオススメです。
この鬼花火、2018年は6月1日から。7月末までの間に観光客や地域住民に手筒花火による迫力ある演出を披露するそうですので、ぜひ☆
ちょっと前のですが、動画はコチラ↓
その8月に先駆けて6月。鬼たちが別のアクションを起こしております。それが花火なんです。その名も「地獄の谷の鬼花火」。
今年で13回目の花火なので、江戸時代から続く隅田川花火に比べたらまだ生まれたての花火か?と思われるかもしれませんが、鬼が花火を打ち上げるというスタイルはインスタ映えする気がしないでもない、そんな花火です。とはいえ、美しさを見せる花火という訳ではなく、皆様の厄を集めて、展望台の階段に湯鬼神が並んで、手筒花火を持ちながらブシューっと打ち上げることで厄を焼いちゃうもの。美しさより迫力を求めたい方にはオススメです。
この鬼花火、2018年は6月1日から。7月末までの間に観光客や地域住民に手筒花火による迫力ある演出を披露するそうですので、ぜひ☆
ちょっと前のですが、動画はコチラ↓
登別温泉 湯鬼神イケメンズ!鬼花火
via www.youtube.com
去年の様子を記事で見るならコレ(朝日新聞)↓
厄を焼く 北海道・登別温泉で鬼花火:朝日新聞デジタル
北海道登別市の登別温泉にある地獄谷展望台で2日夜、「地獄の谷の鬼花火」が始まった。湯の守り神「湯鬼神(ゆきじん)」に扮した6人が持つ手筒花火から、次々に数メートルの火炎が噴き出すと、約3500人の温…
最後に。
自分の疑問だった登別カルルス温泉の「カルルス」とは。どうやら、旧オーストリア帝国のカルルスバード(現チェコスロバキア・カルロヴィ・ヴァリ)温泉と泉質が似ているということで「カルルス」温泉になったそうです。まさかのヨーロッパ由来でした…。
自分の疑問だった登別カルルス温泉の「カルルス」とは。どうやら、旧オーストリア帝国のカルルスバード(現チェコスロバキア・カルロヴィ・ヴァリ)温泉と泉質が似ているということで「カルルス」温泉になったそうです。まさかのヨーロッパ由来でした…。
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