ロッタ・クウセラ
クウセラ屋敷の奥様。カトリを気に入ってカトリに教養を付けさせたり刺繍を教えたりと親切にしてくれる。
「牧場の少女カトリ」のここがみどころ!
多くの人々から応援されてはいるけれど、その助けを受けてもいるけれど、最終的には自分の進む道は自分の力で切り拓いていくカトリなのです。
おしんやセーラと一線を画すカトリの、それが特徴だと思うのです。
この作品には、原作者のヌオリワーラと同郷の作曲家シベリウスの楽曲が比較的多く使用されている。交響詩 “ フィンランディア ” をはじめ、組曲 “ 恋人 ” や組曲 “ カレリア ”、また、交響詩集 “ カレワラによる4つの伝説 ” からも場面ごとに合ったフレーズが引用されている。
アベルの愛嬌ある姿には、観ていてついつい笑い声が漏れてしまう。世界名作劇場シリーズ上、1番愛嬌があって1番愛らしい動物かもしれない。
気になる最終回は?
カトリは無事試験に合格し、特待生として学校に入学する事ができました。秋になってカトリが学校に通い始める頃ロシアで革命が起こり、革命政府はフィンランドの独立を認めドイツとの戦争は終わりました。戦争後の混乱が続く冬が過ぎ、春になろうとしていたある日カトリのもとにおじいさんからの手紙が届きました。
その手紙にはお母さんからの手紙も同封されておりいました。内容はドイツのフランクフルトでフィンランドに向けて出発するという手紙を出した直後にチフスにかかってしまって現在はトゥルクの病院に入院しているというものでした。
その手紙にはお母さんからの手紙も同封されておりいました。内容はドイツのフランクフルトでフィンランドに向けて出発するという手紙を出した直後にチフスにかかってしまって現在はトゥルクの病院に入院しているというものでした。
手紙を読んだカトリはいてもたってもいられなくなりすぐにトゥルクの病院へ向かい、6年ぶりにお母さんとの再会を果たします。7月、元気になったお母さんとカトリはおじいさんの家に向かいました。カトリはロッタの屋敷で働きながら中学に行く事になり、その後農村の人達の暮しを鮮やかに描き出す小説家になったのでした。
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牧歌的でゆったりとしたストーリーとかわいいカトリのキャラクターも魅力ですが、独立運動で逮捕されたりレーニンが登場したりといった歴史的背景や、サウナ・カレワラといったフィンランドの文化も丁寧に描写されているので、大人視点で見るのも面白い作品です。
「努力はいつか報われる」というテーマは、現代こそ親子で見たい内容ですね。
「努力はいつか報われる」というテーマは、現代こそ親子で見たい内容ですね。
フルDVDは全12巻です。