大地讃頌を思い出そう!
中学生の娘が合唱コンクールで「大地讃頌」の指揮者になったのを聞いて
「おーっ懐かしい〜!私も歌ったよ〜」と盛り上がり、そんな盛り上がりついでにちょっと調べてみたら…
これは、歌ったことのある人、これから歌う人にも知ってもらいたいなあ〜と思ったことがたくさん!
ちょっと読んでみてくださいね。
まずは大地讃頌とは
「大地讃頌」作詞:大木惇夫 作曲:佐藤眞 合唱:東京混声合唱団
ミドルエッジ世代はもちろん、今の中学校でもまだまだ歌われております。
お子さん、お孫さんもきっと知っている息の長〜い作品。
Amazon.co.jp: 合唱, クロスロード・ツインズ・ハーモニー, 神代中学校合唱団, コロムビア混声合唱団 : あの日教室で歌った 思い出の合唱曲 - ミュージック
「大地讃頌」作品紹介
大地讃頌」(だいちさんしょう)は、1962年(昭和37年)に大木惇夫の作詞で佐藤眞が作曲した「混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』」の終曲。『大地賛頌』と書かれることもあるが誤りである。
作詞:大木惇夫さん 作曲:佐藤真さん
大木惇夫さんプロフィール
大木 惇夫(おおき あつお)
■1895年(明治28年)4月18日-1977年(昭和52年)7月19日)広島県生まれ。
■詩人、翻訳者。作詞家。本名は軍一(ぐんいち)、広島市天満町(現在の西区天満町)出身。太平洋戦争(大東亜戦争)中の戦争詩で有名だが、歌謡曲の作詞や児童文学作品も多い。
■戦後は戦時中の愛国詩などによって非難を浴び、一転して戦争協力者として文壇やマスコミは徹底的に無視され、一部の心ある出版社から作品を出版しながら、校歌の作詞等をしながら生涯を過ごした。
■1961年(昭和36年)には依頼により作成した「鎮魂歌・御霊よ地下に哭くなかれ」の詩碑が故郷である広島市の平和公園に建てられている。
佐藤眞さんプロフィール
■1938年(昭和13年8月24日)茨城県生まれ。
■東京藝術大学音楽学部教授。 東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校校長。東京芸術大学音楽学部教授を2006年に退官。芸大とのかかわりが50年に及んだ唯一の存在。
■下総皖一、池内友次郎に師事。東京藝術大学在学中の作品、「交響曲第1番」が1961年日本音楽コンクール第1位入賞と特別作曲賞を受賞、同年の混声合唱組曲「蔵王」、翌年のカンタータ「土の歌」等で作曲家としてデビューした。
■豊かな音楽性が正統的な優れた作曲技法により息づく作品は力強い。合唱作品はアマチュア合唱団にも広く愛好され、作品も多い。管弦楽作品も力作揃い、「管弦楽のための変奏曲」などがある。ピアノ協奏曲を始めピアノ作品も数多く、子供のための小品もたくさんある。オペラ「犀」をはじめ5作品があり、地方オペラの興隆にも力を注いでいる。
混声合唱のためのカンタータ 土の歌
さて「土の歌」とはどんな内容でしょう?
終曲の「大地讃頌」に至るまで、どんな詩が、曲が紡がれているのでしょうか?