『元祖天才バカボン』
制作:東京ムービー
放送期間:1975年10月6日から1977年9月26日
放送時間:月曜19:00から19:30
放送局:日本テレビ系列
放送話数:全103回(204話)
主題歌:「タリラリラーンのコニャニャチハ」雨森雅司
放送期間:1975年10月6日から1977年9月26日
放送時間:月曜19:00から19:30
放送局:日本テレビ系列
放送話数:全103回(204話)
主題歌:「タリラリラーンのコニャニャチハ」雨森雅司
スタッフ
原作:赤塚不二夫
演出:さきまくら(最終回担当)ほか
脚本:城山昇(最終回担当)ほか
作画監督:北原健雄
美術監督:小林七郎
音楽:渡辺兵夫
選曲:鈴木清司
演出:さきまくら(最終回担当)ほか
脚本:城山昇(最終回担当)ほか
作画監督:北原健雄
美術監督:小林七郎
音楽:渡辺兵夫
選曲:鈴木清司
キャスト
パパ:雨森雅司
バカボン:山本圭子
ママ:増山江威子
ハジメ:貴家堂子
本官さん:肝付兼太
ウナギイヌ:池水通洋
バカボン:山本圭子
ママ:増山江威子
ハジメ:貴家堂子
本官さん:肝付兼太
ウナギイヌ:池水通洋
『元祖天才バカボン』とは
1971年放送の『天才バカボン』に続く第2作目。オリジナルが多くホームコメディ色が強かったかった前作に比べて、原作通りのシュールな展開が多いのが特徴。
『元祖』と銘打っているのは原作通りを目指したからとされている(ただし残酷描写などはやはり修正されている)。
『元祖』と銘打っているのは原作通りを目指したからとされている(ただし残酷描写などはやはり修正されている)。
『元祖天才バカボン』の最終回
第103回「さようならでコニャニャチハ」
バカボンのパパが「タリラリラーンのコニャニャチハ」と歌いながら町を歩いていると、易者が声をかけた。
易者「さあさあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦。占いはいかがですかな」
去ろうとするパパ。
易者「お願い、ぼくに占わせて、バカボンのパパさん!」
バカ田大学の後輩なので名前を知っていたのだが、占いで名前を当てた思ってしまう。
易者は「あなたは寝ている時はひとりになります」と占った。ショックを受け、千円札を置いて去るパパ。
パパは家に帰ってきた。縁側にしょんぼりと座る。家族が心配して集まった。
パパ「みんなとぼけてもだめなのだ。わしはちゃーんと知っているのだ」
寝ている間にみんなが自分を置いて出て行ってしまうとパパは思い込んでいた。
驚くママたち。
ママ「ふふふ。やあね、パパ。そんなことするわけがないじゃないの」
ハジメ「パパ。寝ている時は誰でもひとりなんですよ」
バカボン「その易者さんはね、当たり前のことを言っただけだよ」
パパ「その手には乗るかなのだ!」
夜。パパはみんなの手を紐でつないで、その端を自分に結んだ。
朝になった。目を覚ましたパパが紐をたぐりよせると、そこには誰も結ばれていない。枕を持って家を飛び出す。
パパ「うわーあ!やっぱりわしはひとりぼっちにされたのだ。わーあ!」
だが家に戻ると、みんなはちゃぶ台で朝食を食べていた。
公園を歌いながら散歩しているパパ。手には紐を持っていて、その先はバカボンの首に巻かれてまかれている。バカボンは、ママたちが出かけないための人質なのだった。
歩いているとまた同じ易者に会う。怒るバカボン。
バカボン「おじさんですね、パパに変なことを吹きこんだのは!」
事情を話すと易者は謝った。パパに「寝ている時はひとりだけど、家族とは離れないから安心してください」と言う。ほっとしたパパはまた千円札を渡した。バカボンの首の紐を外す。
バカボンは去った。
パパ「困ったのだ。わしは何をしたらよいのだろうか?」
もう一度、易者に占ってもらうことにする。
