1990年代の主なG1馬たちの血脈のその後について調べてみた!(1997年編)
2020年11月21日 更新

1990年代の主なG1馬たちの血脈のその後について調べてみた!(1997年編)

競馬はブラッドスポーツと呼ばれるくらい血統を重視する。そしてその優秀な血脈は、血統表にいつまでも残り続けるものだ。今回は、1990年代に活躍したG1馬達の血脈が、20年以上経った2020年の今、どうなっているか調べてみた。(今回は1997年のクラシック世代編)

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1997年のクラシック世代のG1馬たち

牡馬

 牡馬戦線は2冠馬サニーブライアンを中心に、シルクジャスティス、メジロブライト、マチカネフクキタルといった面々。遅れてきた大器サイレンススズカ、短距離界のスーパーホースのタイキシャトルもこの世代だ。国内G1は勝てなかったがステイゴールドも忘れてはなるまい。

(牡馬)
○サニーブライアン((97)日本ダービー、(97)皐月賞) 父ブライアンズタイム
○シルクジャスティス((97)有馬記念) 父ブライアンズタイム
○メジロブライト((98)天皇賞(春)) 父メジロライアン
○マチカネフクキタル ((97)菊花賞) 父クリスタルグリッターズ
○ブラックホーク((99)スプリンターズS、(01)安田記念) 父ヌレイエフ
 ⇒クラシック戦線や短距離路線などを賑わせたこれらの面々も、種牡馬としてはG1馬は輩出できなかった。母父としての牝系の血も活躍していない。

○サイレンススズカ((98)宝塚記念) 父サンデーサイレンス
⇒天皇賞レース中のアクシデントで予後不良。サンデーサイレンスは多くの後継種牡馬を生んだことから、血脈が残っていればと悔やまれるばかりである。

○タイキシャトル((97)マイルCS、(97)スプリンターズS、(98)安田記念、(98)マイルCS)
父デヴィルズバッグ
 ⇒直仔でG1馬を2頭輩出した。
  ・ウインクリューガー(牡馬)(03)NHKマイルC
  ・メイショウボーラー(牝馬)(05)フェブラリーS
⇒2頭とも種牡馬となったがG1馬は輩出できず。母父としての牝系の血も活躍していない。
 ⇒仔が母となり次のG1馬を輩出した。(タイキシャトルの孫に当たる)
  ・ワンアンドオンリー(牡馬)(14)日本ダービー
  ・ストレイトガール(牝馬)(15,16)ヴィクトリアマイル、(15)スプリンターズS
  ・レーヌミノル(牝馬)(17)桜花賞
   ⇒これらの馬の血が今後も続いていくことに期待したい!
 
○ステイゴールド((01)香港ヴァーズ) 父サンデーサイレンス
 ⇒直仔でG1馬を多数輩出している。
  ・ドリームジャーニー(朝日杯FS、宝塚記念、有馬記念)
・ナカヤマフェスタ(宝塚記念)
・オルフェーヴル(クラシック3冠、有馬記念2回、宝塚記念、凱旋門賞2着2回)
 ⇒すでに種牡馬として次のG1馬を輩出している。
  ・ラッキーライラック(阪神ジュベナイルF、エ女王杯、大阪杯)
  ・エポカドーロ(皐月賞)

・ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念2回、天皇賞春)
・フェノーメノ(天皇賞春2回)
・レッドリヴェール(阪神ジュベナイルF)
・オジュウチョウサン(中山グランドジャンプ5連覇ほか)
・アドマイヤリード(ヴィクトリアマイル)
・レインボーライン(天皇賞春)
・ウインブライト(香港G1 2勝)
・インディチャンプ(安田記念、マイルCS)
 
 ⇒仔が母となってのG1勝ちはまだない。

 オルフェーブル以外の馬達も種牡馬となり、重賞勝ち馬を出してきている!ステイゴールドの血は途絶えることはないだろう。

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牝馬

 牝馬路線はメジロドーベル、キョウエイマーチを中心に、短距離路線ではシーキングザパールが海外G1も勝つなど活躍した。

(牝馬)
○メジロドーベル((96)阪神3歳牝馬S、(97)オークス、(97)秋華賞、(98、99)エ女王杯)
父メジロライアン
  ⇒直仔は目立った活躍馬を輩出できていない。孫では重賞勝ち馬が出ている。

○シーキングザパール((97)NHKマイルC)父シーキングザゴールド
 ⇒ダートで活躍したシーキングザダイヤを輩出した。(G1には届かず)

○キョウエイマーチ   (97)桜花賞 父ダンシングブレーヴ
 ⇒皐月賞2着などしたトライアンフマーチを輩出。

1997年クラシック世代まとめ

 牡馬を見ると、血脈が残ったのは、タイキシャトルとステイゴールド。この2頭に共通するのは、デヴィルズバッグもサンデーサイレンスも父がヘイローという「ヘイロー系」である。一方、戦績では上回っていたブライアンズタイムの後継はことごとく成功しておらず、血もほとんど残っていない。
 名牝の仔がまた名馬となることも多くあるが、この年の牝馬路線の中心メジロドーベルは期待した結果は得られなかった。
 
 総括すると、やはりステイゴールドの血脈の強さが圧倒的である。中でも、ステイゴールドの後継種牡馬であるオルフェ―ヴル・ドリームジャーニー兄弟とゴールドシップは、母父がメジロマックイーンであり、種牡馬としては成功しなかったメジロマックイーンの血を後世に残すという功績も果たしている点では、お見事としか言いようがない。

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