【実写化しちゃったよ!】超兄貴 ~究極…男の逆襲~
2017年1月24日 更新

【実写化しちゃったよ!】超兄貴 ~究極…男の逆襲~

あのメサイアの名作(迷作)が実写化しちゃったよ!!!!腹筋が鍛えられちゃいそうです(笑いで)

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「超兄貴」とは

「ボ星」を中心とする「ビルダー帝国」を支配する、大銀河ボディービルコンテストにおいて10連覇の偉業を成し遂げた帝王「ボ帝ビル(ぼていびる)」は、プロテイン資源の枯渇に悩み、ついに近隣星系を無差別侵攻しプロテイン採掘プラントを乱立させ始めた。危機を感じた天界はビルダー軍討伐を命じ、イダテンとベンテンを派遣した。かくして、イダテンらとビルダー軍の汗臭く暑苦しい戦いの幕は切って落とされた…。
とにかく漢臭い・ボディービル!・マッチョが織りなすカオスな世界観が特徴的です
超兄貴 究極…男の逆襲!(発売日:1996年3月29日)

超兄貴 究極…男の逆襲!(発売日:1996年3月29日)

~Story~

あるところにブラフマー様がおりました。彼は銀河中を暴れまわる「究極無敵銀河最強男」を見て天界に住む韋駄天と弁天に呼びかけました。

ブラフマー「あいつを止めないと大変な事になります!でもあなたたちは弱いから、弁天はお供の天使をきたえなさい。韋駄天には2人のお供を見つけておきました。三人一組となって、究極銀河最強男をやっつけるのです。」

2人はそれぞれのお供を連れて、戦いに出かけました。
スタート画面

スタート画面

元々アクの濃い世界観を持つSTGゲーム、超兄貴シリーズですが本作は実写化したことでさらにシュール&カオスさが増して色々アカン事になってしまっています。本記事ではそのカオスっぷりに着目して紹介していこうと思います。

登場人物

イダテン&ベンテン(PCエンジン版)

イダテン&ベンテン(PCエンジン版)

偉丈夫系美青年&妖艶系美女がテーマのキャラ。
なんだか耽美な感じが漂っていますが…

実写化するとこうなる

いだてん&アドン・サムソン

いだてん&アドン・サムソン

実写版イダテンを演じられているのは俳優の「笠原竜司さん(声:置鮎龍太郎さん)」太い眉毛が男前のキリッとした美丈夫って感じかも!最近では軍師官兵衛で島津義弘役、逃走中でハンター1号機を演じられていた方です。
アドン・サムソン役は本物のボディービルダー!

アドン・サムソン役は本物のボディービルダー!

アドン・サムソン(と兄バラン)を演じられている小沼敏雄さんは、何とボディービルダー!日本ボディービルコンテスト14連覇、国際大会のアジア選手権では2連覇という記録を持っています!(そして2002年に世界マスターズボディビル選手権大会、40歳の部80kg級で優勝している)

引き締まった筋肉が織りなす素晴らしい肉体美!!!!

小沼敏雄さんの詳細はこちら!
http://www.ggmania.jp/athlete2.html

(声優)
アドン・バラン:玄田哲章さん
サムソン:郷里大輔さん
べんてん&ミカとエル

べんてん&ミカとエル

実写ベンテンを演じられているのは「桐生まどかさん(声:富沢美智恵さん)オプションのミカ&エルを演じられているのは未来ちゃん(声は山本恵子さん)

実写版の弁天様はPCエンジン版の妖艶さとは違った雰囲気ですがこちらは、母性溢れる感じが女神さま感あって良いかも!そして実写版の天使がちっちゃい女の子(?)でまた可愛い!
究極男(ラスボス)

究極男(ラスボス)

それはまだ、ボ帝の胸囲が99cmしかなかった頃…。帝王の座を我が物にと、近隣の惑星を侵略しながらドーパミン星雲のボ帝に向かう一人の男が居た…。

…そうコイツが今回の悪の元凶究極無敵銀河最強男なのです!!!!!
超序盤では彼を使って侵略っぷりを楽しむことがちょっとだけできるみたいです。

ちなみに究極男を演じているのは「大田興さん(声は柴田秀勝さん)」
実はこの方もボディービルダーです!太ももの引き締まり具合がステキ!
ボ帝ビル(今回は登場無し)

ボ帝ビル(今回は登場無し)

究極男が触れている「ボ帝」こそがこの画像の彼(PCエンジン版ラスボス)です。

ステージとボス

当記事では中盤の6面までをピックアップしていこうかと思います。もう1面からボスが色々ブッ飛ばしてます!!!このゲームは本当にBGMとボスのセンスのブッ飛び具合がたまりませんな…
1面ボス:逞&純也

