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ディランは気難しいとはよく言われていますが、ホントに人騒がせな男ですね。しかし、そうして発表されたアルバム「血の轍」こそが、70年代の、いえ、全キャリアを通しても代表作となる名盤中の名盤なのです。
11月のリリース直前になってディランは待ったをかけ、急遽レコーディングし直し5曲を入れ替えて、ようやく完成させたと言う人騒がせなおまけがついています。
この差し替えによってアルバムはグンとアコースティック感が増し、味わい深くなっています。
因みにこの年、もう1枚、アルバムがリリースされています。
11月のリリース直前になってディランは待ったをかけ、急遽レコーディングし直し5曲を入れ替えて、ようやく完成させたと言う人騒がせなおまけがついています。
この差し替えによってアルバムはグンとアコースティック感が増し、味わい深くなっています。
因みにこの年、もう1枚、アルバムがリリースされています。
地下室(ザ・ベースメント・テープス)
Side 1
1.オッズ・アンド・エンズ
2.オレンジ・ジュース・ブルース
3.100万ドルさわぎ
4.ヤズー・ストリート・スキャンダル
5.アカプルコへ行こう
6.ケイティは行ってしまった
Side 2
1.ロー・アンド・ビホールド
2.ベッシー・スミス
3.物干しづな
4.リンゴの木
5.おねがいヘンリー夫人
6.怒りの涙
Side 3
1.なにもないことが多すぎる
2.おもいぞパンのビン
3.エイント・ノウ・モア・ケイン
4.堤防決壊(ダウン・イン・ザ・フラッド)
5.ルーベン・リーマス
6.タイニー・モントゴメリー
Side 4
1.どこにも行けない
2.ヘンリーには言うな
3.なにもはなされなかった
4.ドアをあけて5.長距離電話交換手6.火の車
1.オッズ・アンド・エンズ
2.オレンジ・ジュース・ブルース
3.100万ドルさわぎ
4.ヤズー・ストリート・スキャンダル
5.アカプルコへ行こう
6.ケイティは行ってしまった
Side 2
1.ロー・アンド・ビホールド
2.ベッシー・スミス
3.物干しづな
4.リンゴの木
5.おねがいヘンリー夫人
6.怒りの涙
Side 3
1.なにもないことが多すぎる
2.おもいぞパンのビン
3.エイント・ノウ・モア・ケイン
4.堤防決壊(ダウン・イン・ザ・フラッド)
5.ルーベン・リーマス
6.タイニー・モントゴメリー
Side 4
1.どこにも行けない
2.ヘンリーには言うな
3.なにもはなされなかった
4.ドアをあけて5.長距離電話交換手6.火の車
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この「地下室(ザ・ベースメント・テープス)」は、当時はホークスと名乗っていたザ・バンドとの1967年のセッションを収めたものです。ゴールドディスクを獲得していますが、内容はリラックスしているというか、気ままというか、当初はリリースするつもりもなかったのでしょうが、一般的にみて完成度は低いです。が、そこが何とも味があるという不思議な魅力を持ったアルバムです。
欲望
1976年2月5日にリリースされたアルバム「欲望」は、全米5週連続1位となりキャリア最大のヒットを記録しました。
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確かに良い曲が多数収められています。サウンド的にはラグタイムとラテンミュージックのハイブリット。バックを務めたのは当時は無名のミュージシャンばかりでしたが独特のサウンドを作り上げています。特にエミルウ・ハリス(コーラス)とスカーレット・リヴェラ(バイオリン)。この2人の女性の貢献が大きいです。
Bob Dylan "One More Cup Of Coffee" LIVE performance [Full Song] 1975 | Netflix
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日本でスマッシュ・ヒットとなった「コーヒーもう一杯」。ヒットしただけあってキャッチーな曲ですね。で、このディラン、なぜ顔を白くしているのかと言うと、白人に対する抗議なんですね。収録曲「ハリケーン」は、白人によって無実の罪を着せられた黒人ボクサーのことを歌っているのですが、ディランの抗議はここからきています。
アルバム「欲望」と同時に繰り広げられた顔を白くしたディランのライブツアー「ローリング・サンダー・レヴュー」は 1976年9月13日にリリースされたライブ・アルバム「激しい雨」として記録されています。
アルバム「欲望」と同時に繰り広げられた顔を白くしたディランのライブツアー「ローリング・サンダー・レヴュー」は 1976年9月13日にリリースされたライブ・アルバム「激しい雨」として記録されています。
激しい雨
1. マギーズ・ファーム
2. いつもの朝に
3. メンフィス・ブルース・アゲイン
4. オー、シスター
5. レイ・レディ・レイ
6. 嵐からの隠れ場所
7. 君は大きな存在
8. アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ
9. 愚かな風
2. いつもの朝に
3. メンフィス・ブルース・アゲイン