易者は「あなたは人と別れるときは、さよならを言うでしょう」と言った。
パパ「なーんだ。当たり前ではないか」
また千円。
昼寝をしようと帰ってきたパパ。玄関前には、大きな風呂敷包みを背負ったウナギイヌがいた。号泣している。ママが、ウナギイヌが故郷の浜名湖に帰ることになったと説明する。
ママ「それでお別れの挨拶に」
ウナギイヌは小舟に乗って川を下り去っていった。
ウナギイヌ「さよなら、みなさん、おたっしゃでー!」
パパ「元気で行けよ、さようならー!」
はっとするパパ。
パパ「わしゃ、とても嫌な予感がしてきたのだ…。さようなら、この言葉にわしはなぜか、なぜか…」
易者「さあさあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦。占いはいかがですかな」
去ろうとするパパ。
易者「お願い、ぼくに占わせて、バカボンのパパさん!」
バカ田大学の後輩なので名前を知っていたのだが、占いで名前を当てた思ってしまう。
易者は「あなたは寝ている時はひとりになります」と占った。ショックを受け、千円札を置いて去るパパ。
パパは家に帰ってきた。縁側にしょんぼりと座る。家族が心配して集まった。
パパ「みんなとぼけてもだめなのだ。わしはちゃーんと知っているのだ」
寝ている間にみんなが自分を置いて出て行ってしまうとパパは思い込んでいた。
驚くママたち。
ママ「ふふふ。やあね、パパ。そんなことするわけがないじゃないの」
ハジメ「パパ。寝ている時は誰でもひとりなんですよ」
バカボン「その易者さんはね、当たり前のことを言っただけだよ」
パパ「その手には乗るかなのだ!」
夜。パパはみんなの手を紐でつないで、その端を自分に結んだ。
朝になった。目を覚ましたパパが紐をたぐりよせると、そこには誰も結ばれていない。枕を持って家を飛び出す。
パパ「うわーあ!やっぱりわしはひとりぼっちにされたのだ。わーあ!」
だが家に戻ると、みんなはちゃぶ台で朝食を食べていた。
公園を歌いながら散歩しているパパ。手には紐を持っていて、その先はバカボンの首に巻かれてまかれている。バカボンは、ママたちが出かけないための人質なのだった。
歩いているとまた同じ易者に会う。怒るバカボン。
バカボン「おじさんですね、パパに変なことを吹きこんだのは!」
事情を話すと易者は謝った。パパに「寝ている時はひとりだけど、家族とは離れないから安心してください」と言う。ほっとしたパパはまた千円札を渡した。バカボンの首の紐を外す。
バカボンは去った。
パパ「困ったのだ。わしは何をしたらよいのだろうか?」
もう一度、易者に占ってもらうことにする。
易者は「あなたは人と別れるときは、さよならを言うでしょう」と言った。
パパ「なーんだ。当たり前ではないか」
また千円。
昼寝をしようと帰ってきたパパ。玄関前には、大きな風呂敷包みを背負ったウナギイヌがいた。号泣している。ママが、ウナギイヌが故郷の浜名湖に帰ることになったと説明する。
ママ「それでお別れの挨拶に」
ウナギイヌは小舟に乗って川を下り去っていった。
ウナギイヌ「さよなら、みなさん、おたっしゃでー!」
パパ「元気で行けよ、さようならー!」
はっとするパパ。
パパ「わしゃ、とても嫌な予感がしてきたのだ…。さようなら、この言葉にわしはなぜか、なぜか…」
夜。ちゃぶ台を囲んで夕食を食べているパパたち。
ママ「あら、パパ、お代わりは?」
パパ「なぜか嫌な予感がするからごちそうさまなのだ」
パパは散歩に出かけた。
交番に立ち寄ったパパ。泣いている本官さん。
パパ「ウナギイヌがいなくなったのがそんなに悲しいのか?」
本官さん「そうとも。いつか蒲焼にして食いたいと思ってたのに、それなのに、それなのに…」
本官さんは、楽しみがなくなったから手柄を立てて、この町を出て行きたいと言う。
パパ(…嫌な予感が当たったのだ!)
