元WBC世界フライ級王者『勇利アルバチャコフ』が残した功績~現在
2016年11月28日 更新

元WBC世界フライ級王者『勇利アルバチャコフ』が残した功績~現在

勇利アルバチャコフは、ペレストロイカの時代に旧ソ連のロシア共和国ケメロヴォ州タシュタゴルから日本にやってきた。外見は東洋人、「ユーリ海老原」のリンク名で試合に出場していたこともある。12歳でボクシングを始めた勇利は、アマチュア時代に世界とヨーロッパタイトルを獲得しているロシアのボクシングエリートだ。フライ級で9防衛を果たし、最強の右ストレートKOは、観客を魅了した。プロボクシングWBCフライ級王者の戦績や功績。彼の妻や勇利アルバチャコフは現在、ロシアで何をしているのか。

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6年の歳月をかけた、フォト・ドキュメントの枠を超えた手法で描く人間、勇利アルバチャコフの肖像。ロシアから来日した勇利アルバチャコフの6年の歳月を写真で追い、10度の世界戦を勝ち抜いたボクサーとしての勇利の生き方をみつめる。

チャチャイ・ダッチボーイジム戦と引退

勇利アルバチャコフ WBC世界フライ級…:「世界」を獲ったボクサー 写真特集:時事ドットコム (1791182)

1997年11月12日10度目の防衛戦、2年ぶりの再戦相手のチャチャイ・ダッチボーイジム(タイ)が12回判定勝ちした。

勇利アルバチャコフは、WBC世界フライ級王座を奪われた。

そして、この試合を最後に現役を引退した。

1999年2月、後楽園ホールで引退式が行われた。


プロボクサー勇利アルバチャコフの戦績
24戦23勝(16KO)1敗
第37代日本フライ級王座(防衛1=返上)
第29代WBC世界フライ級王座(防衛9)
世界王座陥落後、勇利は「アマチュア時代から20年近くも戦ってきた。もう疲れた。もうたくさんだ」とコメント。
勇利アルバチャコフの名言

勇利アルバチャコフの現在

1997年に引退した勇利アルバチャコフは、現在、1996年に結婚した日本人の妻とロシアに帰国した。サンクトペテルブルグで、トレーニングジムとカフェバーを合わせた店を経営し、ボクシングの指導をしている。
Итоги III Национальной премии «ЗВЕЗДА БОКСА – 2016» (1791137)

<14>日本人にアウエーの洗礼 アジアで酷暑極寒を経験 | 日刊ゲンダイDIGITAL (1791154)

現在の勇利アルバチャコフの右ストレート。
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ロシアでも人気の元WBC世界フライ級王者『勇利アルバチャコフ』

私たち日本人も、彼のことは忘れていない!
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