【カルチャー・クラブ】「あの懐かしい曲を聴きたい」に必ず入る彼らを振り返ってみます(バンドエイドもあり)。
2016年4月23日 更新

【カルチャー・クラブ】「あの懐かしい曲を聴きたい」に必ず入る彼らを振り返ってみます(バンドエイドもあり)。

 1982年にデビューしたカルチャー・クラブは、ボーカルのボーイ・ジョージの奇抜なファッションとソウルフルな歌声で80年代のポップ・スターとなりました。「カーマは気まぐれ」「ポイズン・マインド」「ミス・ミー・ブラインド」などのヒット曲…きらびやかな容姿の裏で、その実は、寂しさや虚しさを歌詞に込めたものだった…。第2弾となります。あわせて、うーくんさんの記事もご参考ください。

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ボーイ・ジョージ

ボーイ・ジョージ 10歳

ボーイ・ジョージ 10歳

ボーイ・ジョージ(Boy George) 
1961年6月14日生まれ。
本名はジョージ・アラン・オダウド(George Alan O'Dowd)。
 ボーイ・ジョージは何でメイクをするようになったかという質問にはこう答えている。
「学校にいたとき、まわりは退屈なことばかりだった。自分に注意を向けさせる方法もなかったよ。よっぽど札付きのワルでもない限り、ろくに話を聞いてももらえない。僕は僕なりの自分に注目してもらうやり方だったんだ」。
目立つために女装していたボーイ・ジョージ

目立つために女装していたボーイ・ジョージ

学生時代は注目されるために、メイクをはじめたボーイ。
デビュー前のボーイ。

デビュー前のボーイ。

そのうち、クラブで目立つためにもメイクをしていたボーイ・ジョージですが、デビュー前と後では、化粧の仕方も変わってきます。
 カルチャー・クラブを結成してからの彼の女装は、目立つためというよりも、恋人を自分のもとに繋ぎ止めておくためのものだった。

 恋人だった男の名前は、ジョン・モス。カルチャー・クラブのドラマーである。そして、ジョン・モスはストレートだった(と自分では言っているんだけど、たぶん彼はクロゼットのゲイなんじゃないかな、本当は)。

バンドエイドに参加

 バンド・エイド(Band Aid)はイギリスとアイルランドのロック/ポップス界のスーパースターが集まって結成されたチャリティー・プロジェクト。1984年、エチオピアで起こった飢餓を受け、発起人のボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロにより書かれた「Do They Know It's Christmas?(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)」を12月3日にリリースし、大きな成功を収めた。
 これに触発される形でアメリカではUSAフォー・アフリカが結成され、ライヴエイドなどへとつながる一連の大チャリティー・ブームを巻き起こした。
バンドエイド(80年代)

バンドエイド(80年代)

BAND AID - Do They Know It's Christmas?日本語字幕(1/3) - YouTube

1984年クリスマス時期にNHKで放送されたドキュメンタリーです。 ポール・ヤングが可愛いです:)

BAND AID - Do They Know It's Christmas?日本語字幕(2/3) - YouTube

1984年クリスマス時期にNHKで放送されたドキュメンタリーです。 ボノが歌いながらモゾモゾ動くので、隣のサイモンがチラッと見て笑ってますw

BAND AID - Do They Know It's Christmas?日本語字幕(3/3) - YouTube

1984年クリスマス時期にNHKで放送されたドキュメンタリーです。 ボーイ・ジョージって早口だよね!
 「バンドエイド」のドキュメンタリー動画(3)では、ボーイ・ジョージが、
「不仲の噂を打ち消すチャンスだ」
 と言って、デュラン・デュランのボーカル、サイモン・ル・ボンと肩を組んで歩く場面もありますね。
 当時はやっぱりライバル…という感じで噂されていたけれど、本当はそうでもなかったのかもしれないですね。

Do they Know it's Christmas ~ Band Aid 1984 - YouTube

Do they Know it's Christmas ~ Band Aid 1984 Probably the most important music video to be made in the last 40 years. Just as relevant today as it was 27 year...
バンドエイド「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」

度重なるトラブル~そして復活

 しかし、86年にボーイ・ジョージが麻薬所持で逮捕、カルチャー・クラブも活動を休止しました。
 その後は、ボーイ・ジョージはソロで活動したり、カルチャー・クラブ時代のことを綴った自伝本を発行(ミュージカルにもなった)したりもしていましたが、どちかと言えば、激太りだとか、度重なる逮捕劇などゴシップの方で目立っていたように思います。
 2015年には、見事にスリムになって復活しました!
 
※その辺は、最初にリンクした、うーくんさんの記事をぜひご覧ください。

Boy George - My God (Official Video) - YouTube

New single 'My God' - Out Now Also features Boy George's cover of 'Video Games' by Lana Del Rey http://smarturl.it/bgmygoddl From Boy George's new album "Thi...

[HD] Boy George (Culture Club) - Karma Chameleon - Today Show - YouTube

Boy George (Culture Club) - Karma Chameleon - Today Show DOWNLOAD ITUNES: https://itunes.apple.com/us/album/culture-club-greatest-hits/id714832683
「カーマは気まぐれ」テレビでのライヴ。
 雨降って地かたまる…なんて古いかもしれないのですが、いろんなことがあったけど、今はこうしてテレビでライヴができるほどに復活しています。
 カルチャー・クラブもそうですが、80年代のアーティストについて調べてこうして記事にしていると、やはり低迷期というのはどのバンドもあったりします。それでも、こうやって復活している姿を見ると、なんだか他人事とは思えず「良かったな…」と安堵した気持ちになります。
 時代によって音楽も様相が変わるのは仕方がないことですが、カルチャー・クラブ、ボーイ・ジョージには、今でもポップ・アイコンとして「毒舌」も含めて(割と毒舌家の方のようです)、現役でいてほしい存在です。
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