平成6年4月23日 スポーツTODAY 西武vsダイエー
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橋本武広
橋本武広は、1989年オフ、社会人野球のプリンスホテルから、ドラフト3位でダイエーに入団。ダイエーには4年間在籍しますが、主だった実績はなく、1993年オフに西武へトレードされます。奇しくも、石井丈裕とは、プリンスホテル以来のチームメイトとなりました。
西武では、2年目から中継ぎの中心投手として活躍。1995年から2001年まで7年連続で55試合以上に登板し、うち1995年、1997〜1998年には、リーグ最多登板を記録します。特に、リーグ優勝した1997年は、68試合に登板し、防御率は驚異の1.68。最多ホールド投手のタイトルを獲得しています。
2002年に阪神、2003年にロッテに移籍し、その年限りで現役を引退しました。
西武では、2年目から中継ぎの中心投手として活躍。1995年から2001年まで7年連続で55試合以上に登板し、うち1995年、1997〜1998年には、リーグ最多登板を記録します。特に、リーグ優勝した1997年は、68試合に登板し、防御率は驚異の1.68。最多ホールド投手のタイトルを獲得しています。
2002年に阪神、2003年にロッテに移籍し、その年限りで現役を引退しました。
1998.9.28 西武vs近鉄24回戦 17/22
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結局どっちがトクした!?
このトレードは、どちらがトクをしたかというよりも、まずは、根本監督の思い切ったトレードで、ダイエーのチーム改革に成功したか否かがポイントとなるでしょう。また、森監督から東尾監督への移行時期だった西武の戦績にも注目です。
トレード後はあいにく、ほとんどの選手の成績が落ちてしまい、両球団とも実りの少ないトレードだったのかもしれません。しかし、その中でも、西武の橋本は毎年のように50試合以上に登板し、中継ぎの主力として投手陣を支えました。佐々木も、盗塁王や打率10傑入りを果たす活躍で、チームはAクラスを維持。彼らの在籍期間は、2度のリーグ優勝を果たしています。一方、ダイエーの秋山も数字は残せなかったものの、チームメンバーの意識改革を促し、常勝集団・ダイエー→ソフトバンクの礎を築いたと言えます。両チームともに、"強いダイエー"、"強い西武" のチーム作りに一定の成果があったと言えるでしょう。
トレード後はあいにく、ほとんどの選手の成績が落ちてしまい、両球団とも実りの少ないトレードだったのかもしれません。しかし、その中でも、西武の橋本は毎年のように50試合以上に登板し、中継ぎの主力として投手陣を支えました。佐々木も、盗塁王や打率10傑入りを果たす活躍で、チームはAクラスを維持。彼らの在籍期間は、2度のリーグ優勝を果たしています。一方、ダイエーの秋山も数字は残せなかったものの、チームメンバーの意識改革を促し、常勝集団・ダイエー→ソフトバンクの礎を築いたと言えます。両チームともに、"強いダイエー"、"強い西武" のチーム作りに一定の成果があったと言えるでしょう。