Senjo no Ookami
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FM音源は1980年代の音楽やゲームサウンドに取り入れられ、当時を象徴するサウンドと評されました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ファミコンより高価なゲーム機では搭載されていたFM音源。ゲームの世界をよりリッチに表現してくれたFM音源は、ゲームのみならず1980年代の音楽シーンを代表する音源でした。
1980年代後半~1990年代前半のゲームサウンド
FM音源やPCMなど、様々な音源が登場
技術の発展に伴って様々な音声処理系が登場した時期で、なかでも正弦波を基に乗算を含めた複雑な演算で波形を合成するFM音源や、任意の波形を使用できるPCMが主役を担っていました。
FM音源は1984年から1985年にかけてNECの8ビットパソコン(SRシリーズ)で採用され、家庭用ゲーム機ではセガ・マスターシステムで初めて標準搭載(セガ・マークIIIでも別売りのFMサウンドユニットを装備することでFM音源を鳴らす事が可能)。
以降、多岐にわたるパソコン・家庭用ゲーム機の主流音源となりました。
FM音源は1984年から1985年にかけてNECの8ビットパソコン(SRシリーズ)で採用され、家庭用ゲーム機ではセガ・マスターシステムで初めて標準搭載(セガ・マークIIIでも別売りのFMサウンドユニットを装備することでFM音源を鳴らす事が可能)。
以降、多岐にわたるパソコン・家庭用ゲーム機の主流音源となりました。
PC-88&98 FM音源 ファルコム テンションが上がる音楽集 (Falcom Tension rises FM Music Collection)
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80~90年代のゲームはサウンド(BGM)が秀逸!FM音源はじめ、ゲーム観を高めるのに欠かせなかったBGMについて。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ハマったゲームなら、いまでもそのBGMが耳に残っているものです。かつてはFM音源の全盛期、あらゆるジャンルのゲームでテンションのあがるBGMが流れていました。そんなBGMのなかから人気だったサウンドを15曲ほど列挙してご紹介。
ファミコンのディスクシステムにはPWM音源、MSX向けにコナミが開発したSCC音源
ゼルダの伝説 オープニング比較
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コナミがMSX向けに開発したSCC音源はFM音源にも負けない!PSG音源に甘んじていたMSXユーザーに希望を与えてくれました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
MSXに力を注ぎ、専用のゲーム音源「SCC音源」を開発してくれたのがコナミ。当時のMSXユーザーはファミコンをはじめとするゲーム専用機とPC-88などの本格派パソコンの狭間で不遇の思いをすることが多く、他のパソコンゲームからの移植版ゲームで、オリジナルとのクオリティの差に溜息をつくことがよくありました。MSXユーザーはコナミの尽力をいつまでも忘れません。
音源性能やサウンドプログラマの技量がサウンドの質に反映される時代
PCM音源は記憶容量・処理速度的に本格的な実用段階に達したのがこの時代でした。
同時発音数も増加し、こうした高性能な音源によって音の自由度が格段に向上、ピアノやトランペット等実際の楽器に近い音を出すことも可能になりました。
とは言え、当時はまだ発展途上の部分も多く、そのためこれら新音源と従来のPSGの組み合わせで各々の弱点をカバーし合う処理系なども多く見られることに。
同時発音数も増加し、こうした高性能な音源によって音の自由度が格段に向上、ピアノやトランペット等実際の楽器に近い音を出すことも可能になりました。
とは言え、当時はまだ発展途上の部分も多く、そのためこれら新音源と従来のPSGの組み合わせで各々の弱点をカバーし合う処理系なども多く見られることに。
