50年代後半より60年代中盤にかけてテレビで活躍したヒーロー作品とその主題歌あれこれ
2017年3月31日 更新

50年代後半より60年代中盤にかけてテレビで活躍したヒーロー作品とその主題歌あれこれ

私は50年代の半ばに生まれて、物心が付き始めた頃よりテレビを見て育ってきた。だが、今振り返って見ると、肝心の映像に関する記憶は殆ど消え失せているのにも拘わらず、当時口ずさんだ主題歌などの音楽情報は、まだまだ一番程度だったら、歌詞を見なくても歌えるのである。改めて、音楽が人々にとって重要なものであり、記憶に対する音楽のそら恐ろしさを憶える今日この頃である(そろそろ脳が退化し始めているかも・・・(泣(ーー;))。

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お涙物 50年前の日立電気製白黒TVで見る ナショナルキッド

『ナショナルキッド』(英:National Kid )は、1960年(昭和35年)8月4日から1961年(昭和36年)4月27日まで日本教育テレビ(NETテレビ:現・テレビ朝日)系で放送された東映製作の特撮番組、および劇中の主人公であるヒーローの名前。モノクロ作品。東映が手掛けた初のSF特撮作品である。
日本でも放送されたアメリカの人気テレビ番組『スーパーマン』に触発された「空飛ぶヒーローもの」。キッドの飛行シーンなどで、当時としては高品質な特撮技術が使われている。

「ナショナル」こと松下電器産業株式会社(現社名:パナソニック株式会社)が、「子供たちに科学に対する興味を持たせたい」との方針で、破格の予算を投じて単独スポンサーをつとめた[注 1]。オープニング映像では、ナショナルの電飾広告塔をバックに空を飛ぶナショナルキッドの姿が使われるほか、番組提供の「松下電器」の文字とナショナルの広告塔が重ねられ、また劇中でナショナルキッドが使用するエロルヤ光線銃がナショナルの懐中電灯と同じ形であるなど、かなり徹底したタイアップとマーチャンダイジングが行われた。

海底人8823

『海底人8823』(かいていじんはやぶさ)は、1960年に製作された特撮テレビ番組、および劇中の主人公であるヒーローの名称。大映テレビ室製作。1960年1月3日から1960年6月28日まで(近畿地方では6月26日まで)、フジテレビ系で放映された。

当時ノンフィクションライターとして活動していた黒沼健が原作と脚本を担当し、海底に沈んだ大陸や人間の耳には聞こえない3万サイクルの笛など黒沼の持つ科学知識が設定に反映されており、当時としては珍しい科学性を押し出した作品であった。

日本で最初のアニメヒーローが誕生!!

鉄腕アトム(1963)

『鉄腕アトム』(てつわんアトム、日本での英題はMighty Atom)は、手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ、特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。

21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。
本作は、1951年(昭和26年)4月から翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけてフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。

1980年(昭和55年)に日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、さらに1作目と同じくフジテレビ系にて2003年(平成15年)に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として、2回目のリメイクが放映、2009年にはCG映画『ATOM』が公開されている。

私たちは、言わばアトム第一世代で、一番思い出があるのは、やはりこの白黒のアトムだ。

アトムが放映開始され、視聴率的に大成功を収めて以降、各々テレビ局では実写版のドラマからアニメに比重を置き始めるようになったような気がする。

『エイトマンの歌』克美しげる フルバージョン 1963~1964

『エイトマン』又は『8マン』(エイトマン)は、平井和正と桑田次郎(現・桑田二郎)による日本のSF漫画、および同作品を元に制作された日本のSFアニメ、およびそれらに登場する主人公の名前である。
漫画版は『週刊少年マガジン』(講談社)に1963年20号から1965年13号まで連載された。テレビアニメ版は1963年11月8日から1964年12月31日までTBS系列局で放送。全56話。漫画版の表記は数字入りの「8マン」であるが、テレビアニメ版の表記は全てカタカナの「エイトマン」である漫画版の表記は数字の『8マン』だったが、テレビアニメ版の表記はカタカナの『エイトマン』に変更された。これはフジテレビ (8ch) 系列ではなくTBS (6ch) 系列での放送だったためである。

