みさと
物語終盤に拠点に攻撃を仕掛けてきたヤヌス攻爵に捕まり、鉄也への見せしめとして惨殺されてしまう。
剣鉄也が、命を散らした剣造に報いるため、これ以上甲児やシローを危険な目に合わせない為、
ミケーネとの戦いを終結させるべく、重傷を負いながらもグレートマジンガーで敵陣のど真ん中に特攻を仕掛けてきた。
幹部たちが犇めく敵陣に飛び込んだ鉄也は、グレートの最終兵器「自爆装置」を起動させる……!!
ミケーネが滅び、生き残った甲児たちは、今は亡き鉄也に別れの花束を手向けるのであった。
『サイボーグ009』(地下帝国ヨミ編)002=ジェットと009=ジョーが死亡したとも捉えられる結末に、読者から抗議殺到。非常に美しいバッドエンド。
もはや逃げも助けも期待できぬ成層圏の中、ひとり宿敵ブラックゴーストとの決戦を繰り広げる島村ジョー。世界のために犠牲になったといっても過言ではなく、地上に残った仲間たちが悲観にくれる中、唯一飛行能力を持つジェット・リンクは親友であるジョーの元へと飛び立つ。
決戦を終え、宇宙へ投げ出されたジョーを救出するも、ジェットの足のロケットのエネルギーは尽きようとしていた。
MW-ムウ- MWによって人生を狂わされた男の復讐。生きるもの、全て道連れだ。最後に結城美知夫が生き残ったのか?
手塚治虫の漫画作品『MW』(ムウ)「ビッグコミック」(小学館)1976年9月10日号 - 1978年1月25日号に連載された。
その毒ガス事件は政府の隠蔽により抹消され、世間では知られていない。
賀来は結城を誘拐・レイプしたことで毒ガスを吸わせてしまったことへの負い目と懺悔から、神父となり、結城を救済すべく、犯罪をやめさせようとするのだが、結城の悪魔的魅力に翻弄され、彼の計画に協力してしまうことに。
本作は「同性愛」と「猟奇殺人」を題材として扱っており、数多くの手塚作品の中で異彩なものとなっている。
しかし、2人は同性愛者として、肉体関係を結んでいた。
結城美知夫(ゆうき みちお)表の顔は関都銀行新宿支店のエリート銀行員、裏の顔は世間を騒がす誘拐殺人犯。
結城という男はこのMWによって人生を狂わされ、その復讐に生涯を捧げる。同じく運命を狂わされた賀来神父はそれを止めようと人生を捧げる。
まんまとMWを手に入れ、今度は空軍大佐の子供を人質をとり賀来と共にハイジャックする。
警察は結城が飛行機を乗り換える際に、
結城の双子の兄に協力してもらい、ガスの入った袋を摩り替える作戦に出る。
結果もみ合いになり、どさくさに紛れ、賀来がガスの袋をとりあげ、そのまま飛行機から身を投げた。
賀来を失ったことで涙を流す結城は賀来を助けようとしたのか、操縦席に向かうも、そこで射殺されてしまう。
この事件でMWの存在は公にされ、国民の怒りが爆発する中、結城の双子の兄は不敵な笑みを浮かべるのだった。
結城の双子の兄が最後に見せた不敵な笑みは双子であることを活かして入れ替わったとも取れるし、
弟にある種の人間性が残っていたのとは逆に善人な兄にも大きな悪意があったとも取れるが、真相は不明。
崩壊する地下帝国ヨミから飛び立った魔人像内部に001のテレポーテーションで飛ばされた009 = 島村ジョー。
「私たちはブラックゴーストの本体であり、本体でないから・・・。」
「我々を倒たとしても、それは細胞の一部をつぶしただけに過ぎない。ブラックゴーストは無限に存在する。」
009「そんなばかな」
「ほんとだよ。つまり、君たちの戦いは無駄だったんだ」
009「お前たちが細胞の一部なら、細胞をすべて潰すまでだ!最後のひとつまで」
「じゃあ、人間をすべて殺さなくちゃ。」
009「どういうことだ?」
「我々は人間の象徴と言ったはずだ。」
「人間の心の中にある悪が私たちの正体・・・。」
「だから僕たちは滅びない・・・人がいる限り」