糸井氏の広告 名作を保証する気負い!
エンディングまで、泣くんじゃない。
カッコいいポスター
全く古さの感じられないポスターですね~。
今使用されてもなんら遜色がありません。
ポスターの文章では
「約束しよう。熱いけど、さわやかな涙が、
きっと流れる。 童話や神話なんかじゃなくて、
これは、キミ自身みたいなキミが生きてゆく、
愛と勇気と冒険の物語なんだ。
そうしてすごした数週間(数日?数ヶ月?)を、
キミは、オトナになっても忘れない。
すでにオトナのひとには、またちょっと別の
理由もあって、いっそう泣ける。名作って、
そういうものなんだ。
小学生からインテリ(頭の良いオトナ)まで、
「MOTHER」って、そういうR・P・Gなんだ」
素敵ですね~。メイやサツキのお父さんの声
(糸井さん)で脳内再生して味わいましょう。
MOTHERはどうやって出来上がったのか
第1作『MOTHER』は、任天堂が初めてオリジナル作品として
発売した、コマンド選択形式のRPGにあたる作品である。
(中略)
きっかけは糸井が「ドラゴンクエストシリーズ」に熱中、感動し、
何とか自分でもRPGを作れないかと思い立ち、RPGの制作を
決意、任天堂を訪れ(中略)糸井の熱意に折れる形で制作を
決定する。
糸井は1作目『MOTHER』において、自身が好きだった映画
『スタンド・バイ・ミー』へのオマージュから近現代アメリカを
思わせる背景設定を用い、スピルバーグの参加した作品を
数多く鑑賞しゲーム製作へと生かした。
思い出すシーンを抜粋してみます。
作られた時代モノなどより、同時代のアメリカの日常を背景にした映画が
特に記憶にあります。
糸井氏の取り上げたスタンド・バイ・ミーや、グーニーズ、
バックトゥーザフューチャー等、当作品ではそういったアメリカ80年代を
彷彿とさせる斬新なゲームでした。
でも、それだけじゃないんです!!この作品の大きなポイントは、
音楽!
音楽なんです!
作中の音楽の重要性
つたない文章にお付き合いいただければと思います。
MOTHER (マザー) 全曲集 ゲームオリジナル音源 - Mother BGM Medley - YouTube
MOTHERは、初回にして
シリーズ中で一番
音楽が素晴らしいです!
長く愛されるものはそれだけの
理由があります。
まずはご一聴を・・!
この曲が感動的なシーンでかかるとプレイ中は涙を流していた記憶があります。
電子音なのにちっとも冷たさが無い、素晴らしい音楽です。
ファミコンをプレイした世代は特にそうなりがちですが、電子音には現代には無い
愛らしさや切なさがあり、今の時代にも継承してほしいんですよね~。
昔の携帯電話ではMOTHERの電子音を着メロにしたり、本当に好きでした・・・。
第1作で使用されたエイト・メロディーズ Eight Melodies は
小学校の音楽教科書『新版 音楽6』(教育出版,1992年)にも掲載された。
知りませんでした。
いいなあ・・その教科書で習いたかったですね。
その為、普通のRPGゲームをするより音楽への注目、思い入れが高くなる
展開が作られています。
ではまず、物語を彩るキャラクターからご紹介していきます。
キャラクターたちを見てみよう
当時を思い出しながら、説明書の引用とともにご紹介します。
【ぼく】
ぼくは12歳。平和なマザーズデイの町で静かに
暮らしていたのに、とんでもないできごとに巻込まれて
しまった。でも、これは偶然じゃないような気がする。
ぼくの持っている不思議な力に関係があるんじゃないだろうか!?
この辺も流行を感じますね~。
セリフだけを見るとガンダムのアムロに
見えてきますね・・!カツオよりアムロでやるべきでした。
まずはここから。