『魔女っ子メグちゃん』は魔女「神崎メグ」と魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」との駆け引きを描くお話
2016年3月28日 更新

『魔女っ子メグちゃん』は魔女「神崎メグ」と魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」との駆け引きを描くお話

東映魔女っ子シリーズ第7作の『魔女っ子メグちゃん』(1974年)は主人公の魔女「神崎メグ」と魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」との駆け引きを描くお話しでした。『魔女っ子メグちゃん』の大きな見所である「神崎メグ」と「郷ノン」の魔法対決などを中心に振り返ってみましょう。

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魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」

郷ノン

郷ノン

声 - つかせのりこ
女王候補の一人。メグとは対照的なクールビューティーで、冷たいまなざし、青い髪に青白い肌の美少女。

文武両道の秀才で魔法界の学校でもトップに立つ才女だが、魔女らしく人間を見下している。郷家の娘として迎え入れられ、メグと同じ中学3年生として過ごしている。一見クールだが情に厚い面もあり、ノンに、またはノン自身が心を開いたキャラクターも存在する他、メグのことを助けることもある。

特に決まった呪文はなく、目の前で横向きにVサインをかざして魔法を指先より放つ。メグ同様、ダイヤ型のペンダントを持っており、必要に応じ魔法の矢じりや砲丸などに変形して使用できる。

人間を見下すばかりで理解しようともしなかったため、最終回で「お前は人間を知らなさ過ぎる」と言う理由で、メグとともに女王から人間界での再度の修行を言い渡された。

出典:wikipedia/魔女っ子メグちゃん
キーランと郷ノン

キーランと郷ノン

キーラン
声 - 千々松幸子
ノンの先輩魔女であり人間界でのママがわりを演じる。かつての女王候補であり、マミとはライバルだった。マミ同様、現在でも魔法は使える。

激しい気性の持ち主で典型的な「教育ママ」的容姿をしており、語尾に「ざます」を付けるのが口癖。郷との結婚を「後悔している」と自身が愚痴るほどマミとは正反対の境遇を過ごしている。
自分の果たせなかった女王の夢をノンに託すことになる。

郷ノンの魔法の使い方(特に決まった呪文はない)

目の前で横向きにVサインをかざして魔法を指先より放つ。

目の前で横向きにVサインをかざして魔法を指先より放つ。

魔法を指先より放つ。

魔法を指先より放つ。

両手から魔法を出せる。

両手から魔法を出せる。

郷ノンがメグを助けている。白馬に乗っており、まさに白馬...

郷ノンがメグを助けている。白馬に乗っており、まさに白馬の王子様のような郷ノン。

郷ノンは、メグを自分で倒すことがモチベーションになっており、他の敵にメグがやられることが気に食わない。情に厚い面があり、メグを助けることもある。

『魔女っ子メグちゃん』の見所:「神崎メグ」と「郷ノン」の魔法対決

最初の魔法対決(第一話)はメグの惨敗。命を落としてしまうが、奇跡的に復活する。とてつもなくハードな始まり方。

郷ノンの不気味な演出の初登場シーン。強そう。

郷ノンの不気味な演出の初登場シーン。強そう。

郷ノンの初魔法。いかにも凄そう。

郷ノンの初魔法。いかにも凄そう。

郷ノンの強力な魔法をまともに受けてしまうメグちゃん

郷ノンの強力な魔法をまともに受けてしまうメグちゃん

魔女としての能力はまだ3流レベル。
最初の魔法対決はメグの惨敗でメグは水死してしまう。

最初の魔法対決はメグの惨敗でメグは水死してしまう。

メグは泳げない。魔法で浮き輪を作るが、その浮き輪も、ノンの魔法(沢山のナイフが飛ぶ魔法)で破られてしまう。
メグは完全に死んでしまっており、医者も手の施しようがない。

メグは完全に死んでしまっており、医者も手の施しようがない。

第一話で、魔女っ子メグちゃんは、もう最終回なのか!というハードな展開。さすが70年代です。やることが違う。
メグが死んだら話が終わってしまうので(まだ第一話)、当...

メグが死んだら話が終わってしまうので(まだ第一話)、当然、奇跡的にも生き返る。魔女なので。

家族の愛と祈りがメグの心に届き、家族の愛と祈りの力が生み出した?奇跡の復活の光にむかって最後の力をふりしぼって歩み、奇跡の復活の光を浴びることでメグは生き返ります。

そしてメグとライバルのノンの魔法対決や小競り合いは、最終回まで続く

以降も、メグとライバルのノンは魔法対決をしていく。

以降も、メグとライバルのノンは魔法対決をしていく。

メグとノンの魔法対決が見所

メグとノンの魔法対決が見所

ノンが先に仕掛けて、メグがケンカを買う。ノンが有利に進...

ノンが先に仕掛けて、メグがケンカを買う。ノンが有利に進むが、メグが頑張り、結局、引き分けで終わる。

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