20世紀後半に活躍した主だった記録媒体(カセットテープ、フロッピーディスクなど)の歴史を振り返る。
2017年3月7日 更新

20世紀後半に活躍した主だった記録媒体(カセットテープ、フロッピーディスクなど)の歴史を振り返る。

LPレコード、カセットテープ、フロッピーディスク、MD、8mmフィルムなど、私たちがデータを用いる上で活躍した記録媒体は多岐に渡りました。現代はインターネット上にデータを保管するクラウドが主流ですが、かつて私たちの生活を彩った記録媒体について振り返ってみましょう。

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コンピュータ用磁気テープ

コンピュータ用磁気テープ

コンピュータ用磁気テープ、古いSF映画に登場してきましたね。
他のメディアに比べて容量が大きく、テープの容量当たりの単価が安価です。
企業が保有する大規模なサーバなどのバックアップや、参照頻度の低いデータのアーカイブ用のメディアとして利用されました。
磁気テープによるデジタルデータの記録が始まります。
当時の人々が思い描いた未来のコンピュータ社会は↓のようなイメージだったようですね。

1956年、IBMからハードディスクが登場

磁気ディスクによるデジタルデータの記録。
コンピュータのデータ保存とシステムソフトウェアの格納用に用いられました。最初のハードディスクは自動販売機よりも大きなサイズです。
1956年にIBMから搬出される容量5MBのハードディスク

1956年にIBMから搬出される容量5MBのハードディスク

5MBでこの大きさ。
いまではスマホの写真一枚程度のデータ容量ですね。

1958年、ソノシート発売

通常のレコードと異なり、極めて薄く、容易に曲げることができる程度に柔らかいため、雑誌の付録や、印刷された台紙などに透明な盤を貼り付けたメッセージカード等に利用されました。
大きさは17cm盤や8cm程度の小型盤で、このタイプは専用のプレイヤーで聴くものが多く色は主に赤や青でした。
ソノシート

ソノシート

フランスのSAIPというメーカーが開発。
日本では1959年から朝日ソノラマから発売。

1962年、フィリップス社がコンパクトカセットを開発

いわゆるカセットテープのことを指す、磁気テープによるアナログ音声信号の書き換え可能な記録媒体。
コンパクトカセットは規格が公開されたことで世界中に広まり、家庭向けの身近な音声記録媒体になりました。
当初は巨大なオープンリールであったがその後小型化が進み、カセットタイプのものも開発された。あわせて録音用だけでない、音楽ソフトのパッケージとしてもレコードと並行して次第に普及。オープンリールタイプのソフトは1970年代まで、カセットタイプのソフトは2010年代に至っても発売され続けている。
80年代のCDは録音機能がありませんでしたので、カセットテープはMDやさらに先のメモリーカードやメモリースティックが普及するまで、非常に長い間活用された記録媒体でした。

自作、レタリングなどに創意工夫を凝らした方も多かったことでしょう。

1970年、IBMが8インチのフロッピーディスクを開発

5.25インチ、3.5インチは家庭用PCに用いられ、コンピュータの磁気ディスクメディアとして広く普及しました。

1976年には5.25インチ、1980年には3.5インチが開発

8インチ、5.25インチ、3.5インチと小型化が進んだ...

8インチ、5.25インチ、3.5インチと小型化が進んだフロッピーディスク

フロッピーディスクは磁気ディスクの一種で、磁性体を塗布・蒸着した樹脂製小円盤を樹脂製の保護ケースに入れたものです。
1976年にはシュガートアソシエイツが5.25インチを、1980年にはソニーが3.5インチを開発しました。
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