Jリーグ初期!浦和レッズ悲劇の時代
2016年11月25日 更新

Jリーグ初期!浦和レッズ悲劇の時代

浦和レッズと言えば、日本一の観客動員を誇るサポーターを有し、リーグ戦でも常に優勝争いをする強豪チームとなりましたが、1993年Jリーグ開幕時は「Jリーグのお荷物」と言われるほど最弱チームだった。レッズサポーターにとって屈辱の時代とも言うべき90年代の浦和レッズを振り返ってみましょう。

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今では名監督の道を進んでいる曺貴裁だが、浦和のDFだった1995年頃、どうしてもペナルティエリア内でファールをしてしまい、当時派遣されていたPKO(国連平和維持活動)をもじって、PKO(=PK王)と揶揄されてしまっていた。
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GKシジマール土下座事件

1994年に大宮サッカー場で行われた浦和レッズ対清水戦で、相手のGKシジマール選手が試合終了後にボールをレッズサポーターの目の前のゴールに蹴り込んだのです。

それを見たレッズサポーターが挑発行為と激怒、数人が乱入してシジマール選手を追い掛け回し、
結果シジマール選手が土下座して謝罪すると言う事態にまでなってしまった。
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最大の悲劇!1999年J2に降格、世界一悲しいゴール

90年代最大の浦和レッズの悲劇と言えば、やはり1999年のJ2への降格。
福田正博、小野伸二、岡野雅之などスタープレイヤーを多くそろえ、優勝候補とまで言われていたが、何故かかみ合わずJリーグ最終節で降格が決定。
しかも、90分以内に勝てなければ降格の条件で、延長Vゴール勝ちというドラマチックすぎ悲劇の展開に、スタジアム中が、浦和の街が涙にくれた。

※説明文必須 世界で一番悲しい涙のVゴール The saddest golden goal in the world - YouTube

1999年11月27日 『駒場が泣いた日』ともいわれる 最終戦 浦和レッズvsサンフレッチェ広島 この試合レッズはJ1残留をかけた1戦、レッズは90分以内に勝利すれば残留だったが引き分け、他会場の結果でしだいでは残留だったが願い実らず・・・J2降格が決まってしまった。 延長で勝ったとしても降格が決まっていた......

それでもサポーターは熱かった!

Jリーグのお荷物と言われようと、たとえJ2に降格しようと、常に選手とともに戦い、時には誉め、時には叱咤して、常にスタジアムを満員にさせているサポーターがチームを支えていた。

浦和レッドダイヤモンズ 1993年 チーム・ビデオ ~Go! Reds! Go!~ - YouTube

そして2000年代!常勝軍団に

悲劇の90年代を乗り越え、2000年代は2006年ACL優勝を筆頭に浦和レッズ黄金時代に。その後も、熱きサポーターとともに、世界への階段を登り続けています。

THE KINGS OF CLUBS - URAWA RED DIAMONDS - YouTube

2007年に英国で制作されたTVプログラムで、世界の10大クラブを紹介する番組に浦和レッズが選ばれ現地で放送されたものです。

レッズは優勝するためにいるんだから! - YouTube

以上となります。今の浦和レッズがあるのも、あの悲劇の時代を経てなのでしょうね。
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