欧米では現在でも大人気なのに日本での知名度は…。PS発『スパイロ・ザ・ドラゴン』の魅力をご紹介!
2018年3月5日 更新

欧米では現在でも大人気なのに日本での知名度は…。PS発『スパイロ・ザ・ドラゴン』の魅力をご紹介!

『クラッシュ・バンディクー』と同じく、ユニバーサルインタラクティブスタジオ製作のアクションゲームです。 日本では1999年(欧米では1998年)にPlayStation用ゲームソフトとしてソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された本作はなのですが、なぜか日本では埋もれてしまい隠れた名作扱いに…。本当に傑作なんですよ!?

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ワールド、ステージは「戦争の世界」「魔法の世界」「夢の世界」「ナスティ一味に汚された美の世界」といった現実から一歩離れたファンタジー色の強い世界観が設定されており、お伽噺の中を探検しているような感覚を味わえます。

敵も狂った動物や魔物、魔法使いなどファンタジー色の強いものが多くみられます。
敵をよく観察してみると、別々の敵同士で喧嘩をしていたり同種の敵同士なら礼儀正しくしたり強い敵が弱い動物を追いかけまわしていたりと、個性があり動きがとても愉快です。
逆にナスティ一味の中には電気や機械を使う者もいますが、逆に「ファンタジー世界への侵略者」という印象をぐっと強めていて良い演出になっています。
音楽は耳に残りづらいものの、こちらもファンタジー色が強く落ち着いて探索ができるものになっていました。

親切なチュートリアルや多めなアドバイス

助けたドラゴンはそのステージで使えるアドバイスをしてくれることがあります。(ただの世間話などもありますが)
またあちこちに看板が配置されており、それを読めばステージを攻略する上でのヒントになります。看板を読むかどうかは完全に任意なので押し付けがましくもありません。

この看板は日本でのテストプレイ段階で「日本人が3Dマップに迷いやすい」ということから追加された日本版独自の追加要素らしいです。元々の世界観を壊しておらず、文面も面白いものが多いため概ね好評でした。

細部へのこだわり、ボリューム、親切設計

ロードがほぼありません。探索のテンポが非常に快適です。
全体的な難易度は低めですが序盤から順当に難しくなっていくという良好なゲームバランスにまとまっています。
そして非常に優れたマップデザイン。「こんなところに秘密の空間が」といった隠された場所や、「ここから見えるあの場所はどうやって行けるんだろう」といった見えてはいるのになかなかいけない場所がとても多く、探索心に火をつけます。
それでいてヒントが多いこともあって注意すれば初心者でも十分に辿りつける範囲に隠された場所があるので、詰むようなことはほとんどありません。
また、再開ポイントが多めにあるためミスしても不快感は感じにくいです。
とにかく親切設計でした。

ボリュームも多く、全6ワールドで1ワールドにつき通常ステージが3ステージ&ボスステージとボーナスステージが一つづつの計5ステージで計30ステージもあります。
ボスステージも通常ステージと同じくらいの広さと探索要素があり、探索を楽しむことも出来ます。

そして、当時としては珍しい全編フルボイス。スパイロだけでなく助けたドラゴン一匹一匹にすら声がついています。

難点

カメラワークが良くない

3Dマップではありますが、デフォルトではスパイロが移動したり振り向いてもカメラの向きがほぼ変化しません。
カメラ位置を追尾させたい場合はわざわざ△ボタンを押して手動で切り替えなければならず、切り替わりもスムーズとは言いづらいです。
ダッシュ中に△を押しっぱなしにすればカメラ追尾がやや早くなりますが、2つのボタンを押し続ける必要があります。

これは元々、日本でのテストプレイ時にて多くの日本人に3D酔いが発生したため、日本独自の「動きが少ないカメラワーク」が採用された影響によるものです。(欧米人よりも日本人の方が3D酔いを起こしやすいらしいです)
元々のアメリカ版では動きのある自動追尾のカメラワークであり、日本版でもクリア特典の隠しモード「ディレクターズカットモード」ではこのカメラワークで遊ぶことができます。
せめてカメラタイプの任意選択ができれば…。
クリア特典ではあるものの、(3D酔いに弱くなければ)ディレクターズカットモードの方が遥かにプレイしやすいのではないでしょうか。

総評

シンプルなゲーム性と操作性、ファンタジー世界を上手く表現した世界観、秀逸なマップデザインなどが光る、完成度の高いアクションゲームです。 知名度こそ劣るものの、クラッシュシリーズと同様に馴染み易く遊び易い仕上がりになっています。日本人も是非プレイしてみてほしい作品ですね。

ちなみに、こんな記事も書いています。

本稿で記載しております情報は、ゲームカタログ@wikiから引用させていただきました。

出典元はコチラです。
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