日本人以上に日本の心を持つ「ラモス瑠偉」振り返って見たいサッカー現役時代
2022年7月16日 更新

日本人以上に日本の心を持つ「ラモス瑠偉」振り返って見たいサッカー現役時代

日本人以上に日本の心を持つ、と言われているラモス瑠偉さん。Jリーグでヴェルディ川崎の、黄金期を築き上げてくれた選手の1人です。お茶漬けやJリーグカレーなどのCMにも起用され、日本からも愛されている選手でした。今回は、90年に日本代表として初選出してから、98年現役引退するまで当時のラモス瑠偉選手の活躍をまとめます。

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基本情報
日本名 :ラモス瑠偉
愛称  :カリオカ
生年月日:1957年2月9日
身長  :181㎝
血液型 :O型
出身地 : ブラジル リオデジャネイロ

ラモス瑠偉選手について

1989年から1995年まで、日本代表として活躍されたラモス瑠偉選手。1998年41歳のときに現役を引退されました。

1990年1991年と2年連続で、日本最優秀選手賞を受賞されるなど、トップサッカー選手として功績を残した1人です。

Jリーグ創立当初から、ヴェルディ川崎の司令塔として活躍し、サッカーを盛り上げてくれましたね。
ラモス瑠偉さん自身も、日本のサッカー界を盛り上げたい、日本代表を強くしたいという思いで戦っていたとのことです。

引退してからも、解説者や指導者として活躍され、時を経た今も日本をサッカーを愛しています。

そんな日本サッカー界に、新しい風を巻き起こしてくれたラモス瑠偉選手の活躍を見ていきましょう。

華麗なるリフティングパス

ラモスとビスマルクの華麗なリフティングパス【1993年9月3日】

1993年浦和レッズvsヴェルディ川崎の試合で、伝説のパスワークが繰り広げられました。
地上に落とさないリフティングによるパス交換が、見事に華麗なんですよね。

ラモス瑠偉選手とビスマルク選手がリフティングパスで繋ぎ、武田修宏選手がゴールを決めるというパフォーマンスは観客を沸かせました。

ドーハの悲劇

【レジェンド対談】ラモスさんがドーハの悲劇の真相を語る…

1993年日本中が、アメリカワールドカップを夢見た最終予選でのこと。
当時ラモス瑠偉選手も負けることはないと意気込んでいたのですが、出場権は獲得できませんでした。ロスタイム中に相手側に失点を許してしまったのです。ロスタイム中っていうところが、また悔しさ倍増ですよね。

ラモス瑠偉さんは、現在でも先月のことのように覚えていると言っていました。そしてこの時代のサッカーファンなら、忘れもしない試合だったと思います。しかし、この試合があったからこそ、ワールドカップへの想いをより強くさせてくれたのではないでしょうか。

芸術的なループシュート

(ラモス瑠偉) Jリーグクロニクルベスト:1994ベストゴール

1994年Jリーグチャンピオンシップでの、今も語り継がれる伝説のシュート。

左サイドに流れたボールを鮮やかなループを放ち、芸術的なゴールが決まりました。

なんと調べたところによると、ラモス瑠偉選手は肉離れしてたようです。直前の2試合は肉離れのため出ておらず、この試合も痛み止めの注射を打って出場したとのこと。ドラマのようなシチュエーションですよね。素晴らしいの一言に尽きます。

Jリーガー時代のラモス瑠偉選手が出演したCMたち

1993年頃 ラモス瑠偉 永谷園 お茶漬け

「永谷園のお茶漬け海苔」のCMです。
ブラジル出身のはずなのに、「日本人ならお茶漬けやろ!」と関西弁で説教するという内容。とってもユニークな演出と、このフレーズはやみつきになりますね。

当時Jリーガーの知名度が高く、タレント的にも人気を得ていました。ミドル世代以上の方は、記憶に残っているCMの1つではないでしょうか。

永谷園 お茶漬け海苔 ラモス瑠偉 (1995)

Jリーグカレー

こちらは「永谷園のJリーグカレー」のCMです。まさおという少年がJリーグカレーを食べると、ラモスになってしまういうシナリオでした。

特殊なCGによる演出が、当時は話題になりましたね。

また複数の子供たちがラモスのような髪や髭が生える「Jリーグふりかけ」のCMも放送されました。

Jリーグは子供たちから絶大な人気があり、Jリーグチップスなども販売していました。カード欲しさに買ってしまう子供多かったと存じます。現在は販売中止されているとのことですが、世代に過ごした方なら復活を望んでしまいますよね。
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