6つ目の星
自分の机を離れたこともないという地理学者
7 ここは7つ目の星だよ
6番目の星にいた地理学者の勧めを受けて、王子は7番目の星、
地球へと向かいました。
こんな話を「ぼく」は王子から聞くことになります。
地球へと向かいました。
こんな話を「ぼく」は王子から聞くことになります。
王子とヘビの出会い
via ameblo.jp
王子の知る現実
地球の砂漠に降り立った王子は、まずヘビに出会う。その後、王子は高い火山を見、数千本のバラの群生に出会う。自分の星を愛し、自分の小惑星の火山とバラの花を愛おしく、特別に思っていた王子は、自分の星のものよりずっと高い山、自分の星のバラよりずっとたくさんのバラを見つけて、自分の愛した小惑星、火山、バラはありふれた、つまらないものであったのかと思い、泣く
「井の中の蛙、大海を知らず」という意味合いではないでしょう。
自分の愛してきたものに対する、評価の低さを自分自身が
感じてしまう「現実」に嘆き悲しむのです。
自分の愛してきたものに対する、評価の低さを自分自身が
感じてしまう「現実」に嘆き悲しむのです。
王子とキツネの出会い
via blog.goo.ne.jp
キツネとの会話
泣いている王子は次にキツネと出会うことになります。
悲しさを紛らわせようとキツネに「一緒にあそばない?」と
誘うが、キツネは「仲良くならないと遊べない」と答えます。
悲しさを紛らわせようとキツネに「一緒にあそばない?」と
誘うが、キツネは「仲良くならないと遊べない」と答えます。
キツネによれば、「仲良くなる」とは、あるものを他の同じようなものとは違う特別なものだと考えること、あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、何かを見るにつけそれをよすがに思い出すようになることだという。これを聞いた王子は、いくらほかにたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い精一杯の世話をしたバラはやはり愛おしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。
ここでは多くの大人に対する「示唆」を含んでいるのだと思います。
戦時中のほぼまともな考えを出来なくなってしまっていた多くの大人たち
ことに今まで隣人として仲良く付き合っていた人たちが
「ユダヤ人」だと判るだけで(凄惨な)迫害を受けることに
疑問を感じても表現できなくなっていた彼らに伝える
メッセージだったのではないのでしょうか。
戦時中のほぼまともな考えを出来なくなってしまっていた多くの大人たち
ことに今まで隣人として仲良く付き合っていた人たちが
「ユダヤ人」だと判るだけで(凄惨な)迫害を受けることに
疑問を感じても表現できなくなっていた彼らに伝える
メッセージだったのではないのでしょうか。
王子とキツネとの別れ
キツネの語った大切な言葉
via tbs-blog.com