完治したベックは新たなメンバーを集め、再び自身のリーダーバンドを結成する。第2期ジェフ・ベック・グループである。メンバーは
ジェフ・ベック/ギター
ボブ・テンチ/ヴォーカル
マックス・ミドルトン/ピアノ
クライヴ・チェイマン/ベース・ギター
コージー・パウエル/ドラムス
これはこれで凄いメンバーではある。
ジェフ・ベック/ギター
ボブ・テンチ/ヴォーカル
マックス・ミドルトン/ピアノ
クライヴ・チェイマン/ベース・ギター
コージー・パウエル/ドラムス
これはこれで凄いメンバーではある。
そしてフュージョンの時代へ
このアルバムを初めて聞いた時のショックを今も覚えている。
脳みその中で今まで刺激を受けたことのない部分を刺激されたような
気がしてしばしの間何の音も聞きたくなかった妙な感覚に陥ってしまった。
「ロック・ギタリストには2種類しかいない。ジェフ・ベックとそれ以外だ」
ポール・ロジャースまたはジョン・ポール・ジョーンズが言ったことになってる
この話もうなずける。
「もうヴォーカルはいらね~。俺のギターを聞け!」と言わんばかりである。
脳みその中で今まで刺激を受けたことのない部分を刺激されたような
気がしてしばしの間何の音も聞きたくなかった妙な感覚に陥ってしまった。
「ロック・ギタリストには2種類しかいない。ジェフ・ベックとそれ以外だ」
ポール・ロジャースまたはジョン・ポール・ジョーンズが言ったことになってる
この話もうなずける。
「もうヴォーカルはいらね~。俺のギターを聞け!」と言わんばかりである。
この後の10年あまりの活躍は下記に引用
当時流行していたフュージョン色の濃い初のインストゥルメンタル・アルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』を発表。インストゥルメンタル・アルバムとしては珍しく、アメリカでゴールドディスクを獲得し、セールス面でも成功を収めた。また、同年リリースされたスタンリー・クラークのアルバム『ジャーニー・トゥ・ラヴ』に2曲でゲスト参加。
『ブロウ・バイ・ブロウ』発表の1年後、ナラダ・マイケル・ウォルデン(ドラム)やヤン・ハマー(キーボード)らを起用し、またしても全編インストゥルメンタルの『ワイアード』を発表。ジャズ・ロック的な要素を全面に出したアルバムとなった。1978年から1979年には、スタンリー・クラークと共に日本及びヨーロッパでツアーを行う。
1980年代に入ると、同じくヤードバーズ出身のジミー・ペイジ、エリック・クラプトンと共に、A.R.M.Sコンサートに参加し、3人が共演。クラプトンと共に、シークレットポリスマン・コンサートで共演。アルバム、「ハニードリッパーズ(The Honeydrippers)」に参加し、ジミー・ペイジ、ロバート・プラントと共演した。
1985年に、アルバム『フラッシュ』をリリースする。このアルバムではそれまでのスタイルから転換を図り、ナイル・ロジャースやアーサー・ベイカーをプロデューサーに迎え、ボーカル入りの曲を主体にして制作したアルバムである。収録曲「エスケープ」がグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞。中でも、インプレッションズの「ピープル・ゲット・レディ」のカバーで、旧友ロッド・スチュワートとの共演がMTVなどで話題になった。
商業的にも成功を収め安定期に入ったのかな?と思わせる時代だった。
その後のジェフベックの活動
しばらくはこれといった活動もせず、おとなしくしていたのだが
突然のように打ち込み中心(テクノサウンド?)のアルバムを立て続けに発表。
この人はどこまで進化していくのかと思い、驚かされたな~。
突然のように打ち込み中心(テクノサウンド?)のアルバムを立て続けに発表。
この人はどこまで進化していくのかと思い、驚かされたな~。
2016年、デビュー50周年のアルバム『ラウド・ヘイラー』をリリース
まだまだ現役です!
使用機材
ギター
「フェンダー・エスクワイヤー」 Beckモデル
ヤードバーズの在籍時及びその加入以前はフェンダーのテレキャスターやエスクワイヤーを使用している。ジェフ・ベック・グループではギブソン・レスポールスタンダードが使用ギターに加わり、第2期ジェフ・ベック・グループの頃はフェンダー・ストラトキャスターも使用している。
BBAからアルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』の頃までは1954年製のギブソン・レスポール“オックスブラッド”を主に使用していたが、同時に他のギターも並行して使っている(1975年8月に日本で開催されたワールド・ロック・フェスティバルではオープニングでストラトキャスターを使い、途中でレスポールに持ち代えている)。「哀しみの恋人達」では、セイモア・ダンカンが組んだ、ギブソンのハンバッカー・ピックアップを2基搭載したテレキャスター(通称「テレギブ」)を使用していた。また1980年の来日公演でのパンフレットにはローランドのGRギターシンセサイザーを使っている写真が掲載されている。
2000年代は自分用にモディファイされたストラトキャスターをメインで使っており、2007年のステージを収録したビデオソフトではストラトキャスター主体で演奏していることが確認出来る。
フェンダー社からはシグネイチャーモデル(と少数のマスタービルダー、カスタムショップ製)が販売されている。
シグネイチャーモデルは2001年にアップデートされ、ピックアップがレースセンサーからベックモデル専用のカスタムワインドのセラミックノイズレス(ホット・ノイズレス)に、また、ストラトの歴史上もっとも太いといわれたネックがそれより薄い物に変更された。ジョイント部はヒールカットされ、指板はローズウッドが使われている。フレットは22フレットまで。ナットは初期にはウィルキンソン・ローラーナットが使われていたが、その後LSR製のローラーナットに変更された。ペグはシュパーゼル・ロッキングペグ、ブリッジは2点支持のシンクロナイズド・トレモロである。
アンプ/エフェクター
アンプはヤードバーズ加入当初はVOX社のAC30を使用していた。第1期ジェフ・ベック・グループではテレキャスターにマーシャル200ワットアンプと4つのスピーカー・キャビネットを組み合わせている。BBAではSUNNのコロシアム・アンプ・ユニット+ユニヴォックス社製スピーカーという組み合わせを使用していた。
第2期ジェフ・ベック・グループのShort BusinessやRaines Park Bluesなどではレスリースピーカーを使用してドップラー効果を得るといった試みがなされている。
エフェクターの使用状況は時代によって変動しているが、ワウペダルは全時代を通じてコンサート、スタジオ共に使用している。特定の曲での使用例では、ライヴ・ワイアーに収録されたシーズ・ア・ウーマンやフル・ムーン・ブギーなどでトーキング・モジュレーターが使用されている。またブロウ・バイ・ブロウ収録のAir Blowerではオクターバー・ユニットが使用されている。
以前はプロコの「RAT」(ディストーション)を使っていたが、現在はハンドメイドのオーバードライブペダルを使用している。