20世紀後半に活躍した主だった記録媒体(カセットテープ、フロッピーディスクなど)の歴史を振り返る。
2017年3月7日 更新

20世紀後半に活躍した主だった記録媒体(カセットテープ、フロッピーディスクなど)の歴史を振り返る。

LPレコード、カセットテープ、フロッピーディスク、MD、8mmフィルムなど、私たちがデータを用いる上で活躍した記録媒体は多岐に渡りました。現代はインターネット上にデータを保管するクラウドが主流ですが、かつて私たちの生活を彩った記録媒体について振り返ってみましょう。

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1970年代後半、ビデオテープレコーダーの普及

磁気テープによるアナログ映像信号の書き換え可能な記録媒体。
1980年前後にはベータマックス方式とVHS方式が激しい規格争いを演じました。

1982年、ソニーとフィリップスからコンパクトディスク (CD)が登場

1982年、CDの生産が開始。10月1日、日本でソニー、日立(Lo-Dブランド)、日本コロムビア(DENONブランド、日立のOEMで発売)から世界初のCDプレーヤーが発売。ソニーの第1号機はCDP-101で168,000円、日立の第1号機はDAD-1000で189,000円、日本コロムビアも第1号機は日立製と同じ値段だった。同日、CBSソニー、EPICソニー、日本コロムビアから世界初のCDソフトが発売された。初回発売はCBSソニー、EPICソニーが合わせて約50タイトル、日本コロムビアが10タイトルだった。このうち最初に生産が行われたのはビリー・ジョエルの『ニューヨーク52番街』(CBSソニー/35DP-1)。同時にレコード店で取扱いが始まり、当初は「レコードよりも音質がよく、ノイズがないニューメディア」として扱われた。
光ディスクによる音声のデジタル記録。
DVD-Audioなどの後継規格に置き換えられることなく、非常に広く普及しました。

1980年代後半~1990年代、レーザーディスクの活躍

レーザーディスクは、直径30cmのディスクに両面で最大2時間の映像を記録できる光ディスク規格。
発売当時は「絵の出るレコード」というキャッチコピーが使われていました。

レーザーディスクという名称は日本国内ではパイオニアの登録商標だったのですが、1989年に商標を無償開放し、事実上一般名詞化していたレーザーディスクという名称を他メーカーも使用できるようになりました。

1987年、DAT規格

日本国内でDATテープを発売したのはソニー、松下電器産業(現・パナソニック)、日本ビクター(現・ビクターアドバンストメディア(JVCケンウッド))、TDK(現・イメーション(TDK Life on Recordブランド))、富士フイルム(AXIAブランド)、日立マクセル、日本コロムビア(現・デノン コンシューマー マーケティング(ディーアンドエムホールディングス))、花王などです。
デジタル音声テープ「DAT」

デジタル音声テープ「DAT」

DATは元来、デジタル音声テープ (digital audio tape) を指す一般名詞であり、コンパクトカセットなどのAAT (analog audio tape)、オーディオCDなどのDAD (digital audio disc)、DVカセットなどのDVT (digital video tape) などに対比される用語。現在では、デジタル音声テープの規格の1つを指すことが普通。

1991年、ソニーがMD(ミニディスク)を発表

ミニディスク(MD)は、ソニーが1991年に発表、1992年に製品化したデジタルオーディオの光学ディスク記録方式およびその媒体。
アナログコンパクトカセットを代替するという目標が開発の背景にありました。

当時、カセットテープと異なりデジタルでしかも曲出しが出来るMDは非常に熱い視線を集めました。

1995年、DVDが登場

第2世代のデジタル光ディスク。CDとの互換性を持ちながら容量ははるかに大きく、長時間映像の記録ができるようになりました。

第3世代のBlu-ray Discへと進化しつつ、DVDはいまなお活躍していますね。一方、DVDの登場でLDは衰退の速度を速めたともされています。
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