次にご覧いただくのがこの写真。メンバー紹介で名前が載っていますが、
坂崎幸二(坂崎幸之助)
桜井賢
三宅康夫
高橋志郎
あれ?高見沢はどこに行ったんでしょうか???
今見ていただいたのは、アルフィーの前身にあたるグループ「コンフィデンス」です。実は、高見沢以外の初期メン3人は別のグループ名でレコードデビューしていたんです。当時全員高校生でした。才能のあるミュージシャンはデビューも早いですね!
坂崎が元々志向していたフォーク系の楽曲で占められたアルバムとなっています。ブレイク後の楽曲では高見沢のエレキギターの音にかき消されて何を弾いてるのかよくわからない坂崎のアコースティックギターがここでは大活躍!?
コンフィデンスの名はデビューに際して、株式会社オリジナルコンフィデンス(現オリコン株式会社)、及び同社発行の音楽業界誌と混同の恐れがあるとして、赤坂にあるTBS会館(彼らの原盤権を持つ日音が入居していた)の下にある店の名前と、ドレミファソラシドのシドの両方の意味で「シド」という名前で動き出した。それがいつの間にか「Alfie(アルフィー)」に変わっていたという。
「コンフィデンス」がメンバーチェンジを経て桜井、坂崎、高見沢、三宅の4人体制になり、その4人でデビューするときに「コンフィデンス」という名前に駄目出しがあったために「シド」という名前になり、それがいつの間にか「アルフィー」に変わったそうです。
「幻のメンバー」がいるバンド、グループというのは多いと思いますが、世間的に「3人組」というイメージが定着しているアルフィーにもいたというのは結構意外なのではないでしょうか?ちなみに今回取り上げた三宅康夫ですが、アルフィーのバイオグラフィーからは完全に存在が抹消されており、いなかったことにされています。そのためファンでも彼の存在を知らない人がいるそうです。一体彼らの間に何があったのでしょうか・・・?