このアルバムはジョン・デンバーのアルバムの中でも傑作中の傑作ではないでしょうか?
このアルバムのおかげで、ロッキー山脈の美しさがわかり、四季の移り変わりの麗しさに心を向けられ、アコースティック・ギターの音色に聞き惚れたものです。こんな素晴らしいアルバムが紙ジャケット版として音質もさらによくなって再登場することになり、感無量です!
John Denver-"Rocky Mountain High"
via www.youtube.com
この年は、NBCの依頼を受けて、第11回冬季五輪のTV放映用のイメージ・ソングを作成しています。
また、カリフォルニア州オレンジのチャップマン・カレッジでのライブを録音した生前唯一のブートレッグ・アルバムが出回っています。
また、カリフォルニア州オレンジのチャップマン・カレッジでのライブを録音した生前唯一のブートレッグ・アルバムが出回っています。
Farewell Andromeda
レコードでは、ポップなA面と内面的なB面からなる1973年発表のアルバム「さらば、アンドロメダ」です。全米第16位となかなかのヒットを記録していますが、このアルバムはカバー・デザインが良いですね。大自然を感じさせ、幻想的でもあります。
精神修養団体「est」に当時のジョン・デンバーは傾倒しており、その影響が色濃く出たアルバムとされています。
サウンド的には、このアルバムから参加したオーケストラ編曲・指揮のリー・ホルドリッジの功績でしょうか、かなりスケール感が増しています。
精神修養団体「est」に当時のジョン・デンバーは傾倒しており、その影響が色濃く出たアルバムとされています。
サウンド的には、このアルバムから参加したオーケストラ編曲・指揮のリー・ホルドリッジの功績でしょうか、かなりスケール感が増しています。
さらば、アンドロメダ
1973年リリース
【収録曲】
1. さすらいのカウボーイ
2. バークレイの女
3. プリーズ・ダディ
4. モンゴメリーの天使
5. 愛の河は流れる
6. カナダの寒い夜
7. ウィスキー・ベイシック・ブルース
8. スウィート・ミザリー
9. ザッカリーとジェニファー
10. ウィ・ドント・リヴ・ヒア・ノー・モア
11. さらば、アンドロメダ
【収録曲】
1. さすらいのカウボーイ
2. バークレイの女
3. プリーズ・ダディ
4. モンゴメリーの天使
5. 愛の河は流れる
6. カナダの寒い夜
7. ウィスキー・ベイシック・ブルース
8. スウィート・ミザリー
9. ザッカリーとジェニファー
10. ウィ・ドント・リヴ・ヒア・ノー・モア
11. さらば、アンドロメダ
厭戦ムード漂うアメリカで大自然の中でのアウトドアライフを夢みたコンセプトアルバム、そんな気がします。トラック2のバークレーウーマンはオートハープの名手ブライアンバウアーズを取り上げたり、のちにメンバーになるアスペンのバンドとセッションしたり、相変わらずジョンの人脈は広い。
I'd Rather Be A Cowboy by John Denver
さすらいのカウボーイ
via www.youtube.com
John Denver's Greatest Hits
1973年にはもう1枚アルバムを発表しています。デビューからの5年間をまとめたベスト・アルバムがそれです。
内容はオリジナル・タイトルにふさわしくまさにGreatest Hitsです。しかし、ただのベスト・アルバムではありません。なんと、11曲中6曲が再録音されているのです。
結果的に本作は世界中で数千万枚を売り尽くす大ベストセラーとなりました。
内容はオリジナル・タイトルにふさわしくまさにGreatest Hitsです。しかし、ただのベスト・アルバムではありません。なんと、11曲中6曲が再録音されているのです。
結果的に本作は世界中で数千万枚を売り尽くす大ベストセラーとなりました。
故郷の詩
1973年リリース
【収録曲】
1. 故郷へかえりたい
2. フォロー・ミー
3. わが故郷アスペン
4. フォー・ベイビー(フォー・ボビー)
5. ライムズ・アンド・リーズンズ
6. 悲しみのジェット・プレーン
7. 鷹と鷲
8. 太陽を背にうけて
9. グッドバイ・アゲイン
10. 詩と祈りと誓い
11. ロッキー・マウンテン・ハイ
【収録曲】
1. 故郷へかえりたい
2. フォロー・ミー
3. わが故郷アスペン
4. フォー・ベイビー(フォー・ボビー)
5. ライムズ・アンド・リーズンズ
6. 悲しみのジェット・プレーン
7. 鷹と鷲
8. 太陽を背にうけて
9. グッドバイ・アゲイン
10. 詩と祈りと誓い
11. ロッキー・マウンテン・ハイ
via www.amazon.co.jp
彼のキャリアの中の最初のGreatest Hitsであり、彼の全盛を極めた時期の作品です。
当時を振り返ると、このアルバムのリリースが彼の人気に拍車を掛けて、決定付けた作品に位置付けられるように思います。
内容的には、この作品は単なるオリジナル・アルバムからのピックアップではなく再録音がメインになっており、完成度も
(好き嫌いはあるかもしれませんが)こちらの方がプロダクションがしっかりしている作品になっているように思います。
この後、ジョン・デンバーは宇宙精神と合致することを目指し徐々に浮世離れしていくように感じられるようになりましたが、宇宙に興味があったのでしょうね、最終選考で落選したもののNASA初の市民宇宙飛行計画の試験を受けたりしています。
音楽活動の方も順調にキャリアを重ねていたのですが、1997年に自身が操縦する飛行機事故によって亡くなってしまいます。53歳でした。
音楽活動の方も順調にキャリアを重ねていたのですが、1997年に自身が操縦する飛行機事故によって亡くなってしまいます。53歳でした。
【収録曲】
1. ロッキー・マウンテン・ハイ
2. マザー・ネイチャーズ・サン
3. パラダイス
4. フォー・ベイビー(フォー・ボビー)
5. ダーシィー・ファロー
6. 囚人たち
7. グッバイ・アゲイン
8. 「四季の組曲」