やりこめばやりこむほど”味”が出る『バトルガレッガ』
『バトルガレッガ』は、1996年に「ライジング」が開発し、「エイブルコーポレーション」が販売したアーケードゲーム用縦スクロールシューティングゲームです。
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パッケージからも硬派なシューティング感が見て取れますね。
Amazonでは現在なんと!36,780円前後(※価格変動あり)で取引されており、ほぼプレミアものとなっています。
Amazonでは現在なんと!36,780円前後(※価格変動あり)で取引されており、ほぼプレミアものとなっています。
どんなゲーム?
『バトルガレッガ』プレイ動画
via www.youtube.com
『バトルガレッガ』プレイ動画2
別の機体でのプレイ動画も参考までに。
※動画はリンク切れの場合があります。
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本作は「玄人好み」、「噛めば噛むほど味が出るスルメゲー」として、全体としての評価は高めなゲームです。そのためシューティング初心者にはやや敷居が高いゲームですが、決してお勧めできないわけではありません。その斬新な(当時としては)難易度上昇の条件(後述)を一度理解できれば、「攻略パターンの研究」という本作の面白さ、楽しみかたが理解できると思います。
ゲームシステム
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全7ステージ。操作系は8方向レバーと3ボタン(ショット、スペシャルウェポン、オプションフォーメーション変更)。
ショットは一定の速度で連射することでボタン押しっぱなし時にその連射速度がキープされるというセミオート連射機能付き。ショットアイテムを一定個、または大ショットアイテムを獲得することで4段階までパワーアップする。
「ランク」について
本作最大の特徴、「ランクシステム」について紹介します。
ランクとは、全シューティングゲーム業界の用語で、「プレイ状況によりリアルタイムに難易度が上下するシステム」のことです。簡単に言うと、巧いプレイをすればするほどどんどん難しくなっていく、というものです。
ランクとは、全シューティングゲーム業界の用語で、「プレイ状況によりリアルタイムに難易度が上下するシステム」のことです。簡単に言うと、巧いプレイをすればするほどどんどん難しくなっていく、というものです。
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本作ではこのランクシステムが非常に顕著で、何も手を打たないでいると最終的には「クリア不可能」というところまでランクが上昇する。しかもそのランクを上昇させる要素が「連射する」、「自機をパワーアップさせる」など普通のSTGなら誰もがやるような何気ないものばかりであり、これを知らないでプレイするとまず悲惨な状況になる。
…つまり、クリアするためには「ランクの上昇を極力抑える・上昇してしまったら下げる」ことが重要になってきます。キャラに応じて対応を変える必要があったり、自爆する必要があったり、無駄弾を撃ってはならなかったりと様々な制限がかかり、より強者のシューティング魂を熱くさせます。
因みに私の知人は、最近私が本作の話をするまで上記の「ランクシステム」の仕組みに気づかなかったらしく、当時はただの高難易度ゲームだと思ってプレイし見事に惨敗していたそうです。
…ほかにも同じような境遇の方がいるのでは?
因みに私の知人は、最近私が本作の話をするまで上記の「ランクシステム」の仕組みに気づかなかったらしく、当時はただの高難易度ゲームだと思ってプレイし見事に惨敗していたそうです。
…ほかにも同じような境遇の方がいるのでは?
『バトルガレッガ』の評価
評価
下記の難度制御によるシステムが、スコアを争う楽しみ方をするプレイヤー達に評価された。そして、各機機体ごとの熾烈なスコア稼ぎが各地で加熱した。スコアの稼ぎ方も、「難度制御と自爆」に大きく依存する為に奥が深く、その点が評価され、高品質なゲームとして認識されていく事になる。2004年時点でもプレイヤーが記録更新を続ける。
それ以外でも暗色が多く地味だが緻密なドット画描写による書き込まれたグラフィック、そのグラフィックと世界観に合致した音楽・効果音なども評価されるようになった。
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