映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」 愛媛・大洲を舞台に殿様との交流を描きました!
2021年5月27日 更新

映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」 愛媛・大洲を舞台に殿様との交流を描きました!

映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」。1977年公開のシリーズ第19作目。殿様役にアラカンこと嵐寛寿郎を迎え、またもや厄介ごとを引き受けてしまう寅さんの奔走ぶりをご覧下さい!

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今回のマドンナ 「真野響子」

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旅館で寅さんの隣の部屋に宿泊した鞠子
真野響子は律義で奥ゆかしい女性を演じました!

プロフィール

まや きょうこ
1952年(昭和27年)2月9日、東京生まれ
桐朋学園大学芸術学部演劇を卒業。
卒業後に「劇団民藝」に入団。

夫は柴俊夫、女優の真野あずさは妹。
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【各年代の代表作】

NHKテレビ・御宿かわせみ (1980年)
NHKテレビ・日曜美術館 (1993年)
NHKテレビ・ちゅらさん (2001年)
テレビ朝日・宿命 (2011年)

大正生まれの喜劇俳優・三木のり平も好演!

大洲の殿様・藤堂久宗に執事として仕える。
殿様の前では従順で優秀な執事だが、以外とC調なところもある。はるばるとらやを訪れたときには、彼女とおぼしき女性・こずえを同伴。
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執事・吉田六郎太を演じた三木のり平
小林信彦が名著「日本の喜劇人」の中で三木のり平をこう評する。
「主役を張れないタイプで、映画、舞台、ともに主役の場合は成功していない。あくまで脇の、しかも、完全な<ぼけ>でないとうまくいかない。」

山田洋次の脚本は脇役としての三木のり平を活かす絶妙な<ぼけ>ぶりを前面に出す。いかにも天性の喜劇役者だ。

作品データ

監督・原作:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
製作:島津清
音楽:山本直純
出演:渥美清、真野響子、嵐寛寿郎、三木のり平等
本作ではついに殿様とも心を通わせた寅さん。
でも、やっぱりマドンナとは、あと一歩通じきれないようですね!
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