1968年メアリー・ベル事件とは
「女の子が突如、二人の他の子供を殺した事件で、名前なんでしたっけ・・・」と言ってきたので「メアリー・ベル事件ですね」と即答したw pic.twitter.com/EmgpoUjCNi
— ダイエットマン・ジョー Diet Man Joe (@BiWhdaTLkbdGxPb) January 2, 2021
最初の殺人・4歳男児殺害
この時のマーティ君の事件は他殺の証拠がなく事故死とされました。その理由はメアリー・ベルは首を絞めてマーティ君を殺していますが、10歳の少女の力で絞めた後は残らなかったために他殺に証拠が残らなかったからです。
そしてマーティの遺体のそばに大量の薬の瓶が転がっていたために大量の薬を飲んでしまったことが死因だと片付けられてしまいます
メアリーはマーテイ君を絞殺して、親友のノーマ・ベルに遺体を見せようと呼びに行っている間に遺体は発見されてしまいました。
そうとは知らない青年たちは建物の中に入ってきて二回に上がって雇用とするメアリーとノーマを止めたと言います。
ノーマはメアリーの3歳年上で、ベルという同じ苗字ですが血縁関係はありません。
ノーマには知的障害があったと言われています。殺害現場に一緒にいたといことで共犯になるとして共に逮捕されています。
2番目の殺人・3歳男児殺害
被害に遭ったのはブライアン・ハウ君3歳でした。この時も絞殺していますが、この時は「殺人」とされます。それは絞殺遺体にはわずかながら”跡”が残っていたためです。
ブライアン君の殺害でメアリーとノーマが事情聴取を受け、メアリーが犯人しか知り得ない話をしたことが決め手となり逮捕されます。
そしてブライアン・ハウ少年の遺体には"M"という文字ががカミソリで刻みこまれていました。
メアリーのイニシャルの”M”です。
メアリー・ベルの異常性
True Crime: Mary Flora Bell, Newcastles Killer Kid. pic.twitter.com/jq2mNGiLOF
— 𝕿𝖗𝖚𝖊 𝕮𝖗𝖎𝖒𝖊 𝖂𝖎𝖙𝖈𝖍 𝕻𝖔𝖉𝖈𝖆𝖘𝖙 (@truecrimewitch) January 2, 2019
その後、メアリーの異常な行動もあったようです。
殺害後、遺族と接触
また、その後、今度はマーティ君に家に行き、『マーティ君は?』と尋ねていきます。母親は死んだことを告げると薄笑いを浮かべ『死んだのは知っているの。あの子が棺に入っているところが見たいのよ』と言ったとか...。
事故死にした警察を挑発
関連してメアリーベル事件も。
— 𝔸𝚕𝚒𝚌𝚎𓂀ℝ𝚊𝚢 (@alice40939) February 28, 2016
……メアリーベル…?????
メア………ベル………???? pic.twitter.com/LVVjbBsnQP
もっとお騒ぎすることを期待していたのでしょうか。
マーティ君殺害の後、メアリーはマーティ君が通っていた託児所に侵入し荒らし、そこに警察に対して挑発的な言葉を書いたメモを置いておきます。
その内容とは?
「わたしたちがマーティ・ブラウンをころした。くそったれ。ゲスやろう」
「きをつけろ。ころしがあるぞ。」
ただ、この時も警察は悪質なイタズラだろうと取り合わわなかったということです。
この時にもっと警察が動いていたら、第二の犯行は防げたのかどうかはわかりませんが、この犯行声明ともとれるメモの発見から数週間後にブライアン・ハウ君の殺害に至ってしまいます。
異常なサイコパス!メアリー語録
【シリアルキラーシリーズ 9】
— おま’る (@of_swan2) April 15, 2020
メアリー・ベル(イギリス)
犯行期間:1968年
犠牲者:2人
逮捕:1968年
判決:懲役刑(1980年出所)
11歳にして2人の幼児を殺害。殺した幼児の棺が運び出される時、彼女は笑っていたという。収監後は一度脱獄、脱獄3日間の間に妊娠している。1998年には自伝を出版。 pic.twitter.com/Wat7VhtasM
「人殺しは悪いことではないわ、だって人は遅かれ早かれしぬんだもの」
「看護婦さんになりたい。だって、人に針が刺せるから」
「人を傷つけるのが大好きなの」
メアリー・フローラ・ベル
メアリー・ベルの生い立ちと母親について
メアリーの母親は娼婦でした。17歳の時にシングルマザーでメアリーを産んでいて、父親も誰なのか分からない若い母親はメアリーに愛情を向けることはなかったと言います。
メアリーが生まれたころにはすでに新しい男もいて、結婚しますが、その男も仕事もせず、家にもあまりいなかったということです。
メアリーはたびたび親戚に預けられるなどしていました。それでも小学校では成績のいい子供だということです。ただその反面、虚言癖も目立つような子で同級生にけがをさせるなど素行の悪さも目立っていた様です。
メアリーが5歳になったころに母親はあろうことか、大人の男性の相手をさせようとします。実際まだ子供の体では受け入れられないと知ると口での行為を強要し、お金を稼いでいたと言われています。
友達もいないメアリーはその頃、仕事もしていない母親の新しい夫でしたが、唯一の話し相手で彼だけはメアリーを人間扱いてくれたと言われています。
10歳の少女が殺人を!?これはイギリスで起こった事件ですが注目すべきは史上最年少サイコパスと言われたメアリー・ベルの事件内容と生い立ちです。
メアリー・ベルが起こした最初の殺人時、10歳ですが翌日が彼女の誕生日でした。
メアリー・ベルは2人の男児を殺害しています。