ヘプタポーダ
ヘプタポーダはトリトンを倒せば輝く太陽のもとで暮らさせてやると約束されていた。輝く太陽。ヘプタポーダはそれに憧れていた。しかしトリトンと戦ううちに、本当の太陽は空にあるのではなく、自分の心の中に輝いているのだと気づき、ポセイドンを裏切ってトリトンに加勢し、海グモの牢獄から脱出せてやる。海グモの牢獄から脱出するヘプタポーダとトリトンは、レハール率いるゲルペス連隊に出迎えられた。さらにレハールは幻影で半魚人の群れを作り出し、トリトンと戦わせた。幻の軍勢を相手に苦戦するトリトンたち。ヘプタポーダはレハールに倒される。
via tezukaosamu.net
via tezukaosamu.net
ミノータス
北極海の司令官
物語の前半、ピピがミノータスの部下ユニコンにさらわれ、トリトンはアザラシたちと共に救出に向かうのだが、ミノータスの吐く冷気で凍りづけにされ、アザラシたちは全滅する。トリトンはルカーに戦いを制しされ、ピピとともに脱出、その後姿を見せなかったが、最終話直前に現れ弟のマイペスと共に海の墓場でトリトンを襲うが、オリハルコンの件で倒される。
物語の前半、ピピがミノータスの部下ユニコンにさらわれ、トリトンはアザラシたちと共に救出に向かうのだが、ミノータスの吐く冷気で凍りづけにされ、アザラシたちは全滅する。トリトンはルカーに戦いを制しされ、ピピとともに脱出、その後姿を見せなかったが、最終話直前に現れ弟のマイペスと共に海の墓場でトリトンを襲うが、オリハルコンの件で倒される。
via tezukaosamu.net
・ その他の司令官
【南太平洋司令官 ポリペイモス】
トリトンに何度も破れ、マーカスの毒針で処刑される
【インド洋司令官 ブルーダ】
インド洋でトリトンを迎え撃つも敗れる
【地中海司令官 ゴロセノス】
砂を使った攻撃や砂の分身でトリトンを苦しめた。鏡のような大きな盾を使って短剣の輝きを反射してみせたが、最期には砂の分身が洞窟の鍾乳石から滴り落ちる水に触れて固まり、自身は盾を手放したために敗れる…まるでメドゥーサと戦うペルセウスのようですね。
【南極海司令官 マイペス(ミノータスの弟)】
兄ミノータス共にトリトン達を海の墓場にて襲撃するが、ピピが付けたアルコールランプの炎を浴びて敗れる。
トリトンに何度も破れ、マーカスの毒針で処刑される
【インド洋司令官 ブルーダ】
インド洋でトリトンを迎え撃つも敗れる
【地中海司令官 ゴロセノス】
砂を使った攻撃や砂の分身でトリトンを苦しめた。鏡のような大きな盾を使って短剣の輝きを反射してみせたが、最期には砂の分身が洞窟の鍾乳石から滴り落ちる水に触れて固まり、自身は盾を手放したために敗れる…まるでメドゥーサと戦うペルセウスのようですね。
【南極海司令官 マイペス(ミノータスの弟)】
兄ミノータス共にトリトン達を海の墓場にて襲撃するが、ピピが付けたアルコールランプの炎を浴びて敗れる。
衝撃の最終話
苦難の旅の果て、ポセイドン族の本拠地へのりこんだトリトンは衝撃の真実を知る。ポセイドン族はアトランティス人によってポセイドンの神像の人身御供として捧げられた人々の生き残りであった。そして、ポセイドン族に滅ぼされ、わずかに残ったアトランティス人が、ポセイドン族に復讐するための武器であるオリハルコンの短剣を託すために生み出した生物兵器、それがトリトン族だった。ポセイドン族がトリトン族を殺戮してきたのは、あくまでも自らの身を護るためだったのだ。
トリトンは仲間たちに別れを告げ、一人旅立って行った。
~ナレーション~「そしてまた、少年は旅立つ」
~ナレーション~「そしてまた、少年は旅立つ」
この最終話のプロットは、富野が脚本を無視して絵コンテ作成時に独断で盛り込んだものだそうです。
富野氏がどんな思いで盛り込んだものかは測りしれません...が、この話は過去現在未来すべてに通じるものではないでしょうか。
正義か、正義ではないか...
見る角度によって、また理解度によって、これほど不安定なものはない。
私の正義があなたの悪であり、あなたの正義ば私の悪でありえることの怖さや可能性を、思い知らされる作品の一つであると思われます。
これはまさしく、トリトン族とポセイドン族の戦争です。
この物語を最初はトリトン族の側からしか見ていなかった視聴者が、ポセイドン族の悲しい事情を知らされます。その時その視聴者はどの位置に立って見るのでしょう。
私たちの周りにも、大きくても小さくても同じようなことが起こってはいませんか?
そんな時、この物語を心の隅に留めて、角度を変えて物事を見てみるのはどうでしょうか。
そんな後世への意味も含めて、現在にも深く私たちの心に残されたアニメではないでしょうか。
富野氏がどんな思いで盛り込んだものかは測りしれません...が、この話は過去現在未来すべてに通じるものではないでしょうか。
正義か、正義ではないか...
見る角度によって、また理解度によって、これほど不安定なものはない。
私の正義があなたの悪であり、あなたの正義ば私の悪でありえることの怖さや可能性を、思い知らされる作品の一つであると思われます。
これはまさしく、トリトン族とポセイドン族の戦争です。
この物語を最初はトリトン族の側からしか見ていなかった視聴者が、ポセイドン族の悲しい事情を知らされます。その時その視聴者はどの位置に立って見るのでしょう。
私たちの周りにも、大きくても小さくても同じようなことが起こってはいませんか?
そんな時、この物語を心の隅に留めて、角度を変えて物事を見てみるのはどうでしょうか。
そんな後世への意味も含めて、現在にも深く私たちの心に残されたアニメではないでしょうか。