現在も変わらぬ “七色の歌声” 80年代のシンディ・ローパーがとにかく凄かった!
2016年9月20日 更新

現在も変わらぬ “七色の歌声” 80年代のシンディ・ローパーがとにかく凄かった!

『タイム・アフター・タイム』や『トゥルー・カラーズ』など、洋楽を知らない層でも判るほどのヒット曲をいくつも持ち、60代となった現在もバリバリの現役で活動を続けているシンディ・ローパー。 グラミー賞だけでなくエミー賞やトニー賞まで獲得済みの彼女は米国エンターテイナー界でもすっかり大御所の域ですが、若かりし頃の彼女が当時の世間にどんだけのインパクトを与えていたか、ちょっと振り返ってみたいと思います。

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前述のデビューアルバムからのシングルカット第2弾なんですが、今や説明の必要が無いほどの世界的スタンダードナンバーになってしまいました。
1983年のアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』の収録曲で、ローパーとザ・フーターズのロブ・ハイマンが共作した。翌1984年にはシングル・カットされ、全米1位を獲得している。マイルス・デイヴィス等多数のアーティストにカヴァーされるスタンダード・ナンバーとなった。
楽曲の良さは言わずもがな

楽曲の良さは言わずもがな

ミュージックビデオ内で披露されているシンディの演技も良いのです。彼との価値観の違いに傷ついた瞬間の表情や、別れを決めて彼の元を去るまでの名残惜しげな動作など。

この後に続いたシングルも次々とTOP5入り

サードシングル『SHE BOP』

Cyndi Lauper - Cyndi Lauper / She Bop - Amazon.com Music

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4thシングル『All Through The Night』

Cyndi Lauper - All Through The Night - Portrait - Amazon.com Music

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女性アーティストとしてアルバムからトップ5シングルを4曲(『Girls Just Want To Have Fun』 『Time After Time』 『She Bop』 『All Through The Night』)も創出したのは初めてのこと。

とにかく大躍進の一年だったんです

受賞もいろいろ

受賞もいろいろ

1984年のMTVミュージックビデオアワード最優秀女性アーティスト賞や翌年・1985年のグラミー最優秀新人賞を受賞。『ローリングストーン』や『タイム』『ニューズウィーク』『ピープル』など有名雑誌の表紙も次々と飾り、1985年の”マガジンウーマン・オブ・ザ・イヤー” の名を欲しいままにしました。

そしてデビュー2年目

待望の新曲はスピルバーグ映画の主題歌でした

Cyndi Lauper - The Goonies 'R' Good Enough

当初のタイトルは「Good Enough」だけだったようですが、映画のタイアップが決まったところで現在のものになったようです。日本ではさらに毎度おなじみの邦題というやつが付きまして、これが「グーニーズはグッドイナフ」。そのまんまやんけ!ってね。

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落ちこぼれ少年団”グーニーズ”がある日偶然、屋根裏で17世紀の古地図を発見。なんとそれは海賊ウィリーが隠した宝の地図だった!彼らは早速宝探しの大冒険に挑む。「A.I」のスティーブン・スピルバーグとリチャード・ドナーが組んだスペクタクル大ヒット作品。
シンディも出演している映画の予告編さながらのミュージックビデオの存在が、作品のさらなるヒットに拍車をかけたのは間違いないです。

あの歴史的チャリティソングにも参加

ブルース・スプリングスティーンからのパスでも

ブルース・スプリングスティーンからのパスでも

あのしゃがれ声に負けることもなく、素晴らしいシャウトを惜しむことなく披露

U.S.A. For Africa - We Are the World

音楽監督のクインシー・ジョーンズに「アドリブ入れてもいい?」と尋ね、彼を喜ばせたという有名なエピソードも
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