80年代、ジャズ・フュージョンが台頭。今まで、地味な存在だった〇〇〇の超絶プレイが、注目を集め、羨望の的に…
2015年9月15日 更新

80年代、ジャズ・フュージョンが台頭。今まで、地味な存在だった〇〇〇の超絶プレイが、注目を集め、羨望の的に…

70年代アメリカで、ジャズ・ロック、ソウル・ミュージックやラテン音楽の要素を取り入れたクロスオーバーのジャンル、それらを総称して、フュージョンと呼ぶようになりました。そのフュージョンの発展に、最も貢献したのがベーシストです。彼らは、あらゆる奏法を駆使して、フュージョンの新たな可能性を引き出しました。フュージョンならではのグルーブ感を出すために、ハーモニック奏法やスラップ奏法を編み出しました。

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めちゃめちゃカッコイイ奏法、スラップベーシストランキング

ヴィクター・ウッテン

ヴィクター・ウッテン(Victor Lemonte Wooten、1964年9月11日 -)はジャズ、フュージョンのベーシスト。バージニア州ハンプトン生まれ。高度なテクニックとグルーヴ感溢れる演奏で、ベーシストの中にも信奉者が多い。
ハーモニックス奏法とスラップ奏法をたくみに織り交ぜた、独特のベース奏法。スラップ奏法の教則用ビデオも数多く出しています。

Amazing Grace

皆さん、お待たせいたしました。“ヴイクター・ウッテン”ソロコンサートの始まりです。

Amazing Grace - Victor Wooten - YouTube

マーク・キング

マーク・キング(Mark King, 1958年10月20日-)はイギリス・ワイト島出身のベーシスト兼ヴォーカリストで、レベル42のリーダー。1980年代以降、ベースギターのスラップ奏法の発展と普及に貢献している。
私がスラップ奏法を知ったのは、レベル42のライブに行ってから、あまりの格好よさに、釘付けになりました。まずはこの高速スラップによるライブパフォーマンスをお楽しみください。曲は、『Love Games』。

Love Games(1981)

高速スラップで演奏しながら、同時に歌も歌ってしまうなんて、考えられましぇん。ライヴでは演奏しながら、ステージを走り回ってました。ノリが良くて、メチャメチャ格好いいんです。わたしの中では、パーフェクト!!、

Level 42 Love Games (live) at Rockpalast Essen 1984 - YouTube

ミュージシャン:
マーク・キング(bass,vocals)
マイク・リンダップ(keyboards,vocals)
フィリップ・グールド(drums)
ブーン・グールド(guitar,chorus)
それでは、ランキングに戻りまして、次にご紹介するのは、アンソニー・ジャクソン。日本のミュージシャンとの親交もあつく、渡辺貞夫、深町純、日野皓正のアルバムに参加。2000年代には矢野顕子の公演で定期的に来日して共演しています。さらには、2011年、以前から親交がある日本人ピアニスト上原ひろみ、サイモン・フィリップスと共に東京JAZZにも出演しています。

渡辺貞夫UP COUNTRY Live ~アンソニー・ジャクソン参加(1980)

映像に、彼の姿はほとんど映りませんが、音で存在感を主張しています。

1980 渡辺貞夫 :: UP-COUNTRY Live @ Budokan (bo2o re-cut) - YouTube

ミュージシャン:
渡辺貞夫(sax)
エリック・ゲイル(guitar)
ジェフ・ミロノフ(guitar)
スティーブ・ガッド(drums)
ラルフ・マクドナルド(percussion)
リチャード・ティーり(keyboards)
アンソニー・ジャクソン(bass)
ジョン・ファディス(trumpet)
東京フィルハーモニー交響楽団

3.アンソニー・ジャクソン

アンソニー・クレイボーン・ジャクソン(Anthony Claiborne Jackson、1952年6月23日 - )はアメリカニューヨーク州ニューヨーク市出身[1]のエレクトリックベース奏者で、特に6弦ベース(コントラバス・ギター)奏者として知られている。

30年以上の活動経歴を持ち、ファースト・コール・ミュージシャンとして知られている。
モータウンのハウス・エレクトリックベーシスト、ジェイムス・ジェマーソンの影響で、ベースを演奏するようになる。1964~'65年にギターをジェリー・フィッシャーに、1969年にローレンス・ラリー・ルーシーと1973年にパット・マルティーノに理論を学ぶ。
第4位は、世界的スラップベーシストの一人。マーカス・ミラー。近年は、音楽プロデューサーとしても活躍。まずは、ジャズの巨匠マイルス・デイビスから抜擢され、ベーシストとして一躍脚光を浴びたアルバム“The Man with the Horn”から、『Fat Time』。

Fat Time(1982)

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