製作:角川春樹・石森章太郎(石ノ森章太郎)
原作: 平井和正・石森章太郎
脚本:桂千穂・内藤誠・真崎守
監督:りん・たろう
キャラクターデザイン・原画: 大友克洋
作画監督:野田卓雄
作画監督補佐:富沢和雄
美術監督:椋尾篁
美術:男鹿和雄・窪田忠雄
撮影:八巻磐
スペシャルアニメーション(クライマックスの作画等):金田伊功
音楽制作:角川レコード(販売元:キャニオンレコード)
音響監督:明田川進
玩具&プラモデル制作:バンダイ
効果:佐々木英世・倉橋静男・柴崎憲治
編集:田中修
製作協力:マッドハウス(アニメーション制作)・マジックカプセル
角川春樹事務所作品
実は幻魔大戦はあれで終わりではないのです。。。
・1967年 幻魔大戦(コミック版)
・1971年~1974年、1978年 新幻魔大戦
・1979年~1983年 幻魔大戦(小説版)
・1987年 ハルマゲドン
・1979年~1985年 真幻魔大戦
・1983年~1986年 ハルマゲドンの少女
・2005年 幻魔大戦deep
・2008年 幻魔大戦deepトルテック
と幻魔大戦の世界観を描いているが、だんだんと宗教じみた物語になっていることから、寸評も賛否両論な評価であった。
・
実際の評価はどうだったのでしょうか。
ずいぶん昔に観た映画ですけど、その時代にはとても斬新でした
今でこそこういうアニメはたくさんあるんだけど、この時代にこのストーリーと作画、音楽というすべての構成で中の上という内容はすごいんだと思います。
観て損はない映画です。もう数回は観ましたけど、さすがこのスタッフという感じで引き込まれます。もちろん、今のアニメのような作画やBGMを期待しすぎると残念に感じるかもしれませんけど、少なくともエンディングの
ローズマリー・バトラーの「光の天使」は名曲です。
これがエンドロールになっているだけでもかなりの高評価だと思います。
ぜひ観て欲しい作品の一つです。
幻魔大戦 光の天使 CHILDREN OF THE LIGHT - YouTube
エスパー達の絆が感じられた
石ノ森章太郎の漫画を読んでいるので(小説は未読)、絵柄は全然違うけれど上記タイトルの感想を持ちました。漫画に登場する仲間は丈、ルナ、ベガ、サンボ(映画のソニー)だけですが、丈とルナの友愛とも恋愛とも違う愛情が最後のほうで描かれていたのが予備知識としてありましたから。映画のルナも、漫画のと同じ魅力を感じました。
漫画と絵柄が大きく異なったので今まで避けてきましたが、このたび観て、単発の作品としては満足のいくものでした。
【昭和時代のアニメ映画】テレビCMなどは派手にやってたのに、恐ろしく面白くなかったアニメ映画
当時、「素晴らしい大作ができた!」とばかりに【幻魔大戦】のCMがテレビで流れていた。アニメ雑誌でも、大きくとりあげられていたと思う。
映画館には見に行かなかったが、しばらくしてレンタルで借りて視聴したら・・・・内容にメリハリがなく、ダラダラと物語が進行し、まったく面白くなかった…と記憶している。
原作者は「石森章太郎」、監督は「りんたろう」、キャラデザは「大友克洋」というビッグ揃いであるし、タイトルも「幻魔大戦」だなんて、すごいタイトルだし、CMも多かったし…だから、「さぞや面白いのだろうな!」と期待してた私は、視聴後、とても落胆した。
荻昌弘・映画解説 「幻魔大戦」 - YouTube
twitterでも、話題になっているぐらいですから、記憶の中にしっかりと印象に残る作品だったのでしょうね。
キース・エマーソン氏。ELPでの活躍はもちろんですが、映画『幻魔大戦』の音楽も忘れられません。幻魔大戦の音楽は、日本のプログレファンに大きな影響をもたらしたと思います。あの音楽で初めてプログレに触れた人も多かったはず。主題歌『光の天使』は永遠に輝く名曲です。
— みほこ (@mihoko_to_mihok) April 30, 2016
なにげにテレビつけたら、やたらとエマーソン・レイク&パーマーの、幻魔大戦のやつが流れている。もう頭の中にはデコッパチの東丈や、やたらカッコいいベガとか永井荷風似の幻魔しか浮かんでこない警告ハルマゲドン接近であった。あの映画、カフー倒してハッピーエンドだったが良かったのか、それで。
— うえだ淳 (@magicmonkey1972) May 2, 2016
幻魔大戦…懐かしい、初めて見た映画が幻魔大戦、小学生だったぜ
— 津島里生@政竜本新刊8月発行だよ (@rioriodododo) April 29, 2016
読もうかな
クラブサンデーで公開中!『幻魔大戦 Rebirth』 https://t.co/vfaeWfqPTo #クラブサンデー
幻魔大戦をまとめると・・・。
作画した大友克洋ももちろん、角川春樹を含めて、手がけたスタッフに影響を与えた作品だったようです。
影響を受けたからか、2014年には、早瀬マサト、石ノ森プロによる「幻魔大戦 Rebirth」が続編として絵が描かれ、CRのパチンコ機種にもなっているほど記憶に残る作品になったということでしょう。
SFらしい話の構成と、オカルトじみた雰囲気から話は難しい印象をあたえるかわりに、衝撃的な印象を植え付けることでしょう。
地球規模の次元、空間を超えた壮大なスケール感で描かれた幻魔大戦は、2時間で納まるような話ではないので、映画を見た方の感想は終わりが詰まらなかったという意見が多かったです。