凶悪犯・デンデン虫の奸計に嵌って射殺された(アニメ版では車で轢き殺された)刑事・東八郎(あずま はちろう)。東は、その人格と記憶が科学者・谷方位(たに ほうい)博士によってスーパーロボットの電子頭脳に移植され、警視庁捜査一課にある7個捜査班のいずれにも属しない八番目の男「8マン」として甦った。平時は粋なダブルの背広姿の私立探偵・東八郎だが、ひとたび事件が起き、田中課長から要請を受けると8マンに変身し、数々の難事件・怪事件に立ち向かう。

エイトマンの最大の武器はその『速さ』であり、ひとたび駆け出せば時速3000㎞(マッハ2.4!)に達し、人間の1000倍の加速度でたちまち音速を超える。外界からの刺激は30万km/sの伝達速度で瞬時に反応(体中を光の速さで確かな予感が駆け巡るのである)し、ミサイルや弾丸なども素手で受け止めて投げ返してしまうのだ。断言してもいいが、こういう「銃なんて遅いぜ」というスピード自慢をやった漫画は本作が日本初である。爆発に巻き込まれても、その爆風より速く走って無傷で生還するほどであった。

狼少年ケン

『狼少年ケン』(おおかみしょうねんケン)は、NETテレビ(現・テレビ朝日)ほかで放送されていた東映動画(現・東映アニメーション)制作のテレビアニメである。モノクロ作品。全86話。NETテレビでは1963年11月25日から1965年8月16日まで、毎週月曜 18:15 - 18:45 (日本標準時)に放送。NETテレビ初の国産アニメ放映作であり、また東映動画が初制作したテレビアニメでもある。

アフリカのジャングルの中で狼に育てられた少年・ケンが、双子の子供狼・チッチとポッポや仲間たちとともにジャングルの平和を守る。主な脇役は、老齢で頑固だが仲間を大切にするボス狼、二枚目役の片目のジャック、ユーモラスで少しずる賢いところもあるブラック(以上狼たち)、ケンに襲いかかっては返り討ちに遭って崖から落ちたり木に衝突したりするドジな熊、仲間の虎(以上悪役)などである。
しかしケンがなぜ狼に育てられ、どのように成長してきたのかは物語中では明らかにされず、第1回でボス狼がケンを仲間たちに紹介するところから始まっている(その前に巨大な彗星が地球に接近して天変地異が起きる場面があるが、物語の展開との関係は不明)。
その後、ケンはチッチやポッポ、あるいは他の狼たちとともに、猿の軍団やジャングルの動物たちを奴隷にしようとする凶悪な原住民と戦ったり、狼の仲間なのに「牙」が無いと言われて海の彼方に住む白銀のライオンから牙代わりの短剣を貰ったり、墜落した飛行機から生き残った姫を救出したり、動物たちに恐れられる「悪魔の森」を探検したり、自分とそっくりな某国の王子と出会って一騒動を起こしたり、父親のために湖の底に眠るウラニウムを持ち帰ろうとして恐竜に襲われた少年を助けたりと大活躍する物語であった。

アニソン 鉄人 28号 OP

時は太平洋戦争末期。敗色濃厚な日本軍は危機打開のために「鉄人」と呼ばれるロボットを密かに開発していたが、実戦投入される前に日本軍の敗北という形で戦争は終結してしまった。

そして太平洋戦争が終結してから数年後、兵器として使われずに眠っていた「鉄人28号」がとある事件をきっかけに戦後の日本に姿を現すこととなった。事件に巻き込まれ、悪人との闘争の末に鉄人を自由に操るリモコンを手に入れた少年探偵・金田正太郎は日本と世界の平和を守るため、鉄人28号を使って迫りくる悪のロボットたちと戦う・・・というのが大体のストーリーである。

手塚治虫の「鉄腕アトム」と並んでロボット漫画の先駆けとなった作品である。戦後まだ間もない時代の日本の私たちに夢と希望でワクワク感を与えた。
また、こちらは日本最古の巨大ロボット漫画であり、日本最古の巨大ロボットアニメでもある。
今までざっと私が見て育ってきたテレビ番組をご紹介したが、ちょうどこの後の60年代のことを記述したミドル・エッジの記事があるので下記に記します。どうかご一読下されば幸甚です。(ToT)/~~~
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