社会に犯罪ロボットを送り込む、悪のロボットレンタル組織・バドーに対抗すべく、警視庁特別科学捜査室の刑事たちとロボットKが力を合わせて捜査・戦闘に挑む。原作は石ノ森章太郎。
ロボットKは、機械でありながら純真な心を持っており、詩を書くのが趣味。またエネルギー欠乏時には、巨大像マザーでメンテナンスを行うが、これにはKを開発した霧島博士の娘・レイコが搭乗、バドーのボス・ジョージは彼女の弟にあたる。
特別科学捜査室長・芝大造に高品格、若手刑事新條強に千葉治郎と、本格刑事ドラマなみのキャスティング。さらに現実世界と隣接した犯罪捜査、推理、謎解きというスタイルがリアリティを感じさせる。
「仮面ライダー」との違いは、「ロボット刑事」は公務員と言うことでしょうか(笑)「ロボット刑事」の主人公K(ケイ)は、警視庁の特別科学捜査室に配属されているんですよ。
ロボット刑事k
日本中で変身ブームが起こっていたのですが、その真っただ中にあって「ロボット刑事」は変身しないんですよね。刑事ドラマとしてだけではなく、ヒーローものとしても異色だったんですよ。
俺たちの勲章
俺たちの勲章
プロデューサー:中村良男(日本テレビ)、山本悦夫(東宝)
音楽:吉田拓郎
編曲:チト河内
演奏:トランザム
効果:福島効果団
現像:東洋現像所
ナレーター:山西道広
出演者:松田優作、中村雅俊
二人の若い"はみだし刑事"、中野祐二(松田優作)と五十嵐貴久(中村雅俊)。
中野は射撃の名手で不死身の男。刑事は、犯人を容赦なく逮捕するものという、頑固なまでの信念の持ち主。一方、五十嵐は射撃に自信なく無手勝流。
刑事は、犯罪の防止にあたるものという、心のやさしさが信条。この対照的な二人が果敢な捜査のなか、青春を燃やし傷ついていく姿を、
ユーモアとアクション豊かに描く。
再放 ドラマ 俺たちの勲章 重い拳銃(途中から)
西部警察
ところで、「俺たちの勲章」で松田優作演じる中野祐二が打ちまくっていたのはS&W M29 6.5インチ(因みに中村雅俊演じる五十嵐貴久はコルト・ガバメント45オート)。警察では各自好きな拳銃を使っていいのかどうかは知りませんが、ついに、ショットガンを派手にぶっ放す人物が主人公となる事態が訪れました。そうです。石原プロが作りたかったスケールの大きなドラマとは、こういうことだったのです。
それは1979年10月から1984年10月まで放送された「西部警察」で実現したのでした。
警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした“大門軍団”の刑事たちと、
それを見守る木暮課長(石原裕次郎)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描くポリスアクション作品。
企画:平山亨(東映)、別所孝治(フジテレビ)、斎藤侑
脚本:伊上勝、中山昌一、上原正三
監督:奥中惇夫、折田至、内田一作
出演者:千葉治郎、高品格ほか