1957年、ロシア民謡『ともしび』が大ヒット。翌1958年に同曲でNHK紅白歌合戦に初出場し、当時の歌謡界にコーラスブームを巻き起こします。実は、グループとして初めて紅白に出場したのが、ダークダックスでした。以後、1971年まで14回連続で出場を果たし、1976年の最後の出場を含め、通算15回も紅白に出場しています。
『みんなのうた』から広まった曲
続いて、NHK『みんなのうた』で取り上げられた2曲。
『クラリネットをこわしちゃった』
『森の熊さん』
大人から子供まで知らない人はいないほどの有名曲ですが、ダークダックスの楽曲が同番組で取り上げられたことで、広く知られるようになりました。
『クラリネットをこわしちゃった』
『森の熊さん』
大人から子供まで知らない人はいないほどの有名曲ですが、ダークダックスの楽曲が同番組で取り上げられたことで、広く知られるようになりました。
クラリネットをこわしちゃった
クラリネットをこわしちゃった
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森の熊さん
森の熊さん
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『銀色の道』『雪山讃歌』など
そして、ポピュラーソングは、『ともしび』の他にも有名曲は多数あり、
『雪山讃歌』
『すずらん』
『北上夜曲』
『山男の歌』
『銀色の道』
など
枚挙に暇がありません。上記の曲はいずれも、紅白でも歌った曲です。
この中で、ダークダックスの曲として一番おなじみなのは『銀色の道』でしょう。また、『雪山讃歌』と『北上夜曲』は、それぞれダークダックスが志賀高原と盛岡を訪れた時に、地元で歌われていた歌を発掘したものです。
『すずらん』『銀色の道』は、中学校の音楽の教科書に取り上げられ、音楽の授業で歌ったという方もいるかもしれません。
『雪山讃歌』
『すずらん』
『北上夜曲』
『山男の歌』
『銀色の道』
など
枚挙に暇がありません。上記の曲はいずれも、紅白でも歌った曲です。
この中で、ダークダックスの曲として一番おなじみなのは『銀色の道』でしょう。また、『雪山讃歌』と『北上夜曲』は、それぞれダークダックスが志賀高原と盛岡を訪れた時に、地元で歌われていた歌を発掘したものです。
『すずらん』『銀色の道』は、中学校の音楽の教科書に取り上げられ、音楽の授業で歌ったという方もいるかもしれません。
『雪山讃歌』との出会いは志賀高原でした。
(中略)
バスの可愛らしい車掌さんが、切符を回収しながら口ずさんでいたのが『雪山讃歌』だったのです。そのとき一緒にいたのは学校のコーラス仲間、慶應ワグネルの連中。彼らもいつも歌っているアメリカ民謡の日本語版を聴いたのは初めてでした。
昭和54年 集大成とも言える心の歌「日本と世界の愛唱歌集」25枚セット発売。「銀色の道」「すずらん」が中学校の音楽教科書に取り上げられる。
雪山讃歌
雪山讃歌 ダーク・ダックス
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銀色の道
銀色の道 - ダーク・ダックス (DARK DUCKS)
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さとう宗幸との競作『青葉城恋唄』
さとう宗幸のデビュー曲でおなじみの『青葉城恋唄』ですが、実は、ダークダックスも同じ曲を歌っていました。当時無名だったさとうを "宣伝費をかけずに" 売り出すために、担当ディレクターが "有名コーラスグループ" にも歌わせるよう仕組んだ策略(!?)だったのです。ある意味、ダークダックスは嵌められた訳ですが、彼らも30万枚の売上を記録しています。
さとう宗幸という歌手は、いかんせん全国的には無名である。売るための宣伝費もかけられない。
ここから赤間(剛勝)さんがとった手法が面白い。ここはひとつ有名コーラスグループのダークダックスに歌わせよう。
(中略)
この案がまんまと当たった。レコードの売り上げはダークダックスからさとう宗幸へと逆転していった。
新三共胃腸薬 顆粒(かりゅう〜)
幅広い世代に親しまれていたダークダックスは、その人気からテレビCMにも数多く起用されました。
印象深いCMが多く、たとえば、象印のポット「ぞうさん」のCMで、女の子が "ダークダックスのゾウさん" のほっぺたにチューするシーンや、清酒「千福」のCMで、折り鶴のアニメーションの後、皆で一杯始めるシーンは、歌声とセットで覚えている方もいるでしょう。
印象深いCMが多く、たとえば、象印のポット「ぞうさん」のCMで、女の子が "ダークダックスのゾウさん" のほっぺたにチューするシーンや、清酒「千福」のCMで、折り鶴のアニメーションの後、皆で一杯始めるシーンは、歌声とセットで覚えている方もいるでしょう。
清酒「千福」のCM
ダークダックスと千福
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そして、ダークダックスで一番有名なCMが恐らく、1982年から放送された三共(当時)のCM「新三共胃腸薬」でしょう。CMソングの作曲は、同じ慶應義塾大学卒で同年代の小林亜星。『それぞれのダークたち』というタイトルで、「〜さんの場合は」というフレーズ付きのロングバージョンもあります。最後の「顆粒(かりゅう〜)」のフレーズがあまりにも印象的で、耳に残って離れないCMソングの典型でした。
「第一三共胃腸薬」に変わっても、このサウンド・ロゴは健在です。
「第一三共胃腸薬」に変わっても、このサウンド・ロゴは健在です。
「新三共胃腸薬」のCM
新三共胃腸薬CM ダーク・ダックス
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それぞれのダークたち (パクさんとゾウさん)
新三共胃腸薬「それぞれのダークたち (パクさんとゾウさん) 」...
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