70年代に活躍した酔いどれロッカーたちが愛したお酒を音楽と共にご紹介します
2017年3月17日 更新

70年代に活躍した酔いどれロッカーたちが愛したお酒を音楽と共にご紹介します

70年代には、お酒とロッカーは切っても切れない間柄といったイメージがありました。実際にお酒にまつわるエピソードは数多くありますし、それで命を落としたミュージシャンもいます。酔いどれロッカーたちの好みのお酒を調べてみました。お酒にあう音楽と共にお楽しみください。

12,754 view
ジェムソン

ジェムソン

数多くあるアイリッシュ・ウイスキーの中でも世界中で愛されているのが、1780年にダブリン市内のボウストリートで創立されたジェムソンです。
まろやかな味わいが特徴ですが、その秘密はピートを使わず密閉炉でじっくり乾燥させた大麦が原料で、しかも3回も蒸留を行い(一般的なスコッチは2回)樽熟成で造り上げられているからなんです。

Jack Daniel's

レミー・キルミスター(モーターヘッド)

レミー・キルミスター(モーターヘッド)

出身地:イングランド ロンドン
活動期間:1975年~2015年
70年代のロック界でお酒と言えば「ジャック・ダニエル」でしょう。ジャック・ダニエルを好むミュージシャンは数えきれません。エリック・クラプトンのように、好きすぎてアルバムのジャケットに一緒に写っていたりもしますし、キース・リチャーズはジャック・ダニエルをステージでラッパ飲みしているところが映画に出てきたりもします。

しかし、ジャック・ダニエルといえばシラフでいる事がないというほどの酒好きのモーターヘッド、中でもベースのレミー・キルミスターです。
レミー・キルミスターが愛飲していたのは代名詞となっていたコーラのジャック・ダニエル割りです。間違えないでください。ジャック・ダニエルのコーラ割りではなく、コーラをジャック・ダニエルで割るのです。かなり濃いそうですね。

Motörhead - Ace Of Spades (Official Video)

モーターヘッドですから、じっくりとお酒を飲みながら聴くというよりも、飲んで飲んでテンションを上げていくといった感じでしょうね。
ジャックダニエル

ジャックダニエル

1866年に作られたジャックダニエルは今やテネシー・ウイスキーを代表的する銘柄です。本社は、アメリカ合衆国テネシー州リンチバーグにあります。
原料はとうもろこしが80%にライ麦、大麦麦芽を使用して作られています。

Nondrinker

トム・ウェイツ

トム・ウェイツ

出生名:Thomas Alan Waits
生誕:1949年12月7日
出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス郡ポモナ
活動期間:1971年~現在
いよいよ真打の登場です。「酔いどれ詩人」の異名をとるトム・ウェイツをご紹介しましょう。彼が作る曲はいかにも場末の酒場の香りがします。そして何といってもあの独特の声。いかにも酒焼けといった感じですが、その声は年を重ねるごとに迫力を増しています。ファースト・アルバムの頃に比べるともう別人のようです。

日本でも比較的知られているトム・ウェイツの代表曲といえば、1976年リリースの3枚目のアルバム「スモール・チェンジ」に収録されている「トム・トラバーツ・ブルース」でしょうか。もう既に迫力というか風格すら漂っていて、声の力に圧倒されます。この曲はロッド・スチュワートのカバーでも有名ですね。

Tom Waits - Tom Traubert's Blues (Four Sheets to the Wind in Copenhagen)

素晴らしい曲ですね。さすがに酔いどれ詩人と言われるだけあって、お酒を飲みながら聴くには最高です。さて、そんなトム・ウェイツは、どんなお酒が好みだと思いますか?曲から連想するとウィスキーでしょうか。しかし、お酒が最も似合うミュージシャンですが実はお酒が飲めないのだそうです。意外ですよね。人は見かけによらないということでしょう。


如何でしたか?思わずお酒を飲みたくなっていませんか?
お酒は人生の友とも言いますし、飲み方を間違わなければ確かに最高の友だと思います。音楽との相性も良いですしね。但し、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。
32 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

27歳で亡くなったミュージシャン・アーティストたちが入る「27クラブ」というものをご存じですか?

27歳で亡くなったミュージシャン・アーティストたちが入る「27クラブ」というものをご存じですか?

偶然で済ましてしまうには余りにも多くのミュージシャン・アーティストが27歳でなくなっています。医学的な、もしくは科学的な根拠はありませんが、不思議です。そうした27歳で亡くなったミュージシャン・アーティストたちの一覧、それが27クラブです。現在までに特定されているメンバーは実に61名。皆すばらしい才能の持ち主ばかりです。
obladioblada | 8,692 view
【洋楽】人気絶頂の20代・30代で早世...伝説となった女性アーティスト7選

【洋楽】人気絶頂の20代・30代で早世...伝説となった女性アーティスト7選

10代、20代で世界的な人気アーティストとなり、今後さらなる活躍が期待されながら、天に召されていったアーティストたち。特に女性アーティストは、誰もが知る名曲を歌った、誰もが知るアーティストが多く、その活躍は今や伝説となっています。今回は、1970年代から2000年代に活躍した有名女性アーティストの中から、伝説となった7名をご紹介します。
izaiza347 | 927 view
「レッド・ツェッペリン」×「OJICO」 アルバムアートや公演チラシをモチーフにしたTシャツが登場!

「レッド・ツェッペリン」×「OJICO」 アルバムアートや公演チラシをモチーフにしたTシャツが登場!

ブランド「OJICO」から、「レッド・ツェッペリン」とのコラボレーションTシャツが登場。ラインナップは「半袖Tシャツ・レッド・ツェッペリン×OJICO #1」など。ファンにはたまらない商品となっています。
ちょっと真似して飲んでみたい。男たちが愛した酒。

ちょっと真似して飲んでみたい。男たちが愛した酒。

いつの時代にも酒好きという人種はいるものです。有名人の中にだって大勢います。酒好きの女性も当然たくさんいますが、今回は男。エピソードと共に、男たちが愛したお酒を紹介します。
obladioblada | 2,709 view
音楽配信サイト"AWA"でマツドデラックスがお届けする第4弾!「マツドデラックスがお送りするプロレス入場曲元曲ヴァージョン集」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"でマツドデラックスがお届けする第4弾!「マツドデラックスがお送りするプロレス入場曲元曲ヴァージョン集」をご紹介!

音楽配信サイト「AWA」の公式プレイリスターの「マツドデラックス」こと「山本圭亮」がお送りする「まるでカセットテープのような」シリーズ!今回は番外編を特別にご紹介するわ!どうかアクセスして聴いて頂戴ね!

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト