1973年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
2019年4月25日 更新

1973年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!

1973年といえば日本の音楽業界はフォークソング・ブーム真っただ中。かといってフォークソングばかりが売れていた訳ではありません。日本の音楽史上類を見ない出来事が起こった年でもあるんです。売上枚数で見る1973年のベスト10を発表します!

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1973年

1973年といえば、1954年から始まった高度経済成長の最後の年。日本経済に陰りが見えてきた感じですね。それを象徴するかのごとく暗く重い事件として日航機ハイジャック事件がありました。
ドバイ日航機ハイジャック事件

ドバイ日航機ハイジャック事件

日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャック より
事件というものはいつだって嫌なものですが、それを吹き飛ばすように音楽業界は快調!この年も素晴らしい楽曲が多数発表されています!
では行ってみましょう。1973年、邦楽売上ランキング年間ベスト10はこの曲だ!

10位 赤い風船

第10位は、浅田美代子で「赤い風船」。売上枚数48.1万です。ミヨちゃんですね。デビューは同年2月14日放送の人気テレビ番組「時間ですよ」の第3シリーズでお手伝い役としてでした。
その番組内で歌われていあのが「赤い風船」です。
赤い風船

赤い風船

浅田美代子
いや、可愛かった。まさしく絵に描いたようなアイドル。こんな可愛い女の子は誰のモノにもならんのだろうなと誰もが本気で思ったものです。(後年、吉田拓郎と結婚)
「赤い風船」は、作詞・安井かずみ、作曲・筒美京平という当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの2人が担当しています。ヒットも納得のポップチューンです。

9位 若葉のささやき

ミヨちゃんに続いてマリちゃんの登場です。第9位、天地真理で「若葉のささやき」。48.1万枚の売り上げです。天地真理も「時間ですよ」で人気が出たんですよね。言ってみればミヨちゃんの姉貴分ってところですか。
若葉のささやき

若葉のささやき

天地真理
同じ「時間ですよ」出とはいえ、ジャケットを比べるとマリちゃんの方が随分大人に見えますね。実際5歳年上で、デビューも2年早いんですけどね。天地真理からすると、ライバル出現といったところだったのでしょうね。

8位 恋する夏の日

ライバル出現とはいえ、当時の天地真理は人気絶頂。追い落とすのは至難の業です。第8位も天地真理。50.2万枚を売り上げた「恋する夏の日」がランクインしています。
恋する夏の日

恋する夏の日

天地真理
年間売上のベスト10に2曲送り込めるアイドルはそうそういません。曲も良いです。作詞・山上路夫、作曲・森田公一。更には編曲・馬飼野俊一ですから。豪華です。

恋する夏の日 天地真理 (1973)

マリちゃんスマイル。可愛いですね。足も細くてキレイ。なんと言っても後に続くアイドル歌手の基本スタイルを確立したわけですから功績は大きいです。

7位 心の旅

アイドルが続いた後にやっと出ました、ロックというのか、ニューミュージックというのか、いや、その言葉はまだありませんでしたね。時代的にはフォークでしたが、とてもその枠には収まらないチューリップの「心の旅」が第7位で50.8万枚売上ています。
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