映画「パリのめぐり逢い」自由の国フランスの三角関係を学びましょう。
2018年4月3日 更新

映画「パリのめぐり逢い」自由の国フランスの三角関係を学びましょう。

浮気症の夫と妻、不倫をする若い女性のストーリーです。1967年に発表された古い映画ですが、単なる三角関係に終わらないところが、自由の国フランスの映画です。原題の意味は、生きるために生きる。登場人物それそれの生き方や人生の課題への取り組み方を学びましょう。

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戦場で取材を続けるロベールの映像が流れます。目の前で亡くなった兵士の指には、結婚指輪がありました。

11月20日ロベールが行方不明になります。
ニューヨークにいるキャンディスもパリにいるカトリーヌも同じニュースを新聞で見ます。

その後ロバートは無事にパリに戻り、誰もいないアパートに帰りました。

そしてロバートはカトリーヌに会うためにスキー場に向かいます。友達や新しい男たちとディスコで楽しむ彼女は、「もう会いたくない」とロベールに告げます。
そして、諦めたロベールは会計をすませ、自分のお車へ向かいます。

※ココでネタバレ
一番はじめにロベールが浮気をするホテルのマネージャーとディスコのクロークが同じ人なんですよ。役を演じているのはJean Collomb(ジャン・コロン)。
そして、ロベールが車に戻りフロントガラスの雪をはらうと、助手席にカトリーヌが座っています。ここで映画は終わります。このあと二人はどうなるのでしょう。

フランス映画ですから、男と女、妻と夫という柵を越えた人間関係が築かれていくのでしょうか。

「パリのめぐり逢い」の原題は「生きるために生きる」

#lifeforlife#vivrepourvivre#french#movie#france

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「Live for Life」生きるために生きる

映画「パリのめぐり逢い」の原題は「Vivre pour vivre」、英語で「Live for Life」。

「生きるために生きる」という意味です。おわかりの通りパリと書かれているのは日本語だけです。
映画に登場するのは、オランダのアムステルダムの中央駅やVICTORIA HOTEL。アメリカのニューヨーク、アフリカ。意外なことにパリのシーンは少ないです。

また、映画では、血まみれのベトナム戦争やインドシナ独立戦争、アフリカの動乱やナチなどの白黒のドキュメント映像が流れます。

なぜ、生きるのか?「生きるために生きる」
それが答えなのかも知れません。

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