1面ボス:逞&純也

天界のような花畑と飛び交うマッチョの織りなす不思議な世界の奥に鎮座していたのはバーコード頭の男と金属が合体したような謎の巨人であった…。

※ちなみに大きい方が逞、伸びてくるほうが純也。

BGMも何かムーディーというかイヤァーン♥な感じが漂っている上、恍惚な表情を浮かべながら股間から何かを伸ばすのは非常に危険だと思います。(表現的な意味で)このゲームに年齢制限かかってる理由に凄く納得行っちゃったよ!!!!
2面ボス:教師と生徒の三角形態

2面ボス:教師と生徒の三角形態

2面は競技場のようなステージで、ウルトラマン帽(※小学校の赤白帽子を変な風に被って一度はやるアレ)坊主やら、槍投げ選手やら白鳥の恰好をした謎のマッチョやらが現れてカオスっぷりが半端ないです。

教師の「三角形態よーーい!」の掛け声から始まるボス戦。コミカルな音楽と共に、海パン一丁のスキンヘッドマッチョが大急ぎで集まりピラミッドになり、口からボールを吐き出す異様な戦闘です。教師が松岡修造ばりに「もっと気合出して!」と叫ぶ反面、生徒は「はーい」とやる気がない声だわと、じわじわ来ます。攻撃していくと生徒が徐々に端奥から赤くなって、全員赤くなったらKO!という感じです。

このゲーム、PS版も有るのですがそちら側だと生徒がスキンヘッドじゃないんですよね…何らかの大人の事情があるんでしょうか…。
3面ボス:牛ガエル

3面ボス:牛ガエル

水中ステージ→洞窟のようなステージで、BGMも水中のようなゆったりさ。
しかし敵は非常にカオス!!!タコ?を意識した脚の多い謎の男や錨と合体したような男、海坊主なのか?坊主の生首が飛んでくる!そんなカオスな水中を潜り抜けた先に待ち受けていたのはカタツムリ+ウシガエル?が合体したようなボス。

画面端までズンズンと寄っていくとカエルがベロを伸ばし、それを千切って投げるように攻撃(これに当たるとミス)攻撃をしていくと、殻だけが残り、最後に右下のような三角木馬(牛)…?のような最終形態に
…やっぱりカオスだなあ。


正直筆者、カタツムリが苦手なのでこれは相手にしたくないです(カエルは好きだけど)
4面ボス:ガレーウォーカー

4面ボス:ガレーウォーカー

3面から続いて今度は浜辺のようなステージだけどすっごく漢くさい!!!半裸のカモメや、ヤドカリを模したような怪しい脚だけマッチョ、背景もハゲ男に謎の海パン男と、もうカオスさ全開です!!!

そしてボスですが、人力(?)戦車!?手漕ぎでとにかく全身特攻ーー!と夕焼けステージでの戦車バトルととても熱い展開です…が、やられていくと、車輪が壊れ、手漕ぎがハイスピードに下から大砲をドンドンバンバン打っていくというシュールな外見に…!

そして、やられる間際(爆発寸前)に軍人らしく敬礼するところに目頭が熱くなりました!
5面ボス:蟲大統領

5面ボス:蟲大統領

今度はうってかわって洞窟(恐らく虫の巣窟)ステージ。敵も実写+虫や蝙蝠などが合体した何ともいえないキモシュールな物体に…!!!蜂のマッチョは笑ったんですが、テントウムシのはちょっと背筋にぞわっときました。

ボスの蟲大統領ですが…蟲?第一形態は確かに甲虫っぽいかも。なんですが、物体の上で走っている男、黒パン男が飛んでくる攻撃、最終形態がどう見てもカレーにしか見えなくて、虫…というよりはなんなんだこれは、いったい何なんだ…。という感想です。(でも弾幕や形態が多く、攻撃パターンは覚えないと死にそうなタイプ)
6面ボス:人間戦車スプレッド

6面ボス:人間戦車スプレッド

今度は坑道?STGではおなじみの列車ステージのようなステージで、敵も列車っぽい?
前半に何気にアドンとサムソンのようなマッチョの描かれた壁があるところも必見です。

ボス戦は
「間もなく六番線に列車が参ります、黄色い線の内側へ~」という女性のアナウンスと共に半透明の列車型ボスが登場!!!!
最初の攻撃は背面のため、避け続け系っぽい→次第にボスが全面へと移動、そしてバケツから謎の脚と共に男の首を飛び出させ、(これがチーズのように切れて飛んできて攻撃してくるのが非常にシュール)また列車が移動、避けて、攻撃可能になって~の繰り返しっぽい感じです。
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