電話が鳴る。指名手配中の犯人が近くに逃げ込んだ。手柄を立てるために意気込んで出て行く本官さん。それについて行くパパ。
本官さんは犯人を見つけた。何度も銃を撃ちながら追いかけるが、その腕にパパがしがみついたため、逃がしてしまう。
交番。床に座って泣いている本官さん。
本官さん「もういや、絶交だ。貴様とはこれまでだ。もう明日から口もきいてやらんぞ!」
パパ「それでもいいのだ。お巡りさんがここにいてくれさえすれば、わしはさよならを言わなくてすむのだ」
感動する本官さん。
本官さん「わー!手柄がなんだ!出世がなんだ!本官ずっとこの町にいるぞー!」
これでまた本官さんをからかって楽しめると大喜びするパパ。
本官さん「貴様、本心を言え!わしを愛しとるのか、わしを馬鹿にしてんのか!どっちなんだ貴様ー!」
銃を乱射する。
帰り道。
パパ「むむむ。またまたなんかいやーな予感が」
気付くとレレレのおじさんが、泣きながら道を掃き掃除している。
レレレのおじさん「どうも長いことお世話になりました。今夜はこの町とのお別れのクリンクリンしているのです」
この町は綺麗になったから、今度は別な町に行って掃除すると言う。
家に戻ったパパはバカボンを起こした。ふたりは外に出て、本官さんと合流。そして町中のゴミ箱をひっくり返して、路上をゴミだらけにする。
ふたりは家に戻ってきた。並べた布団で寝ているパパとバカボン。
バカボン「ねえ、パパ。これでレレレのおじさん、ずーっとこの町にいてくれるね」
パパ「間違いないのだ」
だがパパは再び起きて、また町にゴミをばら撒く。
パパ「念には念を入れるなのだ」
朝。ゴミだらけの町を見て驚くレレレのおじさん。
新聞を取りに来たママは、掃除しているレレレのおじさんに会う。
レレレのおじさん「これでは当分、旅には出られませんですなあ」
目を覚ましたパパとバカボン。窓から見ると、たくさんの女性が町を掃除していた。
ママ「さあ、町のみなさん!レレレのおじさんの後を継いであたしたちでお掃除をしましょう!レレレのおじさんが安心して新しい旅に出られるよう、これからも頑張りましょう!」
感動して泣くレレレのおじさん。ママが見ると、恥ずかしそうにパパとバカボンも掃除に加わっていた。本官さんもゴミ拾いしている。
ママ「あら、パパ、お代わりは?」
パパ「なぜか嫌な予感がするからごちそうさまなのだ」
パパは散歩に出かけた。
交番に立ち寄ったパパ。泣いている本官さん。
パパ「ウナギイヌがいなくなったのがそんなに悲しいのか?」
本官さん「そうとも。いつか蒲焼にして食いたいと思ってたのに、それなのに、それなのに…」
本官さんは、楽しみがなくなったから手柄を立てて、この町を出て行きたいと言う。
パパ(…嫌な予感が当たったのだ!)
電話が鳴る。指名手配中の犯人が近くに逃げ込んだ。手柄を立てるために意気込んで出て行く本官さん。それについて行くパパ。
本官さんは犯人を見つけた。何度も銃を撃ちながら追いかけるが、その腕にパパがしがみついたため、逃がしてしまう。
交番。床に座って泣いている本官さん。
本官さん「もういや、絶交だ。貴様とはこれまでだ。もう明日から口もきいてやらんぞ!」
パパ「それでもいいのだ。お巡りさんがここにいてくれさえすれば、わしはさよならを言わなくてすむのだ」
感動する本官さん。
本官さん「わー!手柄がなんだ!出世がなんだ!本官ずっとこの町にいるぞー!」
これでまた本官さんをからかって楽しめると大喜びするパパ。
本官さん「貴様、本心を言え!わしを愛しとるのか、わしを馬鹿にしてんのか!どっちなんだ貴様ー!」
銃を乱射する。
帰り道。
パパ「むむむ。またまたなんかいやーな予感が」
気付くとレレレのおじさんが、泣きながら道を掃き掃除している。
レレレのおじさん「どうも長いことお世話になりました。今夜はこの町とのお別れのクリンクリンしているのです」
この町は綺麗になったから、今度は別な町に行って掃除すると言う。
家に戻ったパパはバカボンを起こした。ふたりは外に出て、本官さんと合流。そして町中のゴミ箱をひっくり返して、路上をゴミだらけにする。
ふたりは家に戻ってきた。並べた布団で寝ているパパとバカボン。
バカボン「ねえ、パパ。これでレレレのおじさん、ずーっとこの町にいてくれるね」
パパ「間違いないのだ」
だがパパは再び起きて、また町にゴミをばら撒く。
パパ「念には念を入れるなのだ」
朝。ゴミだらけの町を見て驚くレレレのおじさん。
新聞を取りに来たママは、掃除しているレレレのおじさんに会う。
