スーパーゼウス
スーパーゼウスは、ロッテの食玩『ビックリマン』および派生作品に登場する架空の人物。
ビックリマンシリーズで最高の人気を誇った「天使VS悪魔シール」シリーズの看板キャラクターで、パッケージにも描かれている。第一弾ヘッドとして登場し、その後の各メディア展開でも常に登場、高い知名度を誇る。ビックリマン・天使VS悪魔シリーズそのものの象徴的な存在である。
モデルはギリシャ神話に登場する天界の王にして神々の王ゼウス。
天使とお守りの住む平和な世界、天聖界を治めるヘッド(一段上の力を持つキャラクター)であり全能の神。表層界を治めるべく聖神ナディアが生み出した超聖神の因子を受け継ぐ双子のゼウスの片割れで「光の次神子」。幼い頃からシャーマンカーンに育てられ修行を積んだ天使最強のヘッドであり、悪魔に対しては無敵とされる。
実母は聖神ナディア、実父は超聖神。双子の兄弟であるブラックゼウスの他、母親違いの姉オリン姫がいる。
額の星マークがトレードマーク。手に持つ杖は大聖棒(ビッグ・セント・スティック)。腰に巻いた前垂フェザーで高速飛行可能。透視眼力「ゼウスアイ」を備え、魔性を打ち消すマント(アニメでの設定)を身に着けている。
強い力を持つため、物語の成立のためにアニメ作品では序盤に力を封じられたりする展開が多い。
デザインは老年期であり、立派な白髪と髭を生やしているのがお馴染みの姿。過去の時期である第一次聖魔大戦などを描いた作品では若年期の姿も見せている。
女性とお金に弱いのが弱点。普段はかなりひょうきんな性格をしているが、締めるときは締める。
スーパーデビル
スーパーデビルは、ロッテの食玩『ビックリマン』および派生作品に登場する架空の人物。
概要[編集]
10代目「悪魔VS天使シール」における第3弾ヘッド。初の悪魔ヘッドとして登場し、その対となる天使ヘッドのスーパーゼウスと共にシリーズを象徴する存在。天使たちが住む天聖界と悪魔だけが住む天魔界(シール版では天使界、悪魔界)、お守りだけが住む天地球に三分される以前の表層界の時代から存在した悪魔ヘッドの始祖ジュラを始めとする従来の悪魔族とは違い、影の象徴的存在であり「源層大魔性ブラック祖」と呼ばれるダークマターによって天魔界でも最も邪悪な力が渦巻く魔性暗黒ゾーンから生み出された超エリート悪魔。
キャラクター[編集]
天魔界を治めていた始祖ジュラが第一次聖魔大戦でスーパーゼウスに敗れて眠りに入ったため、新たな指導者を求めた悪魔たちの願いによってダークマターが生み出した[1]悪魔ヘッド。悪の法典「ブラック戒律」(悪魔を縛り強制的に従わせることができる)を用いて天魔界の悪魔を統率し、天聖界の制圧を目論む。強大な魔力と優れた知性を持ちながらも戦闘能力が非常に低いため、自らは常に天魔界の宮殿にあって様々な謀略を巡らせて天使の殲滅を虎視眈々と狙っている。
天魔界の支配者としてのプライドが非常に高く、六聖球の強奪で強大な力を得たサタンマリア、サタンマリアが魔戦歴を経てパワーアップしたワンダーマリア、太古の時代から存在する凶悪な悪魔族「ゴードン師」の神である魔スターPなど、強力な悪魔ヘッドの出現と台頭に常に危機感を抱いており、後にワンダーマリア率いる新生悪魔軍と対立する事態に発展する。
自身を頂点とする悪魔帝国の建造に執着しており、そのためならば味方をも平気で裏切る、捨て駒として用いるなど残虐非道な性格。アニメ版では、これに加えてオカマ口調を用いたり子どものようにはしゃぎ回ったりするなど、コメディな一面を窺わせる事が多い。
下心テクター事件[編集]
「天聖界の賢者」と呼ばれるシャーマンカーンに近付き、下心テクターを使ってシャーマンカーンの聖心を悪心に染め上げて天聖界を内側から弱体化させる計画を実行するために、自らを偽神化(魔衣で魔気を隠し、その姿を神と偽った)して天聖界に潜入した。