「’80はすごい時代だった」と男闘呼組・高橋一也語る【オリコンウイークリー1990年2月5日号】
2018年2月3日 更新

「’80はすごい時代だった」と男闘呼組・高橋一也語る【オリコンウイークリー1990年2月5日号】

世の中に激動ではない時代など存在はしないですが、やはり「1980年代は激動の時代だった。」と思うのは誰しも認めるところでしょう。この号のインタビューの中で、男闘呼組・高橋一也さんが語っています。

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オリコンウイークリー 1990年2月5日号 表紙

オリコン 1990年2月5日号 表紙より引用。 (1972280)

via オリコン 1990年2月5日号 表紙より引用。

巻頭インタビュー 男闘呼組の4人。

4人のメンバーがそれぞれ’90にかける闘志を語っているのですが、その中で、高橋一也さんが語っていたことが印象深かったので、ご紹介します。

高橋一也さん。

c4387POTATO ポテト 1987年7 男闘呼組少年隊高... - ヤフオク! (1972285)

10歳からの10年間でしょ、やっぱり凄いよね、80年代。いろんな物があったしさ・・・年取ったら一番覚えてるんじゃないかな。
via オリコンウイークリー 1990年2月5日号 5ページより引用。
誰にでも10代という時代は存在しますし、激動でない時代というものはないとは思います。
でも、やはりミドルエッジ世代の方の多くが10代を過ごした1980年代というのは、自分が体験しているからだけとは思えないような、他の年代に比べても「動きが明るく、楽しい方向へダイナミックだった」時代だと思います。
この、1980年代に10代を過ごせたことは、他の世代にはない、ラッキーなことだったと思います。
危険な話だけどさ、今ある物っていうのは・・・誤解されない様にしたいんだけど・・・いらないっていうんじゃなくて、もし失っても全然惜しい物じゃないんだよね。それよりも自分の可能性とかを、自分自身を深める為に探っていく。結局、自分が震える位感動出来ればさ、それが一番楽しい事で、人生の意味だと思うんだよね。だから、そういう方にいきたいね。20代は面白いと思うよ!ワクワクしてるもん、90年代。
via オリコンウイークリー 1990年2月5日号 5ページより引用。
すごく格好いいセリフだと思います。
バブルが崩壊して、これまで盛り上がっていた文化まで「節約」「守り」に入ってしまった結果、あの時代のような盛り上がりが全体的には縮んでしまったように感じられます。
「今の物を失っても全然惜しくない。震えるような感動が欲しい」というこのメッセージのような人が増えれば、また経済なり、文化なりも盛り上がるんじゃないかな、と思います。
それを出来るのは、縮小した時代しか知らないヤングではなく、その時代を経験しているまさに「ミドルエッジ世代」がやるべきことではないか、とさえ思えてくる、前向きな発言です。

懐かしい広告。

 オリコンウイークリー 1990年2月5日号 10ページより引用。 (1972365)

via オリコンウイークリー 1990年2月5日号 10ページより引用。
美脚を誇った田中美奈子さん。
「90年もっともトレンディーな」と紹介されていますが、確かに「トレンディー」という言葉が似合う方でしたね。
今でも頻繁にブログを更新していらっしゃいます。

光GENJI「荒野のメガロポリス」

オリコンウイークリー 1990年2月5日号 6ページより引用。 (1972402)

via オリコンウイークリー 1990年2月5日号 6ページより引用。
光GENJIというと、「パラダイス銀河」「ガラスの十代」「star light」など、飛鳥涼が提供した曲が有名ですが、この曲も飛鳥涼の作品です。
このCDは、あくまで「荒野のメガロポリス」がA面で、「PLEASE」という曲はB面(カップリング)と明記されていますが、2つで1つの作品、あたかも組曲のように作られているようです。

光/GE/NJI/荒野/のメ/ガ/ロ/ポ/リ/ス

アイドルの曲、しかも男性アイドルの曲ですが、やはり飛鳥涼の作品となると同性でもノリノリな気分になりますね。
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