概要❤
『セクシーパロディウス』(Sexy Parodius)は、コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から稼動された日本のゲームソフト。略称は「セクパロ」。1996年3月に業務用の横スクロールシューティングゲームとして発売された。同社の『パロディウス』シリーズの5作目。タイトルにセクシーとある通り、随所にお色気要素が存在する。
また、2007年1月発売の『パロディウス ポータブル』に『パロだ!』『極上』『実況』と一緒に収録された。
via www.amazon.co.jp
作品解説
アーケード向けとして制作されたものとしては、『極上パロディウス』(以降、『極パロ』と略す)から2年振り、3作目のパロディウスシリーズである。ステージ冒頭でミッションが説明され、そのミッションを達成したか否かで次のステージが変更されるステージ分岐の要素が導入されている。前作同様に2人同時プレイ可能。
ノルマ制であることや、2面に高速スクロールステージが配置されているなど、全体的に難易度が高く、前作ほどの人気は獲得できなかった。『極パロ』が『ゲーメスト』から攻略ムックおよびビデオが発売されたのに対し、本作では家庭用機種が発売された際に、NTT出版から攻略本が出た程度だが、これは前作『実況おしゃべりパロディウス』と同じである。
『パロディウスシリーズ』の5作目(アーケードでは3作目)として1996年3月に稼働を開始。「極上パロディウス」以来2年ぶりとなるアーケード向けの新作でした。
『極上パロディウス』の主人公(の一人)であったタコスケが探偵事務所を開きギャルにモテモテ…を目指すゲームです。しかしタコスケ自身は戦わずビックバイパーなどの仲間たちに戦わせます。「セクシー」の名前どおりお色気演出が多く、選択できる自機の幅も多くパワーアップするごとに喋る、といった非常ににぎやかなゲームではあったのですが、下記の通りの高難易度のために猛烈にプレイヤーを選ぶことに…。
また、本作以降『パロディウス』の名を冠したシューティングはリリースされておらず、ドラマCD「究極パロディウス」や、『オトメディウス』シリーズを除けば、事実上の『パロディウスシリーズ』最終作となりました。
『極上パロディウス』の主人公(の一人)であったタコスケが探偵事務所を開きギャルにモテモテ…を目指すゲームです。しかしタコスケ自身は戦わずビックバイパーなどの仲間たちに戦わせます。「セクシー」の名前どおりお色気演出が多く、選択できる自機の幅も多くパワーアップするごとに喋る、といった非常ににぎやかなゲームではあったのですが、下記の通りの高難易度のために猛烈にプレイヤーを選ぶことに…。
また、本作以降『パロディウス』の名を冠したシューティングはリリースされておらず、ドラマCD「究極パロディウス」や、『オトメディウス』シリーズを除けば、事実上の『パロディウスシリーズ』最終作となりました。
あらすじ❤
『極上パロディウス』の過去の栄光を探す旅から2年。父にそそのかされて祖父の愛人と戦わされた上、結局何にも得る事なく,それどころか半年も宇宙空間を漂流する事となり命からがら地球に戻った、タコスケは「思春期(お年頃)になり、祖父のように様々な欲望を果たしたいと思うが、金もなければ仕事もなく、どうしようなく毎日悶々としていたタコスケの所に、同じく悶々とした日々を送っているビックバイパーとペン太郎が訪れ、「噂ではツインビーの奴が何とか王国でひと暴れしていい稼ぎをしたらしいやないか。 今年はなんやそこに豪華な別荘立ててねーちゃんに囲まれて暮らしとるらしいやんけ。 わいらも一発当てようやないか」と話を持ちかけ、同じく仕事にあぶれたイワン、ひかる、マンボ、ミカエル、こいつ、オプション、エースらを職員として雇い探偵事務所を設立し、「タコスケ」は所長として盗賊団の退治、落とした現金の回収、誘拐された美女の救出など、さまざまな依頼を受け、お金を稼いでいくのだが・・・・・・。
登場する自機キャラクター❤
本作の自機のうち『パロディウスだ!』から続投しているのはビックバイパーのみとなっており、他は『極パロ』の4体と新たに追加された3体の計8体となっています。なおタコスケは探偵事務所の所長、ペン太郎は会計として登場します。