4. オー、シスター
5. レイ・レディ・レイ
6. 嵐からの隠れ場所
7. 君は大きな存在
8. アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ
9. 愚かな風
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ロック史上最高峰のライヴ盤のひとつ。アメリカ建国200年を迎えた75年秋から始まった「ローリング・サンダー・レビュー」ツアー。白塗りのディラン、予定調和一切なしの「ローリング・サンダー・レビュー」のライヴの緊張感、興奮、高揚感、すべて詰まっている名盤。76年5月16日公演から4曲、5月23日公演から5曲が収録
ストリート・リーガル
ボブ・ディラン18枚目のスタジオ・アルバムとなる「ストリート・リーガル」は、1978年7月15日のリリースです。前作から2年程間が空きました。落ち着いた。そんな感じでしょうか。まぁ、流石のディランも慌ただしかったツアーで疲れたのかもしれません。
ディランにしては長いインターバルを経てリリースされた「ストリート・リーガル」は、ゆったりとしてスケールの大きなアレンジがなされています。
ディランにしては長いインターバルを経てリリースされた「ストリート・リーガル」は、ゆったりとしてスケールの大きなアレンジがなされています。
ストリート・リーガル
1. チェンジング・オブ・ザ・ガード
2. ニュー・ポニー
3. ノー・タイム・トゥ・シンク
4. ベイビー・ストップ・クライング
5. イズ・ユア・ラヴ・イン・ヴェイン
6. セニョール (ヤンキー・パワーの話)
7. トゥルー・ラヴ・テンズ・トゥ・フォゲット
8. ウィ・ベター・トーク・ディス・オーヴァー
9. ホェア・アー・ユー・トゥナイト (暗い熱気を旅して)
2. ニュー・ポニー
3. ノー・タイム・トゥ・シンク
4. ベイビー・ストップ・クライング
5. イズ・ユア・ラヴ・イン・ヴェイン
6. セニョール (ヤンキー・パワーの話)
7. トゥルー・ラヴ・テンズ・トゥ・フォゲット
8. ウィ・ベター・トーク・ディス・オーヴァー
9. ホェア・アー・ユー・トゥナイト (暗い熱気を旅して)
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アルバム「欲望」でのエミルウ・ハリスとはまた違った、大げさともいえる女性コーラス。大掛かりなバンド編成。好みの分かれるところでしょうね。しかし、曲自体は非常にポップなものになっています。
スロー・トレイン・カミング
70年代最後のアルバム「スロー・トレイン・カミング」は、キリスト教徒となったディランを反映してか、なんかもう宗教くさいアルバムとなっています。ファンにとっても好き嫌いがはっきりするアルバムといっていいでしょう。
スロー・トレイン・カミング
1. ガッタ・サーヴ・サムバディ
2. プレシャス・エンジェル
3. アイ・ビリーヴ・イン・ユー
4. スロー・トレイン
5. ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング
6. ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー
7. ホェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ
8. マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ
9. ホェン・ヒー・リターンズ
2. プレシャス・エンジェル
3. アイ・ビリーヴ・イン・ユー
4. スロー・トレイン
5. ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング
6. ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー
7. ホェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ
8. マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ
9. ホェン・ヒー・リターンズ
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好き嫌いがはっきりするアルバムとは言え、ディラン自身が「プロのアルバム」と語っているように、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーやピック・ウィザースが参加した音作りはまさにプロって感じです。
シングル・カットされた「ガッタ・サーヴ・サムバディ」はディランにしては珍しくヒットし、この曲でグラミー賞のベスト・ロック・ボーカル(男性)部門を受賞しています。
シングル・カットされた「ガッタ・サーヴ・サムバディ」はディランにしては珍しくヒットし、この曲でグラミー賞のベスト・ロック・ボーカル(男性)部門を受賞しています。
2.運命のひとひねり
3.きみは大きな存在
4.愚かな風
5.おれはさびしくなるよ
6.朝に会おう
7.リリー、ローズマリーとハートのジャック
8.彼女にあったら、よろしくと
9.嵐からの隠れ場所
10.雨のバケツ