ドラマ全盛期80~90年代の名作刑事ドラマ
2015年12月21日 更新

ドラマ全盛期80~90年代の名作刑事ドラマ

今も昔も、刑事ドラマは人気ジャンルの一つ。やはり刑事ドラマで悪が勝つことはないので、勧善懲悪が好きな日本人に向いているのかもしれません。 そこで、ここでは80~90年代の名作刑事ドラマを紹介します。

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やはり「スケバン刑事」と言えば、武器であるヨーヨー。
子どもにとってのマストアイテムとなり、ヨーヨーも進化を遂げていって、ヒモではなく、ドラマ同様、鎖紐になったり、ワンタッチフタが開いて、警察のマークが出てくるものなど、子どもの購買意欲は大いに刺激されていた。
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はぐれ刑事純情派

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1988年から2009年まで全444話も制作された長寿刑事ドラマ。
藤田まこと演じる山手中央署の窓際刑事ながら、毎回人情で背任の心の中に入っていき、犯罪を解決するやっさんこと安浦刑事が主人公。
今まであった爆破などの派手なシーンは、ほとんどなくじっくり腰を据えて見れる刑事ドラマの先駆けと言ってよく、今の相棒にも相通じるものがあるのではないか。
いつもエンディング直前で登場する安浦刑事と、一番の理解者である「さくら」のママ(真野あずさ)とのやり取りは、このドラマの名物だった。
子どもながらに二人の恋の進展はあるのか気になったものです。
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刑事貴族

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「あぶない刑事」の後継番組として1990年からスタートした刑事ドラマ。
当初の主役は、あぶ刑事を彷彿とさせる舘ひろしだったが、後半は郷ひろみへと変わり、Ⅱになると水谷豊が主演を務めた。
主演が変わるごとに、同じドラマとは思えない程テイストも変わり、やはり舘派、アバンギャルドな郷派、コミカルさも入った水谷派と、好みが分かれた。
現在、水谷豊の刑事と言えば、やはり杉下右京をイメージしますが、冷静沈着で変人の杉下と違い、刑事貴族での演技は、「あ~あ、お恥ずかしったらありゃしない」「あ!ラッキー♪ラッキー♪ラッキー♪」など軽い口調が特徴のコミカルな刑事で、右京との比較が面白い。
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警部補・古畑任三郎

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1994年から始まった田村正和演じる変わり者でキレ者警部補・古畑任三郎を主人公とする刑事ドラマ。
今までの刑事ドラマの常識を覆すような、始めに犯人の犯行を見せて、その後、古畑がその謎を解いていくという異質なストーリー展開だった。
爆破シーンが無いのはもちろんの事、拳銃も、更には手錠すら登場しない回がほとんどだった。
古畑と言えば、毎回犯人役として登場するゲストの豪華さも見どころの一つ。
SMAP、松本幸四郎、明石家さんまなど他のドラマでは主演以外では出そうもないような豪華な犯人も度々だった。
スペシャル版ではなんとイチローも犯人役として登場した。
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ケイゾク

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1999年にTBS系で放送されたミステリー系の刑事ドラマ。
迷宮入りしてしまった難事件専門で捜査にあたる警視庁捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に配属された東大卒のエリートキャリアである柴田(中谷美紀)と、まさにたたき上げの刑事である真山(渡部篤郎)という正反対の二人が難事件に挑むミステリー刑事ドラマ。
人気を博して2000年には映画化もされた。
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  • イサオ 2019/12/16 17:44

    太陽にほえろ!に対抗するため、テレ朝が満を持して制作された刑事ドラマが、特捜最前線でした。使われた車は、番組提供スポンサーである日産が起用され、セドリック・グロリア(83年以降はセドリックハードトップ2台に統一)・スカイラインが登場しました。特捜のキャストで、特命課のボス・神代課長役の二谷英明さんをはじめ、橘警部役の本郷功次郎さん・叶刑事の夏夕介さん・津上刑事役の荒木しげるさん・船村刑事役の大滝秀治さんが故人となりました。尚・特捜最前線の初期には現在も活躍中の西田敏行さんが出演していましたが、スケジュールの都合で降板を余儀なくされ、最後は所轄栄転という形で番組を去り、数年後に桜木健一さん(※)とともに一夜限定出演を果たしました。(※) 桜木健一さんは、西田敏行さんが特捜を去った直後に加入し、1年数カ月に渡ってレギュラー出演し、降板から数年後に前途の様に一夜限定で出演しました。

    I.O 2019/11/7 00:43

    バブルが崩壊した90年代にも刑事ドラマは存在しており、その90年代を代表する刑事ドラマが「刑事貴族」でした。言うまでもなく太陽にほえろ!のスタッフが集結したもので、2年8ヵ月の間(計11クール)にシリーズ3作品が制作され、主演は第1シリーズは前半が舘ひろしさんで、後半が郷ひろみさんでしたがいずれも半年で番組を去り、第2シリーズ以降からは水谷豊さんが主演となり第3シリーズ最終回迄出演しました。尚・刑事貴族シリーズ3部作フルで出場していたのは、地井武男さんと松方弘樹さん(両人とも故人)の2人だけでした。

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