海外G1初制覇はこの私!!シーキングザパール!!
2016年11月25日 更新

海外G1初制覇はこの私!!シーキングザパール!!

日本馬として最初に海外のG1レースを制覇したのは タイキシャトルでもエルコンドルパサーでも無く、シーキングザパールである。 日本の海外遠征の先駆けとして結果を出したシーキングザパール そんな彼女の魅力に迫っていきたい。

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諸刃の剣

シーキングザパールのデビューは2歳の夏、大物外国産馬として
堂々とデビュー戦を飾ると、続く新潟2歳Sではまっすぐ走らないという
気性の荒さを露呈してしまい、3着敗退
気を取り直し、デイリー杯では、後の天皇賞馬メジロブライトを5馬身差で下し
重賞初制覇。2歳女王決定戦も圧倒的1番人気だったが、伸びあぐねて4着敗退。
勝つ時は強く、負ける時はもろい、シーキングザパールはまさにその典型だった。

マイルの頂点へ

年が明けて、当時は外国産馬のためクラシックレースの出走資格が無かった
シーキングザパールは重賞連勝を重ねて、2歳の頃のうっぷんを晴らしていく
大本命で迎えたNHKマイルカップも牡馬を従えての圧勝。同期のメジロドーベルや
キョウエイマーチとどちらが強いのか、秋の対決が非常に楽しみであった。

しかし、秋初戦のローズSは距離の壁なのか、キョウエイマーチの3着に敗れ
またもや脆さを見せてしまう。この後、休養に入り、結果、秋のG1レースに
顔を見せることは無かった。

1997.04.20

1997年NHKマイルカップ 実況:青嶋達也(フジテレビ) 「シーキングザパール!」の最後の「ル」が素っ頓狂に2度裏返ります。 そしてお約束の「吉田均さんですっ」もあり。

復活とタイキシャトル

シーキングザパールの休み明け初戦は高松宮記念のトライアルレース、シルクロードS
人気はイマイチだったが、チカラの違いを見せつけ勝利。続く高松宮記念は1番人気に支持されるも、4着敗退、安田記念は道悪という悪条件もあってか、二桁着順の10着に敗れてしまう。このレースを先頭でかけるのはタイキシャトル、同世代の短距離戦線の最強馬であり、これからともに世界を駆けるライバルでもあった。

実況ラジオたんぱ藤田直樹アナウンサー
98観戦記01 (1575092)

1998年5月24日(日) 3回中京2日 第28回 高松宮記念(GI) サラ系4歳以上 1200m 芝・左 (混合)(指定) オープン 定量 天候:雨 芝:稍重 1番人気 5番シーキングザパール(武豊) 2番人気 8番シンコウフォレスト(四位洋文) 3番人気 15番スギノハヤカゼ(田島裕和) レース結果 着差 人...

史上初の快挙

シーキングザパールは夏は休養せず、海外遠征を行う。タイキシャトルとともにフランスのG1レースに挑戦することとなった。日本の期待は無敵の王者タイキシャトルに向けられ、正直、シーキングザパールにはあまり期待がされていなかったと思う。
シーキングザパールはタイキシャトルと同じレースではなく、一週前のモーリスドギース賞に出走する。人気はイマイチだったが、武豊騎手を背にレコードタイムで快勝、史上初、日本馬による海外G1制覇を果たしたのであった。
U-setプラン : JRAカレンダー2016年【競馬本レビュー】? (1575093)

馬ぐるみ さ行 (1575459)

タイキシャトルに勝つために

シーキングザパールはその後、ムーランドロンシャン賞に出走するが、相手強化もあって、5着敗退、帰国初戦のマイルチャンピオンシップは8着、そのはるか前にタイキシャトルはいた。史上初の海外G1勝利もタイキシャトルが翌週に勝ってしまうなど、シーキングザパールにとってタイキシャトルはどうやっても敵わない相手だった。そんなタイキシャトルのラストランとなるスプリンターズステークス、シーキングザパールにとっても一矢報いるラストチャンス、タイキシャトルの圧倒的な勝利を期待したが、思うように伸びない。そんなタイキシャトルを大外からシーキングザパールが襲いかかる。そして差し切る。タイキシャトルには勝った。しかし、その前には同じシーキングザゴールド産駒のマイネルラヴがいた。こうして、タイキシャトルには勝利をしたものの2着敗退というなんとも煮え切らない結果となった。
スプリンターズSメモリアル(マイネルラヴ) - デジカメ競馬日記(重賞プレイバック) (1575458)

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