最終回は、
1982年の「希望の船出(5)」。
ランカーが、「プリンプリン&ランカータウン」という街を、砂漠地帯に完成させる。
しかし、
カセイジンの「予感」によれば、
その街は、もうすぐ消えるらしい・・・。
シドロとモドロが、ミサイルを反対向きに設置したのを知らずに、
ランカーが発射スイッチを入れたのだ。
そのため、
ミサイルは地下で爆発し、その砂漠地帯一帯が、巨大な「アリジゴク」と化した。
そうして、ランカータウンは、その「アリジゴク」に飲まれていく。
その時、何故か?
その光景を崖の上から見ていたプリンプリンに
母からの手紙が届く。
その手紙には、「海に行きなさい。そこには希望という名の船があります。
それに乗って船出をなさい。明るい未来の光の中、おまえの祖国に向って。」
と、書いてあった。
そうして、プリンプリンと仲間達は、旅立っていく。
そして、最終回の台本のアップの映像へ・・・。
これで、「終わり」と思いきや・・・、
なぜか三波豊和さんが「小芝居」をしながら登場。
そして唐突に探し求めていた母からの手紙が届き、また旅立つというエンディング。
結局祖国も両親も何もわからないまま終わり、台本のアップでジ・エンド。
かと思いきや、三波豊和が小芝居をしながら登場させ、人形劇はしばらく休む事を告知させています。
ちなみに三波豊和は三波春夫の息子で、個人的には「お笑いマンガ道場」によく出ていたことや「意地悪ばあさん」の万年くん役が印象に残っています。
1980年代前半には、よくテレビに出演していました。
意地悪ばあさん
高中正義さんとチャンチキおけさ 三波豊和
そして最後は砂漠に沈みかけたランカーの「ランカーは永遠に不滅だ」の一言で幕を閉じます。
続編を作る予定でもあったのか?プリンプリンは旅に出るし、ランカーは不滅だし、続編の期待を持たせながらプリンプリン物語は終わりました。
まとめ
当時子供だったお母さんと一緒に楽しんだお子さんも多かったようです。
探し求めた祖国や両親にも結局会えないまま、中途半端に終わってしまったプリンプリン物語でしたが、そこがまた魅力的な作品ですよね。