この頃の楽曲の特徴としては、音声処理系の向上によって得られた新しい音色やアンサンブル方法に主眼が置かれていることが多いという点が挙げられる。いかにサウンドを豪華にしようとしても限界があった1980年代前半とも、誰でも簡単に高音質を手に入れられる現在とも異なり、この時期は音源性能やサウンドプログラマの技量が大いにサウンドの質に反映され得る状況にあり、そのためサウンドにこだわりのある制作者達がより高品質なミックスを目指してしのぎを削っていったのである。その結果、1980年代前半と大差ないサウンドのゲームもあった一方で、優れたサウンドプログラミングによってオーケストラに迫る様な曲も作り出された。例えば古代祐三は『イース』の頃よりFM音源を駆使しその性能を余すことなく使ったBGMを作成した。また後年古代によるスーパーファミコンで発売された『アクトレイザー』はオーケストラを髣髴とさせる高品質なもので、その当時の水準とは比べものにならないレベルの高さに『ファイナルファンタジーIV』の開発スタッフは衝撃を受けたという。
いまでも非常に評価の高いスーパーファミコン「アクトレイザー」
【SFC】アクトレイザー(ActRaiser)を普通に攻略 part1/7
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80年代後半から第一線を走り続けるゲーム音楽作曲家『古代祐三』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
1980年代後半、パソコンゲーム黎明期において、当時の少ないトラック数とわずかな音色しか持たない音源の性能を最大限に活かし、斬新な楽曲を作り上げ、ゲームコンポーザーという職業を世に知らしめた第一人者『古代祐三』。その精力的な活動と卓越したセンスから、多くのファンから絶大な支持を得続け、現在もなお第一線で楽曲を手掛けています!
音源構成はゲームセンターで聴き取れる音にも大きく変化を与えます。
FM音源は金属的な音を発音可能ですが多用すると曲全体の中域が薄くなること。
またPCMで人声を発音させる使い方も増え、「人声を目立たせBGMは脇役に回る」音響手法がカプコン「ストリートファイターII」の大ヒット以降対戦格闘ゲームを中心に多用され、それとともに業務用ゲームでのBGMの多くは影が薄れていくことに。
FM音源は金属的な音を発音可能ですが多用すると曲全体の中域が薄くなること。
またPCMで人声を発音させる使い方も増え、「人声を目立たせBGMは脇役に回る」音響手法がカプコン「ストリートファイターII」の大ヒット以降対戦格闘ゲームを中心に多用され、それとともに業務用ゲームでのBGMの多くは影が薄れていくことに。
ストリートファイターⅡは対戦格闘ゲームの常識を変えてしまった!その後の格ゲーの流れを決定づけたスト2(ストリートファイターⅡ)を振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
格闘ゲームの代名詞ストリートファイターⅡ。それまでコンピューター相手のゲーマー達に対人対戦の喜びを教えてくれた!ゲームセンターはもはや闘技場、腕に覚えのある若者の間で格ゲーブームが巻き起こりました。そんなスト2(ストリートファイターⅡ)を振り返ります。
1990年代後半~2000年代のゲームサウンド
セガサターン、プレイステーションの頃から、次第にディスクメディアが主流に。
メディアの大容量化、ハードの高性能化により、「限られた音色で多くの曲を鳴らす」という制約が大幅に緩和され、さまざまなジャンルの音楽がBGMとして取り入れられるようになりました。
また、録音済みの音楽をストリーミングで流すという方法もしばしば登場するようになり、ゲームBGMは鑑賞用に販売されている通常の音楽CDと同等の品質を獲得するに至り、21世紀初頭現在の主なゲーム機の音声処理系はPCM系の録音済み波形を用いる方式が主流になっています。
メディアの大容量化、ハードの高性能化により、「限られた音色で多くの曲を鳴らす」という制約が大幅に緩和され、さまざまなジャンルの音楽がBGMとして取り入れられるようになりました。
また、録音済みの音楽をストリーミングで流すという方法もしばしば登場するようになり、ゲームBGMは鑑賞用に販売されている通常の音楽CDと同等の品質を獲得するに至り、21世紀初頭現在の主なゲーム機の音声処理系はPCM系の録音済み波形を用いる方式が主流になっています。