本作から登場した自機はオリジナルキャラの「イワン」、まさかの自機化の「オプション」(2P側は『沙羅曼蛇2』に出演できなかった「マルチプル」)、そして『ツインビーヤッホー!』で登場したエースの愛機「シューティングスター」の3体です。
ちなみにエースも登場しているのですが、原作のシリアスなキャラが完全崩壊しています。またシューティングスターの2P側で登場する「ブラックバイパー」は装備を除いて1P側と殆ど関係ない所詮別キャラとなっています。
もともとブラックバイパーが1Pとして開発されていたのですが、これではビックバイパー+ブラックバイパーというプレイができないので1Pがシューティングスターになったという経緯があります。ちなみにブラックバイパーでのソロプレイでは空中戦BGMがエースのものとは異なる専用のものになりました。
本作から登場した自機はオリジナルキャラの「イワン」、まさかの自機化の「オプション」(2P側は『沙羅曼蛇2』に出演できなかった「マルチプル」)、そして『ツインビーヤッホー!』で登場したエースの愛機「シューティングスター」の3体です。
ちなみにエースも登場しているのですが、原作のシリアスなキャラが完全崩壊しています。またシューティングスターの2P側で登場する「ブラックバイパー」は装備を除いて1P側と殆ど関係ない所詮別キャラとなっています。
もともとブラックバイパーが1Pとして開発されていたのですが、これではビックバイパー+ブラックバイパーというプレイができないので1Pがシューティングスターになったという経緯があります。ちなみにブラックバイパーでのソロプレイでは空中戦BGMがエースのものとは異なる専用のものになりました。
システム❤
ノルマ制によるステージ分岐を採用
ステージ毎に「特定の収集用アイテムを○○個集める」「特定の敵を○○体倒す」といったノルマが設定されており、ノルマ達成できたかどうかで次に進めるステージが変わるようになりました。
これに対応してか、おなじみベルパワーも本作では白ベルの効果が差し替えられています。
収集用アイテムを優先的に食べに行く、オプション代わりの…生物(?)がついてくるようになりました。
これに対応してか、おなじみベルパワーも本作では白ベルの効果が差し替えられています。
収集用アイテムを優先的に食べに行く、オプション代わりの…生物(?)がついてくるようになりました。
パワーアップタイプについて
パワーアップタイプは『極上』と同じく自動でパワーアップが行われる「オート」、オートの効果に加えて任意のパワーアップが可能な「セミオート」、従来と同じく任意で行う「マニュアル」の3つから選択できます。
本作では「オート」を選択した場合、ミス後の復帰が「その場復活」に変わる他、ランクの上昇速度が他のタイプよりも穏やかになります。
本作では「オート」を選択した場合、ミス後の復帰が「その場復活」に変わる他、ランクの上昇速度が他のタイプよりも穏やかになります。
評価点❤
演出面
過去作を凌ぐほどの派手な演出が魅力です。背景にも無数のサブキャラが描かれており、せっせとアニメーションしていて見た目が楽しいですね。
「タコスケが探偵事務所を開いた」というくだりは単なる裏話ではなく、本作の各ステージは依頼人の頼みにより始まるという演出が入っていてストーリー性があります。
ステージ終了後、ノルマ成功かノルマ失敗かにより、ステージごとに異なるフィニッシュ演出が見られます。失敗のときの笑えるバッドエンドっぷりはある意味必見です。
「タコスケが探偵事務所を開いた」というくだりは単なる裏話ではなく、本作の各ステージは依頼人の頼みにより始まるという演出が入っていてストーリー性があります。
ステージ終了後、ノルマ成功かノルマ失敗かにより、ステージごとに異なるフィニッシュ演出が見られます。失敗のときの笑えるバッドエンドっぷりはある意味必見です。
音楽面
相変わらずクラシック音楽や民謡を大胆にアレンジしたBGMが使用されており、優秀なサウンドスタッフによる鉄板のクオリティを誇っています。
曲数も大盤振る舞いで、一つのステージ中に数曲使用されていることが珍しくないです。
コナミの関連作繋がりのBGMを使用したセルフパロディも見られ、ファンなら更に楽しめますね。
曲数も大盤振る舞いで、一つのステージ中に数曲使用されていることが珍しくないです。
コナミの関連作繋がりのBGMを使用したセルフパロディも見られ、ファンなら更に楽しめますね。