名曲がいっぱい!80年代に流行った洋楽デュエット・ソング!
2017年1月16日 更新

名曲がいっぱい!80年代に流行った洋楽デュエット・ソング!

80年代の洋楽ヒット・チャートを振り返ってみますと、デュエット・ソングが多くランクインしていることに気づきます。特に大物アーティスト同士だと話題性もバツグンで、皆さんも思わず口ずさんでしまうメロディーが多々あるのではないでしょうか?今回は、そんな思い出に残るデュエット・ナンバーをまとめてみました!

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映画で使われたデュエット・ソング!

80年代、映画の主題歌や挿入歌で、デュエット・ナンバーが多く使われ、ヒットしました!

ダイアナ・ロスとライオネル・リッチー(1981年)

Endless Love - Diana Ross & Lionel Richie

映画『エンドレス・ラブ』の主題歌。作詞作曲したライオネル・リッチーがダイアナ・ロスとデュエットし、9週連続全米1位を記録。年間チャートでも第2位のヒットとなりました。後にマライア・キャリーなどもカバーした、バラードのスタンダード・ナンバーですね!

ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズ(1982年)

Joe Cocker & Jennifer Warnes - Up where we belong 1983

映画『愛と青春の旅だち』の主題歌としてリリースされ、全米1位のヒットを記録。同映画のプロデューサーはこの曲を気に入らなかったそうで、「ヒットするわけがない」とネガティヴなコメントを出してましたが、結果としてはグラミー賞やアカデミー賞も受賞する特大ヒットとなったのでした。

マイク・レノとアン・ウィルソン(1984年)

Almost Paradise - Mike Reno & Ann Wilson

ラヴァーボーイのマイク・レノと、ハートのアン・ウィルソンによるデュエットで、映画『フットルース』愛のテーマとして歌われ、全米7位のヒットを記録。作者のエリック・カルメンは、この曲を共同で書いたたディーン・ピッチフォードと、後に自身の楽曲「Make Me Lose Control」も一緒に制作し、ヒットさせています。

リンダ・ロンシュタットとジェイムス・イングラム(1986年)

Somewhere Out There - James Ingram & Linda Ronstadt

スティーヴン・スピルバーグが制作総指揮をつとめたアニメ映画、『アメリカ物語』の主題歌で、全米2位を記録。ライチャス・ブラザーズなどでお馴染みの「ふられた気持ち」をはじめ、数多くのヒット曲を書いたバリー・マンとシンシア・ワイルが、ジェームズ・ホーナーと共作したこの曲は、グラミー賞も獲得する人気曲となりました。

ビル・メドレーとジェニファー・ウォーンズ(1987年)

Bill Medley, Jennifer Warnes - (I've Had) The Time Of My Life

当初、映画『ダーティ・ダンシング』のエンディングにはライオネル・リッチーが書いた別の曲が候補に挙がっていたそうですが、最終的にこの曲が選ばれ、全米1位の大ヒットを記録。前述の『愛と青春の旅だち』でもデュエットによるヒットを出していたジェニファー・ウォーンズがまたしても抜擢されたわけですが、「ビル・メドレーとのデュエットならOK」との条件を出してたのだとか。ビルは奥さんの出産立ち合いを理由に最初は断っていたそうですが、出産後にはオファーを快諾し、このヒット曲が生まれたのでした。

男女のデュエットが王道!

二人で歌うとなるとラヴ・ソングが多いこともあり、やはり男性と女性によるデュエットが多いですよね!

スティーヴィー・ニックスとドン・ヘンリー(1981年)

Leather And Lace - Stevie Nicks and Don Henley

フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスが、かつて付き合っていたイーグルスのドン・ヘンリーとデュエットし、全米6位のヒット!リンジー・バッキンガムやミック・フリートウッドをはじめ、これまで付き合ったきた多くの男性ミュージシャンと、別れた後も仕事上では良い関係を続けているスティーヴィー。さすがです!

パティ・オースティンとジェイムス・イングラム(1982年)

Patti Austin & James Ingram - Baby Come To Me (1983)

テレビ・ドラマで使われたことによって、1982年に2回目のシングル・カットがなされ、1983年に全米ナンバー1のヒット!この曲の作者は、マイケル・ジャクソンのヒット曲「スリラー」「ロック・ウィズ・ユー」などを書いたロッド・テンパートン。

ピーボ・ブライソンとロバータ・フラック(1983年)

Peabo Bryson & Roberta Flack Tonight I Celebrate My Love

全英2位、全米16位を記録した、定番のラヴ・ソングですね!ピーボは、他にもセリーヌ・ディオンとの「美女と野獣」や、レジーナ・ベルとの「ホール・ニュー・ワールド」をはじめ、多くの女性アーティストとデュエットしており、まさにデュエットの王様と言ってもいいでしょう!ロバータ・フラックも、ダニー・ハサウェイとのデュエットなどが有名ですし、デュエットを得意とする両者の歌は、聴きごたえありますね~。
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