同じ公園通りでも、岩崎良美の『化粧なんて似合わない』とはまったく違った価値観をもって歌に仕上げたのが、この中島みゆきのシングル『涙 -Made in tears-』です。
メッキだらけのけばい茶店の隅っこは 雨やどりの女のための席ね♪
この一節だけ取ってみても、かつてみゆきの作品群を「私がせっかく乾かした洗濯物を、またじとーっとしめらせてしまう、こぬか雨のよう」と評したユーミンの言葉そのままな「じとーっと」とした世界観。1曲の中に6回も「男運は悪くなかった」と歌うあたりも辛気臭いったらありゃしません。でもそこが、いかにも中島みゆきらしくて癖になるのです。
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渋谷で5時(鈴木雅之&菊池桃子)‐1996年
菊池桃子とのデュエット曲としてシングル盤がリリースされた後も、松田聖子、中山美穂、工藤静香、ももいろクローバーZ、渡辺麻友など、時代を彩る様々なアイドルと歌番組でコラボされてきた鈴木雅之の名曲『渋谷で5時』。
楽曲製作の動機は、鈴木曰く「渋谷が若者の文化の発信地だということをアピールしたかった」とのことですが、今でも色褪せることも、時代錯誤感もなく、時のアイドルとのコラボで歌い継がれているところを見ると、リリースから20年以上が経った今も、渋谷が若者の文化発信地という事実は変わらないのだと理解できるというものです。
楽曲製作の動機は、鈴木曰く「渋谷が若者の文化の発信地だということをアピールしたかった」とのことですが、今でも色褪せることも、時代錯誤感もなく、時のアイドルとのコラボで歌い継がれているところを見ると、リリースから20年以上が経った今も、渋谷が若者の文化発信地という事実は変わらないのだと理解できるというものです。
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鈴木雅之×ももいろクローバーZ/渋谷で5時 FNSうたの夏まつり2014 2014 08 13
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(こじへい)