長寿少女漫画「王家の紋章」、一体いつまで続く!?
2018年5月12日 更新

長寿少女漫画「王家の紋章」、一体いつまで続く!?

1976年に始まり、41年経過してまだなお続くとみられる長寿少女漫画「王家の紋章」。現代の美少女が古代エジプトにタイムスリップするという破天荒な話ながら、逆ハーレムにはまった女性は多いはず。未読の方もぜひ手に取ってほしい漫画です。

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古代エジプト王国の第一王女で、下エジプトの女王と呼ばれている、メンフィスの異母姉。メンフィスとは異なり、母の身分は高くなかったが、幼い頃から神秘の力を持つ神殿の祭祀として、周囲の尊敬を集めていた。神殿の祭祀としての魔力と、神秘的で妖艶な魅力とを併せ持つ絶世の美女。
異母弟のメンフィスをめっちゃ愛していて、嫉妬深さは弟以上。
メンフィスの墓をあばいたキャロルに対し、復讐のために呪いをかけて古代にタイムスリップさせるだけの魔力がある人です。
でもそのおかげで最愛の弟メンフィスはキャロルに惹かれ、それに対して小姑根性を出しちゃったせいで弟に厭まれてしまいます。
バビロニア王国の王ラガシュに「キャロルを暗殺する代わりにうちの嫁になれ」と取引を持ちかけられ、バビロニア王妃となったアイシス。王妃となっても夫のラガシュ王より弟を思い続ける一途さ。憎まれドSキャラだけど、幸せになれない可哀そうな人なんです。

【古代エジプト】ミヌーエ

ミヌーエ
古代エジプト王国の将軍で、女官長(ナフテラ)の息子です。
漫画の画像がなかった(涙
ギザギザ黒髪が目印。
幼い頃から常にメンフィスに従い守って来た、片腕とも言うべき忠臣。武勇に優れた徳のある将軍として、民にも知られている。
ごく初期にはアイシスに恋を打ち明ける描写が見られたが、手厳しく撥ね付けられて後は全くその様子は見られない。逆に近年では、アイシスの危険思想を警戒するのみで、思慕していたという設定は無かったことのようになっている。

【古代エジプト】ウナス

ウナス
古代エジプト王国の武官で、ミヌーエに次ぐメンフィスの忠臣。
キャロルの護衛(というか見張り)役の黒髪おかっぱ頭くん。
黒髪を坊ちゃん刈りにした、生真面目で責任感の強い青年。幼少時に濡れ衣で処刑されかけたところを助けられて以来、メンフィスに絶対の忠誠を誓っている。職務上、その傍近くでキャロルの英知を目の当たりにし、多くの感嘆と信頼を寄せているものの、苦労させられることもしばしば。が、キャロルとメンフィスのためには一命を賭す覚悟で仕え、隊長となる。同じくキャロルの近侍を務めるルカには正体を知らぬこともあって互いに親しく接している。

【古代エジプト】ルカ

ルカ
古代エジプト王国の武官で、ルカの同僚。
キャロルの護衛(見張りもだが召使いもする)役。だけど実はヒッタイトのスパイという人。
エジプトっぽくないウェーブロングヘアが目印。
古代ヒッタイト王イズミルの部下なんですね。通信手段は白い鳩(まあアナログ)。
イズミルはキャロルが好きなので、動向を探るためこの部下を送り込んだのですが
ミイラ取りがミイラ的に、ルカもキャロルを好きになっちゃうという。
ウナスとは異なり、短剣を使うことが多く、その腕はかなりのもの。イズミルへの忠誠心は人一倍強い反面、キャロルを敬いながらもそのお茶目な一面を微笑ましく思う等、強く慕っている。そのため間者である正体を知られ、彼女の信頼を失うことをひどく恐れるなど、内心葛藤している。

【古代エジプト】カプター大神官

カプター大神官
黄金に目のない俗丸出しのハゲのおっさん。
金色が好きなので
金髪碧眼のキャロルを「黄金のモノ」として狙ってるという変態だそうです。
初登場時より徐々に丸まった体型になり、小太りな男になっている。無能な男と思われがちだが、占星術を元にした予言などはほぼ的中しており、自らに取り入ろうとするメクメクの素性についても、嘘だと感づきながらも、わざと騙されたふりをするなど、得体のしれないところが数多くある。

【古代ヒッタイト】イズミル

イズミル
古代ヒッタイト王国の第一王子。
メンフィスの戴冠式で妹が殺されて、
復讐のつもりで誘拐したキャロルに惚れちゃった人。
逆ハーレムの取り巻きの一人ですね。
キャロルを妃に迎えたいと密かにルカを送り込み、動向を探っては何度も奪取・拉致を試みる。魔女キルケーの魔力のこもったペンダントにより催眠状態にしたキャロルと無理矢理結婚式を挙げるなど、強引な手段を取る一方で、自己犠牲さえ厭わずキャロルの身を守ろうとする真摯さを抱いている。
メンフィス派が多い中、私はイズミル派でした。

【古代アッシリア】アルゴン

59 件

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  • まる 2019/4/24 15:37

    アルゴンじゃなくて、アマゾネスですね!

    2019/3/3 16:12

    アルゴンと紹介されている画像はアマゾネスの女王では?

    すべてのコメントを見る (2)

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