「南の虹のルーシー」とは?
『南の虹のルーシー』(みなみのにじのルーシー)は、フジテレビ系列の「世界名作劇場」枠で放送されたテレビアニメ。
原作はフィリス・ピディングトンの『南の虹』(Southern Rainbow)で、放映前は未邦訳であったが、放映開始時より産経新聞発行のリビングブックに邦訳が連載される(一関春枝訳、講談社セシール文庫、1982)。オーストラリア開拓時代、農場を持つことを夢見てイギリスのヨークシャーから、オーストラリアのアデレードへ移住してきた一家の物語である。
南の虹のルーシーOP - YouTube
OPテーマ「虹になりたい」
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南の虹のルーシー 世界名作劇場 森へおいで - YouTube
EDテーマ「森へおいで」
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OP・EDともに数々のヒット曲を手がけた音楽プロデューサー井上鑑の妻であり美人シンガーソングライターのやまがたすみこさんが歌っています。OPはオーストラリアの雄大な風景とやまがたさんの純真無垢で情感豊かな歌声がマッチした名バラードです。EDはうってかわって朗らかでかわいい動物たちの紹介ソングです。
「南の虹のルーシー」のあらすじ
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舞台は1837年の南オーストラリア。自分の農場を持つという夢をかなえるため、広い土地と平和と自由を求めてイギリスからはるばる移住してきたポップル一家。 ポップル家が上陸した場所は南オーストラリアの首都アデレードから10キロほど離れた海岸で、アデレードで住居に住む準備が整うまではとりあえず海岸にテントを張って生活する事になりました。
カンガルーやコアラをはじめさまざまな動物と出会い、苦労の末にアデレードの小さな小屋に住むことになったポップル一家。近所の人々の協力もあって小屋を増築したり井戸を掘ったりして最低限度の生活を確保することができました。
オーストラリアにやって来てちょうど1年、やっと農場を手にするめどがたって売買契約をするというその日、ポップル家を目の敵にする金持ちの実業家ペティウェルさんが契約金以上のお金を払って土地を横取りしてしまいます。雨上がりの空に架かる虹を見ながら一家は再び力を合わせていくことを誓うのでした。
カンガルーやコアラをはじめさまざまな動物と出会い、苦労の末にアデレードの小さな小屋に住むことになったポップル一家。近所の人々の協力もあって小屋を増築したり井戸を掘ったりして最低限度の生活を確保することができました。
オーストラリアにやって来てちょうど1年、やっと農場を手にするめどがたって売買契約をするというその日、ポップル家を目の敵にする金持ちの実業家ペティウェルさんが契約金以上のお金を払って土地を横取りしてしまいます。雨上がりの空に架かる虹を見ながら一家は再び力を合わせていくことを誓うのでした。
via www.dojofilm.it
ポップル家がオーストラリアにやって来て3年の月日が経っても土地を手に入れる事はできず、ケガなどの不運も重なって希望を失った父アーサーはお酒に溺れて働かなくなり、暮らしは貧しくなっていくばかりでした。とうとう食費のために可愛がっていた羊のスノーフレイクも売られてしまい、放心状態でアデレードの町をさまよっていたルーシーが、暴れ馬に跳ね飛ばされてしまいます。
そこを通りかかったお金持ちのプリンストン夫妻がルーシーを助けてくれるのですが、ショックで記憶喪失になっていたルーシーをわが子のように可愛がり、ルーシーを養女にする代わりに開拓していない土地を父アーサーに譲るという提案を持ちかけてくるのでした。
そこを通りかかったお金持ちのプリンストン夫妻がルーシーを助けてくれるのですが、ショックで記憶喪失になっていたルーシーをわが子のように可愛がり、ルーシーを養女にする代わりに開拓していない土地を父アーサーに譲るという提案を持ちかけてくるのでした。
この物語の魅力は、目指す夢にたどり着けずだんだん貧しくなっていく家族という悲しいストーリーをかなりリアルに描いているにもかかわらず悲壮感なくカラッと描かれているという点。唯一出てくる悪人もいわゆる「ご近所トラブル」が元になっている感じで、主人公の父が酒に溺れても家族愛は失われません。
登場人物も多彩で、視聴者がそれぞれ自分に年齢が近い誰かに感情移入できるところも良いです。
登場人物も多彩で、視聴者がそれぞれ自分に年齢が近い誰かに感情移入できるところも良いです。
個性豊かなキャラクター
via s018.radikal.ru
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via haijima-yuki.com
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