レレレのおじさん「これでは当分、旅には出られませんですなあ」
目を覚ましたパパとバカボン。窓から見ると、たくさんの女性が町を掃除していた。
ママ「さあ、町のみなさん!レレレのおじさんの後を継いであたしたちでお掃除をしましょう!レレレのおじさんが安心して新しい旅に出られるよう、これからも頑張りましょう!」
感動して泣くレレレのおじさん。ママが見ると、恥ずかしそうにパパとバカボンも掃除に加わっていた。本官さんもゴミ拾いしている。
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交番。パパ、バカボン、本官さんがいる。
本官さん「レレレのおじさんもついに町を出て行っちゃったなあ…」
バカボン「ぼくたちの計画は失敗だったね…」
パパ「やっぱりさよならっていうのはさびしくて厳しいのだ…」
電話が鳴った。それは署長からで、本庁勤務への辞令だった。あまりにも成績が悪いので、本官さんは本庁でトイレ掃除からやり直すのだ。ショックを受けるパパ。
自宅の庭で、空を見上げているパパ。
「とにかく、みんないなくなってしまったのだ…」
一週間が過ぎた。交番には別なお巡りさんががいる。パパに「ここは遊び場じゃないんだからあっちへ行け!」と言う。
パパ「本官さんならそんなこと言わなかったのだ!言わなかったのだ…」
とぼとぼと去る。
銭湯の巨大煙突の上のパパ。下では大騒ぎになっている。
ハジメ「パパ!」
ママ「おりてらっしゃい!」
バカボン「パパ―!」
空を見上げているパパ。
パパ「ウナギイヌくん…レレレのおじさん…そして本官さん…」
浮かんできた姿を追いかけるパパ。煙突から落ちそうになる。下からは悲鳴。
逆立ちしたパパ。泣いている。
パパ「これでいいのだろうか…」
その時、本官さんの声がした。
本官さん「こらあ!はやく下りないと逮捕するぞ!」
パパ「あ!その声は本官さん!」
煙突の中を真っ黒になりながら上ってくる本官さん。
本官さん「その通り。だが貴様を助けにきたのは俺だけではないぞ」
見ると、ウナギイヌが煙突をのぼってくる。レレレのおじさんものぼろうとしていた。
パパ「わーあ!みんな帰ってきたー!」
煙突から飛び降りるパパ。目を覆うママたち。
パパ「わはははは!心配ないのだ」
パパはパラシュートを隠していたのだ。
レレレのおじさんは、この町から離れられなくて途中で引き返してきたと言う。
ウナギイヌはパパに10円貸していたことを思い出し、返してもらいにきていた。しかしパパが返そうとすると断る。
本官さん「ははは!なんだなんだ、けっきょくこの町にいたいんじゃないか」
本官さんは、署長あてに届いた少年からの手紙を見せる。それは本官さんが「この町にはなくてはならない人です。この町に戻してくだい」という内容だった。
それはじつは、本官さんがバカボンに250円を渡して書かせたものだった。それをばらすバカボンと、恥ずかしがる本官さん。笑う一同。
場面が変わるとパパと易者がいる。
パパ「やい、易者の人。わしは結局、誰にもさよならをしなかったぞ。お前の占いはぜんぜん当たらないのだ」
易者「いや、当たってますよ。最後のさよならが残ってますよ。ほら、全国のみなさまにですよ」
驚くパパ。
パパ「あーっ!そうなのだ!当たったのだ!」
勢ぞろいするパパたち一同。
パパ「全国のみなさん。じつはわしらは今日でお別れなのだ」
一同「長い間、応援してくれてありがとう。また会える日までさようなら」
頭を下げる一同。
パパが涙を流している。画面にセリフ。
「こ・れ・で・い・い・の・だ…」
本官さん「レレレのおじさんもついに町を出て行っちゃったなあ…」
バカボン「ぼくたちの計画は失敗だったね…」
パパ「やっぱりさよならっていうのはさびしくて厳しいのだ…」
電話が鳴った。それは署長からで、本庁勤務への辞令だった。あまりにも成績が悪いので、本官さんは本庁でトイレ掃除からやり直すのだ。ショックを受けるパパ。
自宅の庭で、空を見上げているパパ。
「とにかく、みんないなくなってしまったのだ…」
一週間が過ぎた。交番には別なお巡りさんががいる。パパに「ここは遊び場じゃないんだからあっちへ行け!」と言う。
パパ「本官さんならそんなこと言わなかったのだ!言わなかったのだ…」
とぼとぼと去る。
銭湯の巨大煙突の上のパパ。下では大騒ぎになっている。
ハジメ「パパ!」
ママ「おりてらっしゃい!」
バカボン「パパ―!」
空を見上げているパパ。
パパ「ウナギイヌくん…レレレのおじさん…そして本官さん…」
