6位 マーヴィン・ゲイ
さて、6位はマーヴィン・ゲイです。日本での人気がどれほどのものかは分かりませんが、間違いなく素晴らしいシンガーです。
「悲しいうわさ」「マーシー・マーシー・ミー」「レッツ・ゲット・イット・オン」「黒い夜」「アイ・ウォント・ユー」など大ヒットした曲は数多くありますが、その中でも代表曲と言えば「ホワッツ・ゴーイン・オン」でしょうね。
「悲しいうわさ」「マーシー・マーシー・ミー」「レッツ・ゲット・イット・オン」「黒い夜」「アイ・ウォント・ユー」など大ヒットした曲は数多くありますが、その中でも代表曲と言えば「ホワッツ・ゴーイン・オン」でしょうね。
Marvin Gaye - What's Going On (Official Video 2019)
via www.youtube.com
「ホワッツ・ゴーイン・オン」は1971年にリリースされて大ヒットしました。しかし、当初レコード会社は発売を拒否したそうです。理由は、歌詞の政治的主張が強すぎるからとか、サウンドが古臭いからとかといったことによるものだったそうです。
マーヴィン・ゲイは「自分の周りの社会情勢とベトナム戦争に出征していた弟からの手紙から強い影響を受けた」ことで、この歌詞(共作)が出来たと語っています。
華麗で美しく緻密なアレンジは、レコード会社が発売に消極的だったことで、マーヴィン・ゲイが自らプロデュースを行った結果です。セルフ・プロデュースは多くのミュージシャンの注目を集めることとなり、大きな流れとなって「ニュー・ソウル」と呼ばれる新たなジャンルを作り出すことになりました。
マーヴィン・ゲイは「自分の周りの社会情勢とベトナム戦争に出征していた弟からの手紙から強い影響を受けた」ことで、この歌詞(共作)が出来たと語っています。
華麗で美しく緻密なアレンジは、レコード会社が発売に消極的だったことで、マーヴィン・ゲイが自らプロデュースを行った結果です。セルフ・プロデュースは多くのミュージシャンの注目を集めることとなり、大きな流れとなって「ニュー・ソウル」と呼ばれる新たなジャンルを作り出すことになりました。
5位 ジョン・レノン
いよいよベスト5ですが、その前に11位から20位を振り返ってみましょう。
11位、ポール・マッカートニー。12位、リトル・リチャード。13位、ロイ・オービソン。14位、アル・グリーン。15位、ロバート・プラント。16位、ミック・ジャガー。17位、ティナ・ターナー。18位、フレディ・マーキュリー。19位、ボブ・マーリー。20位、スモーキー・ロビンソン。う~ん、流石に素晴らしいミュージシャンばかりですね。
では、5位です。ジョン・レノン。
11位、ポール・マッカートニー。12位、リトル・リチャード。13位、ロイ・オービソン。14位、アル・グリーン。15位、ロバート・プラント。16位、ミック・ジャガー。17位、ティナ・ターナー。18位、フレディ・マーキュリー。19位、ボブ・マーリー。20位、スモーキー・ロビンソン。う~ん、流石に素晴らしいミュージシャンばかりですね。
では、5位です。ジョン・レノン。
ジョン・レノン / イマジン (日本語訳付き)
via www.youtube.com
ジョン・レノンは、音楽だけではなく1970年のビートルズ解散後はアメリカに拠点を移し平和運動家としても活動したことは広く知られています。
シングル「女は世界の奴隷か!」や「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」はその頃の作品ですね。
歌が上手いでけでは偉大なシンガーとは呼ばれない。歌うことを通して、いかに大きな影響を与えたかということが、上手いシンガーと偉大なシンガーを区別することになるようですね。
シングル「女は世界の奴隷か!」や「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」はその頃の作品ですね。
歌が上手いでけでは偉大なシンガーとは呼ばれない。歌うことを通して、いかに大きな影響を与えたかということが、上手いシンガーと偉大なシンガーを区別することになるようですね。
4位 サム・クック
4位のサム・クックもまた、日本では熱狂的なファンがいる一方、知らない人は全く知らんという存在といっていいでしょう。で、更に言うと、知らない人の方が圧倒的に多いと思います。
日本ではそんなサム・クックですが、世界に目を向けると状況は一変。独特の鼻にかかった歌い方は、後世にも多くのミュージシャンに影響を与え続けています。
日本ではそんなサム・クックですが、世界に目を向けると状況は一変。独特の鼻にかかった歌い方は、後世にも多くのミュージシャンに影響を与え続けています。
Sam Cooke - Wonderful World (1960)
via www.youtube.com
それにしても、この「ワンダフル・ワールド」も、アート・ガーファンクル、オーティス・レディング、ハーマンズ・ハーミッツ、ブライアン・フェリー、ロッド・スチュワートなど多くのミュージシャンにカバーされているのですが、サム・クックの曲は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニーをはじめ、本当に多くのミュージシャンにカバーされまくっています。偉大だ!
3位 エルヴィス・プレスリー
当時を知る人にとってプレスリーの登場は、まさに衝撃だったようですよ。3位はキング・オブ・ロックンロールこと、エルヴィス・プレスリーです。
キングの名に相応しく、全世界のレコード・カセット・CD等の総売り上げは6億枚以上とされており、「世界史上最も売れたソロアーティスト」の第1位でもあります。売上2位のマイケル・ジャクソンが3億5000万枚ですから、その凄さが分かりますね。
キングの名に相応しく、全世界のレコード・カセット・CD等の総売り上げは6億枚以上とされており、「世界史上最も売れたソロアーティスト」の第1位でもあります。売上2位のマイケル・ジャクソンが3億5000万枚ですから、その凄さが分かりますね。
Elvis Presley - Jailhouse Rock (Music Video)
via www.youtube.com
ロックンロールの創始者の一人であり、ビートルズ、ボブ・ディラン、エルトン・ジョン、ロバート・プラント、フレディ・マーキュリーなど多くのボーカリストたちがエルヴィス・プレスリーに憧れていたと言っています。まさに偉大!
2位 レイ・チャールズ
日本では1989年に、サザンオールスターズの「いとしのエリー」をカバーしたことでも知られているレイ・チャールズが2位です。レイ・チャールズが何故「いとしのエリー」を歌ったのかは分かりませんが、驚きました。このことによって、この偉大なシンガーが日本でも広く知られるようになった事はとても良かったと思いますね。
勿論アメリカでは「いとしのエリー」のず~~~っと前から偉大な存在でした。
勿論アメリカでは「いとしのエリー」のず~~~っと前から偉大な存在でした。
Ray Charles - What'd I Say
via www.youtube.com
この曲は1971年にリリースされた、吉田拓郎のライブ・アルバム「よしだたくろう オン・ステージ ともだち」の中でカバーされています。これによってレイ・チャールズを、「ホワッド・アイ・セイ」を知ったという人は多いのではないでしょうか?
ゴスペルとルンバの影響を受けて作られた「ホワッド・アイ・セイ」は、レイ・チャールズにとって初めてゴールドレコードを獲得した曲であり、ソウルミュージックの火付け役ともなってR&Bやロックンロールの歴史の中で最も影響力のある曲とされています。まさに偉大ですねぇ。
ゴスペルとルンバの影響を受けて作られた「ホワッド・アイ・セイ」は、レイ・チャールズにとって初めてゴールドレコードを獲得した曲であり、ソウルミュージックの火付け役ともなってR&Bやロックンロールの歴史の中で最も影響力のある曲とされています。まさに偉大ですねぇ。