君の瞳は10000ボルト
資生堂の快進撃は続きます。6位のAGF(イメージソングは小林旭の「熱き心に」 )を間に挟んで、第5位もまたもや資生堂。1978年の「資生堂化粧品」秋のキャンペーンソング「君の瞳は10000ボルト」、歌ったのは堀内孝雄です。
君のひとみは10000ボルト 堀内孝雄
via www.youtube.com
この曲、作詞:谷村新司で、作曲:堀内孝雄です。元々この話はアリスにきていたのだそうですが、その時、谷村新司が入院していたため堀内孝雄のソロとして受けることになったのだとか。
輝きながら
第4位。1987年のフジカラー・スーパーHRのCMソング徳永英明「輝きながら」です。モデルは南野陽子。これはちょっと珍しいですね。南野陽子に歌わせれば良かったんじゃないんですかね?!もしくは、徳永英明が出演するとか。
しかしまぁ、どのような事情があったのか分かりませんが、徳永英明の歌に南野陽子のモデルという豪華な組み合わせが誕生したのは喜ばしい事です。
しかしまぁ、どのような事情があったのか分かりませんが、徳永英明の歌に南野陽子のモデルという豪華な組み合わせが誕生したのは喜ばしい事です。
【CM 1987-88】FUJIFILM FUJICOLOR 30秒×4
via www.youtube.com
それにしてもこの曲、発売から10年以上経ってから、サントリー「DAKARA」や西部ガス・大阪ガスエコウィルのCMソングに採用された他、1997年9月から西鉄大牟田線の車内チャイムとしても使われています。これはスゴイ!
いい日旅立ち
国鉄の1978年11月3日から始まった「いい日旅立ち」キャンペーン。山口百恵が歌った「いい日旅立ち」が第3位です。
1978年CM 国鉄 いい日旅立ちキャンペーン
via www.youtube.com
山口百恵のシングルと言えば、阿木燿子・宇崎竜童夫妻による楽曲という印象が強いわけですが、この曲は作詞、作曲共に谷村新司です。アリスが大ブレイクしていたとはいえ、この時期の谷村新司はスゴイですね。
今の君はピカピカに光って
1980年に発売されたミノルタの一眼レフカメラ「X-7」のテレビCMソング「今の君はピカピカに光って」が第2位です。歌っているのは斉藤哲夫。斉藤哲夫は1970年にデビューしていますから知る人ぞ知る存在だったとはいえ当時既に10年選手。実力のあるベテランが遂にブレイク!ということで嬉しい限りですが、話題となったのは曲よりもモデルを務めた宮崎美子の方でした。
1980-1990 宮崎美子CM集 with Soikll5
via www.youtube.com
とてもよくできたCMですよね。爽やかなお色気というのか、宮崎美子が瑞々しい。このビジュアルに曲もピッタリです。作詞は当時引っ張りだこだった人気コピーライターの糸井重里、作曲・編曲がムーンライダーズの鈴木慶一です。斉藤哲夫は自作曲でない「今の君はピカピカに光って」のヒットに悩んだそうです。いい曲なんだし、ヒットしたんだから良いじゃないかと思いますが、きっと繊細なんでしょうね。
SWEET MEMORIES
さて、第1位は1983年の「SWEET MEMORIES」。これはもう、歌、映像ともに大きな反響を呼びました。好評につきシリーズ化もされたのですが、CMは全編アニメーションで登場人物が全てペンギンというユニークなものです。このペンギンのキャラクターは東宝劇場用アニメ「ペンギンズ・メモリー 幸福物語」として映画にもなっています。
サントリー ビール CM 松田聖子 - Sweet Memories カサブランカ&ボクシング編
via www.youtube.com
で、イメージソングを歌っているのは松田聖子ですが、当初は画面にクレジットが出ていなかったこと、英語で歌っていたことなどから誰が歌っているのか分からなかったのです。松田聖子と分かった時には驚きました。この曲でファンになった方も多かったのではないですかね?
「イメージソングベスト20」いやぁ、さすがにいい曲ばかりですね。残念なのは、7~80年代に比べると最近はCMとタイアップしたイメージソングは少なくなっているように感じます。寂しいです。CMも音楽もまた元気を取り戻してもらいたいものだと切に願います。
「イメージソングベスト20」いやぁ、さすがにいい曲ばかりですね。残念なのは、7~80年代に比べると最近はCMとタイアップしたイメージソングは少なくなっているように感じます。寂しいです。CMも音楽もまた元気を取り戻してもらいたいものだと切に願います。