浮かんできた姿を追いかけるパパ。煙突から落ちそうになる。下からは悲鳴。
逆立ちしたパパ。泣いている。
パパ「これでいいのだろうか…」
その時、本官さんの声がした。
本官さん「こらあ!はやく下りないと逮捕するぞ!」
パパ「あ!その声は本官さん!」
煙突の中を真っ黒になりながら上ってくる本官さん。
本官さん「その通り。だが貴様を助けにきたのは俺だけではないぞ」
見ると、ウナギイヌが煙突をのぼってくる。レレレのおじさんものぼろうとしていた。
パパ「わーあ!みんな帰ってきたー!」
煙突から飛び降りるパパ。目を覆うママたち。
パパ「わはははは!心配ないのだ」
パパはパラシュートを隠していたのだ。
レレレのおじさんは、この町から離れられなくて途中で引き返してきたと言う。
ウナギイヌはパパに10円貸していたことを思い出し、返してもらいにきていた。しかしパパが返そうとすると断る。
本官さん「ははは!なんだなんだ、けっきょくこの町にいたいんじゃないか」
本官さんは、署長あてに届いた少年からの手紙を見せる。それは本官さんが「この町にはなくてはならない人です。この町に戻してくだい」という内容だった。
それはじつは、本官さんがバカボンに250円を渡して書かせたものだった。それをばらすバカボンと、恥ずかしがる本官さん。笑う一同。
場面が変わるとパパと易者がいる。
パパ「やい、易者の人。わしは結局、誰にもさよならをしなかったぞ。お前の占いはぜんぜん当たらないのだ」
易者「いや、当たってますよ。最後のさよならが残ってますよ。ほら、全国のみなさまにですよ」
驚くパパ。
パパ「あーっ!そうなのだ!当たったのだ!」
勢ぞろいするパパたち一同。
パパ「全国のみなさん。じつはわしらは今日でお別れなのだ」
一同「長い間、応援してくれてありがとう。また会える日までさようなら」
頭を下げる一同。
パパが涙を流している。画面にセリフ。
「こ・れ・で・い・い・の・だ…」
その後の『元祖天才バカボン』
「アニメ『天才バカボン』の最終回ってどうだった?」からの再掲になりますが、テレビアニメ版のリストです。
1971年 天才バカボン(全40回、79話)
パパ:雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ:増山江威子
1975年 元祖天才バカボン(本作。全103回、204話)
パパ: 雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ: 増山江威子
1990年 平成天才バカボン(全46回、92話)
パパ:富田耕生、バカボン:林原めぐみ、ママ:増山江威子
1999年 レレレの天才バカボン(全24回、48話)
パパ:小倉久寛、バカボン:亀井芳子、ママ:増山江威子
2018年 深夜!天才バカボン(全12回、21話)
パパ:古田新太、バカボン:入野自由、ママ:日髙のり子
最終回の演出さきまくらとは、『あしたのジョー』等で有名な出崎統のペンネームです。
また原画担当者の中に、児玉兼嗣の名前がありました。『名探偵コナン』等で有名なこだま兼嗣ですね。
1971年 天才バカボン(全40回、79話)
パパ:雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ:増山江威子
1975年 元祖天才バカボン(本作。全103回、204話)
パパ: 雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ: 増山江威子
1990年 平成天才バカボン(全46回、92話)
パパ:富田耕生、バカボン:林原めぐみ、ママ:増山江威子
1999年 レレレの天才バカボン(全24回、48話)
パパ:小倉久寛、バカボン:亀井芳子、ママ:増山江威子
2018年 深夜!天才バカボン(全12回、21話)
パパ:古田新太、バカボン:入野自由、ママ:日髙のり子
最終回の演出さきまくらとは、『あしたのジョー』等で有名な出崎統のペンネームです。
また原画担当者の中に、児玉兼嗣の名前がありました。『名探偵コナン』等で有名なこだま兼嗣ですね。
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📺🍉 2021/8/19 11:54
サザンオールスターズ「kamakura」「人気者でいこう」「Stereo-Taiyozoku」
昭和末から平成初期マッドでばかしましたね