デーズィ・ブルック
通称デーズィ。
ジョー先生の姉メグの娘で、ナンとは正反対のおとなしくて女の子らしい性格。双子の兄デミを尊敬していたが、ナットが来てからはナットに恋心を抱く。
ジョー先生の姉メグの娘で、ナンとは正反対のおとなしくて女の子らしい性格。双子の兄デミを尊敬していたが、ナットが来てからはナットに恋心を抱く。
ナット・ブレイク
通称ナット。
流しの音楽家の両親が亡くなってプラムフィールドにやって来た少年。
気が弱く病弱で追い詰められると嘘をついてしまう性格だったが、学校に来てから大きく成長する。
将来の夢はバイオリニスト。
流しの音楽家の両親が亡くなってプラムフィールドにやって来た少年。
気が弱く病弱で追い詰められると嘘をついてしまう性格だったが、学校に来てから大きく成長する。
将来の夢はバイオリニスト。
ダニエル・キーン
通称ダン。
身寄りが無くボストンで悪に手を染めてサバイバル生活をしていた不良少年だったが、ナットの紹介でプラムフィールドに入学する。プラムフィールドやページ博士のもとで改心し大きく成長する。
身寄りが無くボストンで悪に手を染めてサバイバル生活をしていた不良少年だったが、ナットの紹介でプラムフィールドに入学する。プラムフィールドやページ博士のもとで改心し大きく成長する。
印象的なエピソード
第7話 僕はロビンソン・クルーソー
これまで流しの音楽家をしており学校には通っていなかったため、読み書きができないナットにロビンソン・クルーソーの小説をプレゼントするナン。1つ1つ字を覚えながら仕事の合い間に本を読み、ついに読破したナットはジョー先生に手紙を送ります。弱気なナットが自信を取り戻す感動的なお話です。
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第23話 誰もいない庭
火事騒動が元でベア先生の友人のページさんの家に預けられていたダンでしたが、旧友の襲撃に遭い逃亡します。足をピストルで撃たれ、自分で処置をしながら2週間かけてプラムフィールドまでやって来たダンはジョー先生を見て「ただいま、お母さん」と言って涙の再開を果たします。ジョー先生の愛情を受けダンが心を開く最も泣ける名場面です。
第39話 おてんばジョー自転車に乗る
ジョー先生が市長の「政治家、弁護士、医者は男の仕事で、船を動かすのも自転車に乗るのも男だ」という言葉に腹を立て何度も転んだ末に自転車に乗れるようになるお話です。大団円間近に、女性の参政権や女医さんの人権など、女性の自立についても考えさせられるお話を通じて 「心を込めて努力すれば、夢は叶う」というテーマが心に沁みます。
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「若草物語 ナンとジョー先生」こぼれ話
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本放送当時、ナンの外見がスタジオジブリ作品の『魔女の宅急便』の主人公であるキキに似ていると雑誌等で話題になった。直接的な関連性は全く無いが、キャラクターデザイナー(作画)は「魔女の宅急便」の制作でも作画を担当していた佐藤好春であったため、彼はそのことを、後年になってから「苦い思い出」として語っている。
佐藤好春さんは世界名作劇場シリーズのメインアニメーターとして活躍する一方で、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」など代表的なジブリ作品を手がけていました。キキとナンは外見だけでなく、明るくて天真爛漫な少女のイメージも似ていますね。
ナンとジョー先生のアニメと原作とでは、大きく異なる点があります。それはアニメでは主人公がナン(アニー・ハーディング)なのに対して、原作ではナットが主人公なのです。ダンがプラムフィールドを去った後、原作ではようやくアニメの主人公であるナンの登場となります。
中盤から後半はナンよりもダンやナットに焦点が当てられた話が多いですが、原作ではナットが主人公だったのならば合点が行きます。しかしナンの明るい雰囲気があったからこそシリアスで暗い境遇にあったナットやダンの物語が光るものになったのではないかと思います。
「ナンとジョー先生」では、少年キャラたちが屋根裏でタバコと酒とカードをいたずらでヤるという凄いシチュエーションがあったが、結局、酒はこぼしてしまう、タバコは直に吸うカットを出さない、と言う処理になってた。
20年前は今より規制が緩かったとはいえ、さすがに未成年の喫煙・飲酒シーンはNGだったようです。このシーンは原作にもあり後の展開に関わる重要なシーンなので、カットせずにオンエアするには相当な苦労があったようです。
気になる最終回は?
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